山口県宇部市居能(いのう)町に鎮座する「三嶋神社」
1855年に、居能開作(いのうかいさく)の守り神として建てられたそうです。
神社のあるところは、昭和50年ぐらいまでは、商店街にあったらしいですけど、今はお店はほとんどないです。。。
開作というのは、海を埋め立ててできた土地のことです。
宇部市は、瀬戸内海の西の端に位置していて、江戸時代頃から開作が始まったようです。
今の市役所のあるところも、沿岸部の企業も、すべて埋め立て地にあるみたいです。
宇部市は、工業都市かな?
すみません、よそ者なので('ω')ノ
もともとは、石炭が採れて、発展したのではないかと思います。
御祭神は、
始めは、西宮エビス三郎神を御祭神としてたらしいですが、時代の経過によって、
出雲の「コトシロヌシ」系のエビス神に変わったらしいです。。。
もともとは、海辺の町ですからね。
今は、海まで、数キロあると思います。
鳥居と本殿
境内に隣接した恵比寿社 中を覗いたら、御神体は大きな石でした。
なんでも、この神社の「居能盆踊り」というのが、めずらしい盆踊りらしいです。
江戸時代に流行した疫病を治めるために、神社に奉納された踊りなんですって。
「全国各地で踊られている盆踊りの多くは、お祭りの要素が強い踊りですが、居能盆踊りには古くから伝えられてきた踊りの型や、昔ながらの口説(くどき)が残っており、無形民俗文化財として大変貴重なものです。」―-宇部市のホームページから抜粋
おおっ!
疫病を治めるためなんだ!!!
疫病退散!!!!!
今年の夏、行ってみようかな( ´艸`)
神社のすぐ近くの、かつては商店街だった通りに、創業120年の小さな酒屋さん「なべちょう酒店」さんがあります。
さびれてないです。現役バリバリです。
※画像は、「なべちょう」さんのホームページからお借りしました。
なぜかというと、「なべちょう」さんは、山口県の誇る銘酒「獺祭(だっさい)」の専門店なんです。
「獺祭」の全商品を、常時在庫してるそうです。
それもですね、「獺祭」が人気が出る初めの頃からずっと専門店なんです。
もう、12年とか13年前とかからね。
社長さんの名字が「鍋丁」さんなんですって(*^-^*)b
人気沸騰した頃、この「なべちょう」さんで、獺祭が売り切れてたら、他のどこのお店にも売ってないって感じでした。
ちなみに「獺祭」というのは、イノシシカワウソの祭という意味なんですって
大きな道路からは見えない、一筋入った昔の商店街だった細い通りにあります。
120年間ずっとね