最近、家にいる時間が長くなった。
最近、あんまり忙しくなくなった。
そしたら、子ども達と過ごす時間が増えた。
そしたら、いろんな話を子ども達とするようになった。
一番下の娘が言った。
「お母さんがマフラーを編んでくれたのがすごくうれしかった。
お母さんがそのマフラーを間違えて、普通に洗濯機で洗って、ゴワゴワになったのが、すごく悲しかった。」
――それは、娘が小学校の低学年のときのこと。当時はうれしそうに笑い、悲しそうにべそをかいたんだろう。
でも、それから8年過ぎた今、その気持ちを言葉にしてくれた。――
次男との話
私 「ワンピース(アニメの)、最初からちゃんと見とけばよかったな~。」
次男 「コミック、全部あるよ。読んだらいいやん。」
次男はそう言いながら、ワンピースについて、いろいろ教えてくれた。
ゆったりとして気持ちで、ともに時間を過ごすと、今まで話さなかった事話せなかったこと、そんな事を自然に話す事が出来る。
それはたぶん、親子の間だけじゃなく、夫婦や恋人、親しい友人、そんな大切な人との間で、とてもとても大事な事なんだと思う。
そんな時間をともに過ごす事ができれば、分かり合えてると思ってたことが、独りよがりな思い込みだったて気がつく。
そしたら、誤解や、気持ちのすれ違いが、それまでよりも、ずっとずっと少なくなるなるんじゃないかなって。