お母さんに「助けて」と言ってみた。 | しいたけ。のブログ

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夫 大芋(2011年生 女)小芋(2013年生 男)の四人家族。
ドタバタな日々に、元々の鳥頭(3歩歩けば忘れる)が絶賛進行中。
ホ・オポノポノのクリーニングで自由の感覚を日々上書き中。
イラスト描いたりクリーニングして引きこもりライフ満喫中です。

こんにちは。
イラストレーターしいたけです。







恐れていたものが、ついにきました。





黄色い封筒、初めて見たよ。







思い起こせば2015年4月。

お子らを認証保育園に通わせながら
心屋さんの影響で存在給実験と称し
勤務日数を大幅に減らし、給料は激減。

もちろん生活はカッツカツ。
税金はついつい後回しにしていました。

経済的に少し余裕が出てきてから
未納分を少しづつでも納めていこう
と思いましたが、中途半端に納めていたため
どれを払ってどれを払ってないのか…

払込用紙を前にすると沸き起こる
動悸、冷汗、喉の詰まり。

何とかしなきゃヤバいという
認識だけはありつつも、怖さに負け
全力で目を背け続けた結果が
冒頭の通告です。

とてもじゃないけど今の自分には
払えない額の一括払込用紙と共に。


見た瞬間、全身の血がサッと引いて
喉に塊がググゥッと上がってきて
慌ててバッグの中にしまいました。

そのすぐあとに夫が帰宅したため
平静を装いながら、その日は終わりました。

翌日、仕事が休みの日。

一通りの家事も終わり
一瞬手持ちぶさたとなった時

「よし、今だ。」

と思い、改めて通告を読みました。

一通り読んだあと、次々とやってくる
胸の重苦しさ、喉の詰まり、にじむ汗と涙
どうしようもない恥ずかしさ
居たたまれなさ、恐怖。

それをただ感じながら
子宮付近に岡田さんの言う三軸を意識しつつ
ひたすら、すうはあ呼吸していました。

途中で苦しくて耐えられず
この子を抱いてすうはあしてました。





巨大オルゴナイト

聖なる手流弾

魔払邪(マハラジャ)


です。
好きだわーこのネーミング

有効範囲は何と無限大。

家にはあと少し小さいタイプの魔払邪があり
その有効範囲は1500㎞です。





少なくとも。

関東圏の平和は我が家が握ってます。
(瞳孔全開)




魔払邪を抱っこして目をつぶると
自分が細かい粒子になって
重い粒、いらない粒がブワーッ…と
飛ばされていく感覚がありました。


少し落ち着くと今度は

これは最後のチャンスだ

という思いが出てきました。

今ここ。

これにまつわる諸々をクリアにしないと
これはずっとついてくるだろう
補講のように私の行く先々で
未完了の残滓はずっとついてくるだろう

でもどうやって?

夫には言えない。
でもどうしようもなければ
言わざるを得ないだろう。


役所に頼んで、分割にしてもらう?

…出来れば一回ですっきり払いたい。
全部片付けてから、福島に行きたい。


その時初めて
お母さんにお金を借りよう
という思いが出てきました。

お母さんに借りよう、それしかない。
ちょうど2日後に来る予定だし。

そこで初めて、力が抜けました。
以前の自分だったら、母に借金なんて発想
絶対出てこなかったろうな…
と思いながら。

母が来るまでの日々、気持ちは乱高下。
母がもしお金を貸してくれたら…
母がもし貸してくれなかったら…
母がもし交換条件を出してきたら…
母がもし迷惑そうな素振りを見せたら…


そして母が来て、お子らが昼寝中
福島に行くことになった話の次に

「お願いがあります。
お金を貸して下さい。」

と言いました。

母は間髪入れず

「ああいいよいいよ」

と大きく頷きながら言いました。

予想外のことに私が呆然としていると母は

「しいたけは今まで本当に
家族のために頑張ってくれた。
本当に一人で、みんなを支えてくれた。
どうか私のお金を使ってほしい。
いくらでも渡すから、言って。」

「○…○○万。」
(瞬時に計算し
言うつもりだった額の2倍言った)

「分かった!すぐ振り込むよ。
今までよく頑張ってきたね。
これでやっと安心できるね。」


もう、涙腺崩壊。

物心ついてから
母の前では決して泣いたことないのに

気付けば母と抱き合って
わんわん泣いていました。


理由を聞かない母に、自分から

経済的に苦しい時、税金を滞納したこと
何とかしたかったけど
怖くてそのままにしたことを話しました。

母は非難や説教めいたことを一切言わず
黙って聞いたあと、最後に

「良い経験したね。

勉強になったね。」

とだけ言いました。





えーと以前からブログ読んで頂いてる方は
何か私が起業するとか書きたれてたのを
覚えてらっしゃるかもしれませんが

こんなんで起業って
どの口が言うんじゃボケって感じですね。
したのおくt(自主規制)

でも、確かに良い経験しました。
もうどんなに怖くても
その都度見ていくしかない。

そして今度こそ、一人で抱え込まず
周りに言おう、頼ろう、甘えよう。
ちゃんと恥をかこう。
ちゃんと泣き言言おう。


一面から見れば
放置してた自分の問題が大きくなって
母にお金借りて、当面解決。

というだけの出来事ですが

母と泣きあったあとの

過去の記憶の亡霊が成仏したような
頑なに凍らせていた氷柱が溶けたような

そんな感覚が身の内にあり

もしかすると私の恐れと逃避による
一連の経過全て宇宙の采配だったりして…

なんて思ったりして。

なんつて。




とりあえず今度の休みは役所に行って
ぜーーーーんぶクリアにしてやるううう!

待ってろよ、担当者!!
(人の金でよく吠える弱犬)