モビルスーツ装着時代① | しいたけ。のブログ

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夫 大芋(2011年生 女)小芋(2013年生 男)の四人家族。
ドタバタな日々に、元々の鳥頭(3歩歩けば忘れる)が絶賛進行中。
ホ・オポノポノのクリーニングで自由の感覚を日々上書き中。
イラスト描いたりクリーニングして引きこもりライフ満喫中です。

こんにちは。

「アトリエ Little willow」
イラストレーターしいたけです。






再び過去記事(2015年11月)の再掲です(^^)


岡田さんがよくブログで書いている
スピ界の気持ち悪い面々が
入れ食い状態、というか主要メンバーです(笑)
※もちろん自分も含めてよ〜

憎しみ恨み寂しさが心の中で渦巻いてるのに
ニコニコ微笑んで
全ては愛よとチャネっちゃうとかね。

当時の自分の心象風景視点で書いてるので
どこまでも暗く重く後味悪めですよ。


それでも良い方、どうぞ〜♬



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こんにちは。
鳥頭母ちゃんこと、しいたけです。




遡れば私が本格的に
スピリチュアルに足を突っ込んだのは
ヒプノセラピーがきっかけでした。

よく覚えていないんですが
何かの食事会に友達と参加したとき
その場にヒプノセラピストの方がいて

次期の生徒募集中よ、と聞き
やってみよっかな~と軽く思ったのです。

私の他に生徒は二人いたのですが
皆初対面、でもヒプノの先生曰く

「○○時代で同じ神殿にいた巫女さん」

だそうです。

当時は正直なんのこっちゃと思いましたが
まぁ縁が深かったのは確かかなーと。


スピリチュアルに本格的に関わり始めると
それまでのキラキラ・ふわふわした世界

                                  ↓

人間のドロドロが渦巻く世界に直面する、
というのはよく聞くんですが
私も例外ではなかったです。

といっても、当初は全くの傍観者でした。



ヒプノ講座の生徒は

①私
【30代前半。独身。
スピリチュアルに興味があるが
なんか視えたり聴こえたりする人の
領域と思っていた。
いつもニコニコ
秘かにムードメーカーを自負してるが
底に感情をがちがちに押し込めている。
でも自分はそれに気付いてない。】

②Aさん
【30代半ば。女性。シングルマザー。
視えたり聴こえたりといった力があり
三人の中でリーダー的ポジション。】

③Bさん
【30代前半。女性。
とても繊細で、真面目。】

この三人で、講座が始まりました。

まずはいろいろなバージョン
(過去生、中間生、胎児期
インナーチャイルドなどなど…)
の誘導をレクチャーしてもらったあと

あとは先生も交えてお互い
ひたすら誘導、誘導、誘導…です。

私はここで初めて
自分のインナーチャイルドが
かなり偏っていることに気付きました。

まず出てきたのは、完璧に自給自足の生活を
一人で営んでいる子。

とにかく一日中働いていて、
誘導者が何したい?と聞いても

「仕事の邪魔だから、あっち行って。」

と答える始末。

でも誘導されてる時は
これっぽっちもおかしいと思わず、むしろ

「なんかしっかりしてていいねぇ。」

なんて気でいましたが(あほ)
誘導終了後の、みんなの「…」の顔を見て

「へ???」

そしてインナーチャイルドの意味を
初めて分かった次第です。

その後もテントとリュックを抱え
人が来ない山奥で放浪生活してる子

全身が直視出来ないほど捻れている
奇形の子

などなどが出てきましたが
私は最後まで真摯に向き合うことなく

おもしろーい!と、出口が分かっている
お化け屋敷にいるようなスタンスで
毎回参加してました。

誘導を受けている時に涙が出たり
感情が高ぶることもありましたが

どこかで「役」を演じているような
その場だけのキャラを被っている、
そんな感覚は常にありました。



先生には一度、

「かったいモビルスーツつけてるよ。」

と言われたことがあります。

その当時はガンダムを知らなかったので

「それはザクですかグフですか。」

と返せなかったのが、今も悔いが残ります。

まぁ先生曰く、
がちがちのモビルスーツを装着した私は
いつもニコニコしながら
目の前で繰り広げられるドラマを
あらら~なんて思いながら傍観してました。

Aさんは元々
スピリチュアル方面の能力があるので
ヒプノ中も鮮やかなビジョン
明確なメッセージ
そんなものが次々と出てきて

凄いなー、さすがだなー
と、思いながら見ていました。

対照的にBさんは、まず言葉が出てこない。
でも何かを感じている証拠に
とめどなく涙が流れています、ずっと。
でも言葉が出てこない…と自分でも言って
そういう状態が長く続きました。




そのうちに、関係性が変化してきました。



先生のいないところで
Aさんが、私とBさんにお告げのような
色んな存在からのメッセージを
言うようになってきたのです。


「そなたたちは~」で始まるような。
「己の使命を思い出せ」みたいな。
「愛の紫の光を授けよう」みたいな。


私もBさんも困惑しつつ
「ほうほう」と聞いていました。

程なくしてAさんは今度は先生に
自分の能力を誇示するようになりました。

「私はこれが視えて
こういうメッセージをもらったわ!!」

みたいな。



ひとつ、忘れられない場面があります。

ヒプノの練習の中休みちゅう
お茶の時間にAさんが先生に聞きました。

「先生、なんかさっきから
お坊さんみたいな存在が後ろにいるの。
悪いものじゃないみたいなんだけど…。」

すると先生はAさんを少しじっと見たあと
淡々と

「そのお坊さんはね、Aさんの過去生。
人にいろいろ言いたい思いが残ってて
Aさんの側にいるの。

だからAさんが、良かれという思いでも
人にいろいろ言いたい、助言したい
そういう思いを手放せば
もうそのお坊さんは、いなくなるよ。」



それを聞いた時のAさんの表情を一瞬見て
私は慌てて目をそらしました。


しらっちゃけた顔色。

鏡板のように、奥行きを失った目。


今から思えば、私が見たのは

純粋な「憎しみ」だったのかもしれません。




長くなるので、続きまーす。