トゥーレの木を見た後は織物の村へ。
1軒の工房にお邪魔して、織物の作業工程を見学させてもらいました。
ここでちょっと興味深かったのが染色方法。
普通は植物で色を染めたりすると思うのですが、ここでは赤い色を出すのに虫を使っていたんです!!
実際に、虫を潰して色を出す様子も見せてくれました
ちょっと気味が悪い感じもしますが、この染色方法はテオティワカン遺跡の外壁にも使われていて、メキシコに古くから伝わる手法のようです。
それが今でも続いているんですね~。こういったものは受け継いで行ってもらいたいです。
この工房では作った織物の販売もしていました。
織物などの民芸品が好きなので、何か買って帰りたかったのですが、絨毯などの持ち帰れそうにないものばかり売られていたので、見るだけにしました
小物があればよかったんですが、ちょっと残念です。。
次に向かったのはミトラ遺跡。
ここもちょっと気になる場所でした。
というのも、他の遺跡で見たことのないタイプの装飾が見られるのです。
規模は大きくないのですが、装飾のきれいな建造物がいくつもありました。
その建造物がこちら。
壁には細かい装飾が施されています。
この手の装飾って今までの遺跡で見たことがないです!
ミトラの建造物にも他の遺跡の建造物と同様、何かしらの意味があると思うのですが、それよりも模様の美しさが印象に残っています。
ピラミッドのような迫力のある建造物はありませんが、装飾の美しい建造物が見られます。
町の中にある遺跡なので、立地的に遺跡に来たって感じはしませんでしたが、このタイプの装飾は珍しいので興味があれば来てみる価値はあるかと思います。
でもこれだけが目当てだとちょっと物足りないと思うので、やっぱりツアーで色んな観光地と一緒に見て回った方がよさそうです。