この遺跡の一番の見所がこちらのピラミッド。
各段の壁にある窓のような窪みがこのピラミッドの特徴です。
この窪みはこの面だけではなく四面全てにあり、それらの窪みを全て合計すると・・・365個、つまり1年の日数分あるんです!
チチェン・イツァ遺跡にも階段の数で1年の日数を表しているピラミッドがありましたが、このピラミッドも建物自体がカレンダーの役割をしています。
そしてこの壁龕(へきがん)のピラミッドの横にも立派なピラミッドがありました。
それがこちら。
壁龕(へきがん)のピラミッドのような特徴的な窪みはありませんが、直線のきれいな形が印象的です。
そしてこのきれいなピラミッドなんですが、“建物5”と呼ばれています。。
“建物5”が名前というのではなく、名前がないので“5”と番号が振られているだけのようです
世界遺産に登録されている遺跡なんだから、ちゃんとした名前があってもいいものなんですけどね
他にも遺跡の中には建物AとかBとか・・・色々あるようです
そしてこの近くにある“南の球戯場”の壁のレリーフも見どころです。
ちょっとわかりづらいのですが、この中に“人身供儀の図”があります。
一人が中央にいる選手を抑えつけ、もう一人がその選手の胸にナイフを突き刺している様子が彫られているんです
チチェン・イツァ遺跡の球戯場には、“勝った”チームのキャプテンが生け贄にされている図のレリーフがありましたが、ここの遺跡での“人身供儀の図”にはどういった意味があるのでしょう??
エル・タヒンは修復中の建物が多く上れるピラミッドもなかったので、ちょっと物足りない感じもしました。
なので、今回はちょっとガッカリな部分もありましたが、その代わり?にちょっとしたオマケがありました。
そこで、遺跡見学を早々と終え、その場所に行ってみました