今年２月３日節分の日、不覚にも自動車事故をやってしまった。
事故の顛末は電信柱に真っ正面から突っ込んだもの。
衝突速度はブレーキ操作で時速１０㎞ぐらいまで落ちたのだけど残念ながら止まり切れなかった。
低速だったにも係わらず余りにも真っ直ぐ突っ込んだせいでバンパー、ボンネット、フロントグリルが内側へ「く」字状に大きく折れ曲がり、ラジェーターグリルからは冷却液が音を立てて流れ落ちる有様。
修理は可能だが費用を考えたら同レベルの新古車も買えるので「どうします？」と車屋さんに訊かれた。
どちらも費用は保険でまかなえる、とのことだったので新古車にした。
その新古車が今日やっときた。
車メーカー、排気量、色、スタイル、は前の車と全く同じ。
「よくぞ探してくださった。」とお礼を言ったのだけど、件の車屋さん「スタイルは同じでも性能はツーランク程アップしてますよ。」
と自信ありげにのたまった。
聞くと、エンジンキーがスマートタッチキー。前の車のようにキーを突っ込んで回すのではない。エアコンも温度設定しておけばＡＩが自動調節してくれる。
その上後席も運転席同様スライドシートになっていて、荷物スペースの変更もできる。
下車時ドアミラーも自動的に開閉する。
それやこれは前のには無かった。
一通り説明を聞いて「それではお気を付けて」と送り出されて走り出したら走行音の静かなこと。
やっぱり新しい車はいいな～、と思ったのでした。
今回は初めて事故をやって保険の有り難さに深く感じ入ったのでした。
しかし、これに甘えず安全運転に気を付けよう。と兜の緒を締めたのでした。
おしまい