雨降るかどうか?の判断は、昔は各人が、空を見て勝手に判断するしかなかった。
しかし、例えば漁師さんなんかが言う
「あの山の上に雲がかかれば半日後は雨。」
とか、
「夕焼けが紫色に染まったら台風が近い。」
とかいうのは、今はやりのお天気レーダーよりも正確な時がある。
実は私も一つ確信の持てる天気予報のネタを持っている。
結構当たるのでご披露しましょう。
…曰く
「いくら快晴でも箒で掃いたような雲が少しでも出たら、6時間以内に曇りか雨になる。」
という予報。
証拠をお見せしましょう。
今日の午前中はとても気持ちのいい小春日和で雲一つない快晴だった。
珍しくキャツ (はい、妻のことです) が、
「天気いいから、どっかドライブ行きたい。」
というので「よっしゃ。」と即出発。
そして一時間ほど走って道の駅で休憩。
紅葉の進む向こうの山肌が綺麗なので写真を撮っていたら、
その山の上空にサッと掃いたような巻雲が出ていた。
これですね。
「あっ、これ雨の前兆だ。」
と、思わずキャツに言ったら、
「ほんとぉー?」
と信じない。
「4~5時間後には、箒雲が羊雲にかわって、やがて空全体に雲が広がって雨になるの。」
というと「へー!」と半信半疑。
一通りあちこち回って午後3時。喫茶休憩して車に戻ると、空の巻雲はモコモコとした雲に変わっていて
空一面に広がっている。
そして午後5時過ぎ、帰宅して西の空を見るとこの通り。
振り返った東の空はもう分厚い層雲に覆われている。
「この調子だと今晩夜半には一雨来るな。」
というと、キャツは
「ほんとやな。あんたの言う通りになるな。」
と感嘆してくれたのでした。
実際、岡山市では午後8時~9時頃には雨が降りました。
めでたし、めでたし。
おしまい