14時過ぎるころ、ガンガン流れる潮に乗せてひたすら流していると、シュルルンとウキが消し込み、大合わせを加えてやると、ガツーン。
「あいたた、根掛かりじゃん」と思って竿をビュンビュンと上下させるとあれれ、竿を持つ手に伝わってくる生命感。「魚、付いとるやん」と、思った瞬間からギュイーンと走りだし、止まりませぬ。ブレーキはしっかり握りこんでいるものの、ドラグが全く効かず、ギーギーとうなりにうなり糸は出ていくばかり。
「ドラグをしめねば」と思ったその瞬間、プン。
逃げた魚は毎回大きいけど、今回は手も足も出ませんでした。でかかったー。チヌがあそこまで引くかいな?
乗っ込みも終盤、今日で終わりかと思っていたけど、この当たりを前にして思うこと。また行かねば。正体を確認せねば。
この橋の向こうには夢があるのお。
釣れたのは結局2枚。42センチと38センチ。リリースして帰りました。
また行かねばなるまいて。