73系のモーター換装を | 黄金色の電車工房から

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2019.8.15 yahooブログ「16番鉄道模型と鉄道写真の部屋」より移転してきました。
1/80真鍮キット工作の楽しみを広めるべく更新してまいります。
一応、旧型国電が専門です。


こんにちは。
シルバーウィーク二日目、久しぶりに旅行へ出かける方も多いようですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

こちらは相変わらず作業の時間が取れていないのですが、アトリエリーフ73系のモーター換装だけやりましたのでブログ記事として記録を残しておこうと思います。

いや、モーター換装というよりは、「前回と異なる形式のモーターを採用したモーター車を新規製作、ただしMPギアシステムは前作のものを取り外して流用。」という方が正しいです。


直近で制作したモハ72の513-552(昭和28年度車)をM車化します。
まずはモーターホルダーセットの説明書きのとおり、床下にケガキをいれて。


モーターホルダー取り付けビスと、開口部の四隅だけとりあえず貫通させます。


開口部を糸鋸でくり抜き、ネジ穴にタップたて。


開口部の整形ができたら、一度モーターをはめてみてリード線の逃し穴を開口。
ここは余裕を持って少し大きめで。


MPギアを組み込んだ台車とモーターホルダーを固定して、ウェイトの取り付け位置を決めます。

曲線通過時に動力伝達のシリコーンチューブがウェイト内側に干渉する事を避け、かなりモーター本体に近づけた位置にしました。


続いてモーターの端子にリード線をハンダ付け、リード線のもう一方の端部にはラグ板を。

久しぶりに電気配線用のハンダを使いました。


うちのR=600急曲線を通過させるための措置として、IMONカプラーを#207から首の長い#209へと取り替えます。


全部組み立てが終わりました。


アトリエリーフの73系シリーズでは、アングルと床板を締めるビス穴が台車ボルスタを囲むように配置されている為、このように車体中央部が重たくなると垂れ下がって来てしまいそうです。

床板の剛性を高めるかビスを2本追加するなど検討していきますが、今日はとりあえずこのままで。


MPギアを持っていかれてしまったモハ72は、電装品を取り外してトレーラー車化しました。
いずれMPギアとLN15を購入して再度、動力化するつもりです。


クモハ73265ほか鶴見線3連



クモハ11ほか南武線4連



同、別アングルから


本日はここまでです。