◆ため口
先日、年下の親しい人たちと飲んだ席、内容的には誉めてくれているんだけど、

「コイツさー、〇〇なんだよね」

「コイツは、〇〇って言うんだ」

などと言われた。同席した人はどう思ったのかな?

注意してあげた方がいいのかな。

 

 私個人は、怒ってもいません。ただ、それを聞いていた人たちが、彼のことをどう思うかが心配になったのです。

 

 彼は、過去に私の知る範囲でそれそれ別な場所で似たようなこと2回おこしていて、2回とも、聞いていた人から、彼にではなく、あとで私に「彼は失礼な人だな。君は怒らないのか?」と言われたからです。

 内容的には、私を侮辱しているわけではなく、むしろ誉めていくれているのですが…。

 

「コイツ呼ばわり」のようなことしたことについて、違和感を持ち、彼の人格がと問われたのです。

 

 私個人は、「俺は、まだ自分がそういう言う方をされるレベルなんだなー」と自分のレベルを図る材料の一つにしているだけです。

 

 

 話は遡りますが、大学を卒業して、教員になった1年目のお正月。大学のOB会に出席しました。私は体育会出身ですから、バリバリの縦社会で生きてきました。

 そのOB会には、面識のある、私の入学時、4年生だった先輩がいました。当時1年生は、日分から4年生に声をかけることは出来ません。4年生から声をかけられたら、「ハイ」しか返事は出来ないような世界でした。

 こちらは顔を覚えいるので、挨拶を行き、自己紹介をしました。すると、その先輩が「なんかいたような気がするな、釣部先生」と言ったのです。当然呼び捨てか、お前と呼ばれるかと思っていましたから、驚きました。

 

 周りの見ると、みんな先輩後輩でもさん付けや○○先生と呼んでいるのです。

 2次会でも同じです。

 

 3次会になり、「〇〇先輩、なんで自分を釣部先生とか、釣部さんとよんでくれるのですか?釣部でいいです」といったら、

「先輩と呼ぶのやめろ。俺のことも、Mさんか、M先生と呼んでくれ。俺たちは、学生じゃないんだ。同じ社会人だ。さん付けで呼ぶのは当たり前だろう。○○大学のように、卒業しても学生時代と同じことやっていないだ。俺もな、それを先輩から教えてもらったんだ。来年からは、釣部さんが、後輩にそのことを教えてやってくれ。学生のときは学生の時。社会人になったら並列、リスペクトしあうのが俺たち茗渓会なんだ」

 

 衝撃の言葉でした。その以降、私はそうしましたし、後輩にそう伝えました。

 

 研究会の懇親会では、他の大学の同期の先生は、先輩にこき使われ、芸をやらされ、学生時代を社会人になってもやっているかのようでした。

 

 3次会くらいになると、その同期は、「いつか仕返ししてやる!」先輩の文句を言ってました。

 

 少し経つと色々な方から、「あいつはひどい!」とか、「あの大学の〇〇部はひどいよな」との声が聞こえるようになりました。そして、「それに比べて、釣部さんのところは、そういうのないね」と言われたのです。

 

 1年目に先輩に言われた言葉の意味が分かった気がしたのです。

 

 私は、基本みんなの前で誰かを「コイツ呼ばわり」することはありませんし、されても、内容が侮辱されていない限り、「この人がそういうレベルなんだなー」とか「俺は、まだコイツ呼ばわりされるレベルなんだなー」と思うだけなんです。

 

 でも、本人が気が付かないだけで、周りはその人の人格を疑っているわけです。

 

 だいぶたって、ある人が言ってました。

「日本大臣は、歩き方なっていない。日本の恥だよな。誰かおしえててやってくれよ。世界の笑いものだぞ。でもな、皇族の歩き方を観てみろよ。あれを笑う人はいないぞ。大臣クラスは自分じゃないんだ、日本の代表なんだから、それくらい自覚を持ってほしいような」

 

 リーダーは歩き方でも日本の恥を言われるわけです。

 俺は気にしてなからで、いいのかな?なんて、そんなことを思ったので、先ほどの記事を書きました。

刺身、寿司の画像のようです

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