*4日目*最終日
GTフィッシャーズの船にはキャプテンのモハメッド含め、クルーが常時3名乗船しています。私達2人に対してクルー多すぎッッと思いましたが、
すべての写真撮影をクルーが行ってくれるので、私達のどちらかが魚を掛けても構わずキャストして自身の釣りに集中する事ができました。
(写真撮影していて時合を逃す事もあるので、これは良いサービス。しかも写真を撮りなれているから上手ッ)
この日は南マーレへ1時間程の移動。
最後にBIG ONEを釣らせてあげたいというクルー達の気持ちが空気を通じて伝わってきました。
ポイントに到着後、まずはいつもの様にリーフエッジへキャストして相方が小型をキャッチ
ぽぽこにはアオチビキ。
そして、インリーフからのドロップオフで今回2本目となる20UP
獲りづらい難所でも掛けたら確実にキャッチする相方。安定しています。
その後移動した沈み根でバイト多発ッッ
出るけど乗らないを繰り返して3度目の正直で、ぽぽこキャッチ――
嬉しいけど、
この時点で3日間もの間、炭鉱労働者のごとくキャストして手の平は豆だらけ。
疲労がピークに達してキャストするにも力が入らない。
愕然とその場に座り込むと、その真下からクルー達がカメラを構えて激写。
ぽぽこを写して”ケタケタ”笑ってくる。
・・・・・・・・・・・うっとおしい。
してやった感のクルーがマジでムカつく。。。
釣りをしている時はクルー含め全員真剣なのですが、移動の時になると常にちょっかいを出してくる陽気なクルー達。
それでも、ポイントに到着すると
「GO GO GO―――キャストッキャストーーーーッッGOッッ」
・・・・・・・って、豹変し過ぎだろ。。。
けれども、疲れてライントラブルが多くなった際に
どんな激しいライン玉が出来てもクルー達が口の中でいとも簡単にほどいてくれたのでシステムをやり直す必要も一切無く、その辺は感謝、感謝です
そして、今回結局ランチは4日間無いまま。
リゾート側で用意出来ると言われたのですが1日、30ドル(1人)!!
日本円で約¥3400!!
一体どんなランチだッ。重箱にでも入ってるのか?はたまたシェフが付いてきて料理でも作ってくれるのか?
この暑さの中キャスティングしていると、さしてお腹も空かず、逆に食べると気持ち悪くなりそうだったのでランチを自ら辞退。
その代わりに部屋のバーカウンターに置いてあるナッツを持ち出し、小腹がすいた時エネルギー補給していました。
高カロリーで塩分のあるカシュナッツに随分助けられました。
その後も汗水垂らしてキャストをする中、すぐ傍では干潮時に現れる
サンドバンク(砂浜でできた島)でパラソルを立ててバカンスを楽しむ人たちの姿。
モルディブでの観光一切無し。
ランチも持たず、熱中症になりかけて、手の皮剥けて、クルー達からは
常に”休むなッキャストし続けろ”と言われ、、、、、隣の芝生が青く見えてしまいました。
釣りだけの為にモルディブまで来たのだから最後まで楽しもう、
いや、、、やり抜こう思う。
そしていようよ終盤戦。
心なしか、ロケーションのいいポイントでのキャスト。カスミアジが釣れるインリーフ内。
この時、脳裏に浮かんだのが某石垣島の船長の一言・・・・。
”最後はロケーションのいいポイントにご案内して良い釣りだったと思ってもらいたいですからね~”
・・・・・・まさにドンピシャ、今の状況。
そこそこの魚釣って、楽しい思いで作って帰りましょ~ねってかッッ
Next Point!
そして最後のポイントで何とか、ぽぽこ、相方共に小型をキャッチ
途中、外道で釣れたダツをクルーがその場で捌き、その切れ端を食べて
「ダツうまッッッ」
と言っている相方をよそに、、、、
ぽぽこ、最後の1本を絞り出してフィニッシュとなりました。
今回の釣果は4日間で
ぽぽこ・・・・・GT12本
相方・・・・・・GT14本
グルーパー2本・カスミ4本・バラフエ、もの凄く沢山。でした。
BIG ONEは奇しくもキャッチ出来なかったにせよ、やり切った感半端ないです。
モルディブの海の豊かさ、底力を感じた釣行でした。
今回も常にミヨシを私に譲ってくれた相方、
鬼教官の様に厳しかったけど、私達に釣らせてあげようという気持ちが凄かったクルー達。
今思えば、本当に感謝です。ありがとうーーーーー
苦しい中での魚を釣った喜び再確認できましたよ。
そして4日間の釣りを終えた翌日は空港へ向かうまでの時間をリゾートでのんびり過ごしました。
今回、釣りが終わった後いつも行っていたリゾートバーに顔を出して
”また来るよッッ”とマスターとハグを交わし、、、、ちょっと涙腺緩みました。
言葉はうまく通じないにせよ、
4日間通い詰めていた為、完全に顔を覚えられ
桟橋に私達が乗った船が着くのをみて事前にビールをテーブルにスタンバイしてくれていて、メニューに無いなカクテルの注文にも快く対応してくれました。人の良さが顔に出ているとでもいうか、本当に気が利く素敵なスリランカ人のマスターでした。
そして、リゾートのスタッフ達に見送られ、モルディブを後に。
トータル、本当に良かったッッ
日本ではデカいGTが狙える可能性は高いにせよ、ここまでの数は絶対に出ません。
モルディブの海はまだまだ豊かでプレッシャーの少ないポイントは多々あるのだと思います。
今回掛けた魚もすべてトップ。あまりにもトップに出てくるので、ルアーをサスペンドさせる必要もありませんでした。
本当に素晴らしいッッ
また絶対に来よう、モルディブ、、、近いうちにッッ( ̄▽+ ̄*)