*4日目*
この日からは今まで以上に気合いを入れて、大本命のピラルク―を釣る為にアマゾンBKKへ。前日に引き続き総勢10名で参戦。。。超ハイプレッシャーです・・・・
実績のある、ヴェイロンやギリングといったルアーを超スローで巻いて
ピラルク―を狙います。がしかし、待てど暮らせど一向にバイトがない。
聞くところによると、前日のお客さん達が10本もピラルク―を釣り上げたとの事。
・・・・・いい加減スレてしまったのか。(´д`lll)
けれどもそんな渋い中でも、私達以外に一人で来ていた外国人だけが魚をよく掛ける。
一体何が違うのだろうと仕掛けを見せてもらうと、フローティングルアーのリアにリーダー、その先に毛鉤がセットされていた。底を切って喰わせている感じでした。
魚も毎日ボトムをネチネチ泳いでいるルアーに見飽きてしまったのだろうか
頼みの綱としていた2回ある餌撒きタイムも活性が弱く静かなものでした。。。
他の方達も相当苦戦している様でして、ようやくHITしたと思えば姿を見せるのはアリゲーターガーorアジアンレッドテールキャットフィッシュ。
アジアンと付くだけで可愛さ半減。。。
愛おしいあの子(レッドテールキャットフィッシュ)とはまったくの別物です。
相方はアジアンテールキャットフィッシュ1キャッチ、、、ぽぽこ、ボウズ・・・・
精一杯強がって
「大丈夫だよ。明日もあるし~~」
と自分で言っておきながらも、悔しさで表情が強張るぽぽこでした。(T_T)
*5日目*
まだ諦めていませんッアマゾンBKK2日目。
この日のお客さんは、ぽぽこと相方2人だけ。貸し切り状態でした。
日本人ガイドの竹中さんから”昨日あれだけ渋かったから、今日は釣れるよ”
と言われたのですが、過度な期待をして奈落の底に落とされるのは御免こうむりたい。
そして、朝一の餌撒きタイム。BKKのスタッフがティラピアを投げ入れる。
すると明らかに前日とは違う高活性ッッ
イケるッッッ!!
”ガツン”としたアタリを感じ、ぽぽこにHIT――――
時折水面に浮上する魚体を見て、ピラルク~~~と思ったのですが、、、、、
まさかの巨大アリゲーターガー。 惜しいッッッ
それでも、脱ボウズ。良しとしようッ
そして、常連となったレッドテールキャットフィッシュ。BKKでは外道としての扱いしか受けないのですが、ぽぽこにとってみたら十分嬉しい。特別な存在だ。
直後、傍でBKKのスタッフが竿を出していたらしく、それにHIT
”後はお前が釣り上げろ”と言わんばかりに竿を差し出してくる。
またしてもこのパターン?・・・・・・
そして上がってきたのは、、、サイズは小さいにせよ本命のピラルク―。
この魚だけは掛けてからのフッキングも全て自分でやりたかったので、喜びは半減であります。
写真を撮り終え、餌撒きの余韻が残っている周辺を集中的にキャストして
相方にもレッドテールキャットフィッシュが逢いにきてくれました。
その後は反応も途切れ、マンネリモードで相方が早めの昼食をとる中、
ぽぽこは、ひたすらピラルク―狙い。
するとッ、池の中にあるパイプから排水が流れ出るッ
これは餌撒き用の生け簀から、一定の基準を超えると溢れ出る排水。
なので、パイプからはデットベイトや、ティラピアの臭いが付いた排水が流れ出る。
ガイドの竹中さんは、近ごろ排水にはなかなか魚が寄り付か無くなった。
と言っていたのですが・・・・・・
ふとパイプ下を見ると、大蛇を連想させる巨大なピラルク―が射程範囲内に接近ッ
すぐさまルアーを投げるのではなく、、、落とし込んでみる。
”ゴンッッッ”
キタ―――――――ッ
鬼フッキングを入れて、HITした事をBKKのスタッフに大声で知らせて、ランディングのスタンバイをしてもらう。
細心の注意を払い慎重に寄せてくるピラルク―を見て
”BIG、BIG------ ”
と言われ絶対に獲ってやると思ったのですが最後のエラ洗いで痛恨のフックアウト。
声を発しようとすると色々な物が込み上げてきそうで、、、グッと我慢。
気持ちを切り替え、再びキャストすると、
またしてもHIT
が、ドラグは緩く設定してあるので、ファーストランの主導権は魚側にあってやりたい放題。橋の下をくぐられ、反対側の池まで走られ、挙句の果てに木にラインが絡んでしまう有様。。。
どうすんだ、これ・・・・・・・
すると、BKKのスタッフが池に入ってくれて全力でサポートしてくれました。
良い人過ぎる。(こりゃチップを弾ませなければ。。。。)
そして、何とかして上がってきたのは良型のあの子。
ピラルク―では無かったにせよ、嬉しいです。
相方も触らずにはいられない愛くるしさッ
レッドテールキャットフィッシュという魚は360度、どの角度から見ても完璧なフォルムをしている。
ヌメリも臭いも無くビニール質で、つぶらな瞳。そのうちしゃべり出すのではないかと思う程。
そして、ストップフィッシングが近づく中、相方にHIT
これは・・・・・
もしかして・・・・
まさかの・・・・・・
ピラルクーキタ―――――ッッッ
最後に釣り上げた渾身の1本。
しかも餌絡み無しッッ正真正銘、実力でキャッチしたピラルク―
(ルアー:ジャッカル ヴェイロン)
本当におめでとう
*6日目*最終日
今回のラストを飾るのは、”ITモンスターレイク”
予定では午前、ルアー釣り。午後、餌釣りなのでしたが、この日は
ぽぽこ、相方、山田氏3名の貸し切り。他のお客さんも居ないので
割と好きな方で釣りする事ができました。
まずは、鯉にあげる様な撒き餌(粒のソフトタイプ)で魚を引きつけて、そこへ撒き餌を団子状にした仕掛けを投げ入れる。ルアー(F)は浮き替わりです。
いちいち団子をまとめるのは面倒なので、いくつか作ってストックしていたのすが、、、
何だか家畜のウ〇コみたいになっていました。
そんな中、餌撒き効果は絶大で、魚がバシャバシャ集まり、水面をボイルッ
いとも簡単にパクーをキャッチできました。
一通り餌でパクーの引きを楽しんだ後は、改めてルアーで挑戦。
すると、ものの1投目にして”ガツンッ”と力強いアタリ。
相当ラインを出され、苦戦する中上がってきたのは・・・・・
チャープラヤージャイアントフィッシュ
デカッッまさかこんなデカい奴が上がってくるとは思ってもみなかった。
そして、ザリガニルアーでも釣れました。
ITモンスターレイクでは嫌という程レッドテールキャットフィッシュが釣れると聞いていたのですが、本当に良く釣れました。
決してではありませんよ―――――ッッ
そして、今度は再び餌で・・・・・。
デカ過ぎ()な30センチ程のデットベイトに針を掛け、思いっきりキャスト。
置き竿にしてHITを待ちます。
待つこと5分。。。。。
”喰ったぁぁぁぁ――――――”
カップ麺が出来上がる時間とほぼ変わらない。あっという間に魚が掛かった。何て効率が良いのでしょう。
対岸まで走られ、ファイトする事30分。。。
ようやく姿を見せたのは、巨大なチャープラヤー
ITのスタッフから
”コイツはデカいから陸上げしないでくれ”(魚に負担が掛かるから)
と言われ、意を決して・・・・・・・
お池へぴょ~~~ん
の入水。。。。。。。。。魚ヌルヌル、服ベタベタ。(x_x;)
その後は気のせいか、ぽぽこと一定の距離を保って釣りをする相方・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。???Σ(・ω・;|||
すると、、、同じくデットベイトを使っていた相方にもHIT
こりゃまたヤバそうな奴が掛かった様子。
長期戦になりそうだったので、その間ぽぽこは自身の釣りに専念する事にして、順調に本数を上げる事ができました。
ロッド:スミスGTK70 リール:ステラ6000PG PE:EX8 4号 リーダー:110lb
ふと相方を見ると今だファイト中。もうかれこれ1時間は経っている。
「巻き取りよりも、出ていく方が多い。さっきまで下糸見えてた。」
って。この時使用していたのはカルカッタコンクエストDCのリールにPE3号。(150m)小さいリールに小さいハンドル。決してガチファイト出来る様なタックルでもない。
魚がバテるのを待ち、さらにファイトする事30分。
ようやく姿を現したのは、ぽぽこと同サイズのチャープラヤー
お疲れさまでした。。。。(やはり、餌釣りはスピニングに限りますッ)
そして写真を撮るのに、いよいよ相方も入水かと思いきや、
ITのガイドは親切に陸上げしてくれている。
おい、おい、おい、、、、話違うじゃん。
・・・・・・私、入水する必要があったのでしょうか。
これにて5日間の釣り終了。ルアーと餌釣りが混同していましたが、
新魚種にも出会えてトータル満足です。ただ、次は自分の力だけでピラルク―を釣り上げたい。
~最後に・・・・~
さて、次の釣行は再びGTのトップゲーム。初めてのフィールドに挑戦してきます。
待つのは天国か、地獄か・・・・完全装備で頑張ってきますッ。