【こどもとあそぼう】
夏休み。
8歳と5歳のウチの子達は毎日、ヤバいくらいあそんでいる。
江ノ島近くに引っ越してきてから気がつくことは、このあたりの人たちはとにかくみんな元気だということ。
東京の高輪に私たちは7年ほど住んでいたのだけど、子供の送り迎えで自転車に子供を乗せて、朝早く、あるいは夜遅くに走るお母さんたちはどこか皆、頭と体がかけ離れているような印象を私は持っていた。
けれどこのあたりの人たちは、なんというか頭と体がお互いについていっている印象がある。
品川駅のあたりのお母さんやお父さんたちはどこかみな一様に同じ表情を浮かべ、頭に抱えた重い出来事を、重い足取りで抱えて歩くように見えた。
けれど江ノ島あたりの人たちは、そこしれぬモチベーションとパワーに支えられて、頭で処理しなければならないしちめんどうくさい出来事も「えいやっ」と体で押し返していくようなそんな印象がある。
そんな周りの大人たちの影響をうけてなのか、ここのあたりのこどもたちはみんな本当に元気だ。
ウチの子たちもいろんな誘いを受けて、海やらプールやらに出掛けているために、すっかり日焼けしていい色に焼けた。
けれど、昨日自転車で駅前の商店街を走ったら、そこですれ違う小学生たちの日焼けはそんなものじゃなかった。
暗い道ですれ違ったら、目と歯しか見えないんじゃないかってくらいに黒い。
それでね。思ったのです。
こども時代にこうやってあそんだ人は、仕事をするようになっても体がついてくるんだよなと。
大地と海と風のなかであそんで、太陽を浴びる。
あそんであそんであそんであそぶ。
そうやって育ったこどもは、自分の中に言葉にならない「満たされた感覚」を持つ。
そして親もできる限りこどもとあそんだらいい。
あそびを通して学ぶとか学ばせる、なんて思わない方がいい。
あそびは学びを超えている。頭、体、霊性、あらゆるものを含んでいる。
でも大人だって本当は同じなはずだ。
思い切り身体を動かして、自らを自由に解き放つ感覚。
制限に立ち向かっていく面白さ。
こどもとあそぶことで統合されてくるものの可能性は無限にある。
とはえ私は寺の住職とスクールの講師と経営者を行ったり来たりしているので、関われる時間は限られている。
でもいまは本当に思うのです。
可能な限りこどもとあそぼうと。
Buddha School
アカシック【エキスパート】コース《オンライン》１０月１２日（土）開講
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アカシックリーディング・ガイドのスキルを飛躍させ、あらゆる領域で活用する3ヶ月プログラム
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