12月より現地対面セッションを再開します。
そのことについて、つらつらと書かせてください。
私は基本的に現地派です。
ブッダスクールは変容のプロセスを扱うプログラムです。
そのためセッション、ワークショップ、スクールでは、非言語コミュニケーションがとても大切なのです。
言葉によるコミュニケーションはもちろん大切です。
たとえば十牛図では、第２図までは、「先人の痕跡を追う」という段階であり、本を読んだり、現代で言えばYouTubeを見たりという方法で、学び、自らを成長させていくプロセスはたしかに必要なものです。
十牛図 第二図「見跡」
しかし第3図では、生き生きとした牛の後ろ姿が描かれます。
いままで本や動画など、二次元的な媒体でみていた「尊敬すべき相手」が、目の前で生きた人として動いている。
たとえばアーティストのライブに参加したり、実際にセミナーやセッションに参加した際に、「あの人は本当に生きて目の前に存在しているんだ」というなんともいえない感覚を得たことがありますよね。
十牛図 第三図「見牛」
この感覚こそ、非言語コミュニケーションの感覚なのです。
頭だけではない、肌で感じる雰囲気。
実際に会ってみたときに感じる意外性。
そして何より実態に相手と対話をし、通じ合うときの印象。
特に私が扱っているアカシック、自己認識、あるいはスピリチュアリズムの探求といった分野は、一般的な知的理解で消化できる部分以上の領域がとても多いのです。
この非言語コミュニケーションを扱うために、2019年にスクールを開講する際にも、とにかく現地でのスクールを優先したいということで、横浜のビルにセミナールームを設けたのです。
ただ一方で現地でのセッションやセミナーを行う一方で、時代は必ずオンラインへと移行を遂げるということを、私たちはいつも話していました。
そのため現地でのワークと同時に、ズームでのオンラインのセミナーやセッションを2019年の時点から私たちは行っていました。しかしそのときにオンラインのコミュニケーションでは非言語コミュニケーションが取りにくい、ということにも気がつきました。
いったいどうやってアカシックのような微細な感覚を扱うものを、オンラインにて行うことができるのかー。
そのプロセスのなかから、ズームのあらゆる機能を駆使して、ワークを行うことのチャレンジが始まりました。
そしてまた皆さんご存知のようにコロナの影響があり、2020年3月に現地でのスクールやセッションから、完全なオンラインへと場を移すことになりました。
オンラインでの限界はあるものの、逆にオンラインの特徴をいかしたグループワークや、アカシックガイドセッションによって実際に体を動かし、身体感覚や内的なエネルギーを感じることで、非言語的なコミュニケーションの領域を拡張させる方式をとることによって、プログラムを取り扱ってきました。
そして202年のコロナの際にアカシックリーディングにてお伝えしたように、丸三年が経った2023年。
世界各地にて、現地でのイベントにのどのような制約も受けない状況となりました。
というわけで。
長く書いてしまいましたが、現地対面セッション3年半ぶりの再開です。
12月は1日のみですが、参加の状況を鑑みながら、徐々に枠を増やしていく予定です。
場所は現在二拠点生活の一つである、神奈川県藤沢市です。
皆さんにお会いできること。
とても楽しみにしています。
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