12月16日。
久しぶりの和の大学でオンライン講座をやります。
その名も「SATORI PROGRAM 死を体験することで自分を見つめるプログラム」。
三時間のプログラムです。
死を体感するワーク、ということで以前は何度も行った講座で、また雑誌に紹介されたこともあります。
仏教とは死をならうことなり、と日蓮は言いました。
自分とは何かを考えるとき、普通の人はどう生きようかと考えるかもしれません。
しかし私は僧侶として、死をみることなしに、ほんとうの生はないのだと考えています。
死とはいつかやってくるものではありません。
すでにあなた自身の人生のなかに死は含まれています。
そのことに無自覚であるならば、生の意味も捉えることは難しいと私はいつも思います。
そしてまた死を体験するということは、ほんとうの生き甲斐を見出すことと重なってきます。
よく言われる死の瞬間の走馬灯を、アカシック的な用語でお伝えするならば、それは意識が拡大し、自分自身の人生の青写真に触れ、魂のレベルで決定している個性化のテーマと主要なイベントを見通す瞬間といえます。
死の体験の真っ只中で、あなたは人生のなかでそれほど大切なものは多くなく、このために自分は存在していたのだと悟ることでしょう。
その擬似体験を行うことが、このワークショップの目的です。
和の大学は今回再スタートを切り、代表の井上さんのもと、これから多くの講座が開催されていく予定だそうです。
そして光栄なことに、今回は一発目として私の講座を代表の井上さんが選んでくださいました。
以下、案内文と詳細です。
誰もが体験するはずの「死」。しかし普段私たちは、仕事のこと、収入のこと、家庭のことなど、目の前のことに追われ、なかなかそれを身近に感じることはありません。
けれども、そんな普段の私たちは、本当に大切にすべきことを大切にできているでしょうか。
人は死が間近に迫ってきたときに初めて「自分の人生の意味」や「本当に大切なこと」「自分は人生でいったい何をやってきたのか」、「自分とはそもそもどういう存在なのか」、というところに目を向けることができます。
大きな病気や近しい方の死を目の当たりにして、その後の生き方が変わる方が多くいるのは、そのためです。
このワークショップでは、普段なかなか私たちが意識することのない「死」について、僧侶としての講師の経験を共有し、 また実際に死の向こう側の魂の領域に触れるワークを行っていくことで、身近なものとして向き合う時間を創ります。
呼吸法や誘導瞑想を駆使したエクササイズにより、自分の今生の死を疑似体感します。仏教の死生観を紹介しながら、死のプロセスを知り、魂の旅に繋がります。
死の向こう側から、魂の視点として、これまでの人生を振り返るとき、素直に今の自分は愛おしいな、人生ってかけがえのない美しさそのものだな、と気づきます。
社会的な地位。人からの評価。所有物。これらは実は、それほど大切なものではないのかもしれません。それまで「大切」と思っていたことが、がらっと変わるかもしれません。
「こんなはずじゃなかった」「まだ何もできてない」という後悔が生まれる方もいるでしょう。
今まで後回しにしてきたこと、自分で自分にかけていた制限ど、いろんなことが見えてくるかもしれません。
時間が限られたことを意識した時、これからの体験すべてが鮮烈なものになるかもしれません。
「今日が人生最後の日だったら」ということを本当に意識したら、あなたの人生はどのような世界を見せてくれるでしょうか?
「生きること」と「死ぬこと」は切り離せないものです。
「死」を日常に取り入れることでことで私たちは、『生』をより輝かせ、充実させることができます。楽しみながら、「生」と「死」について考えていきましょう。
詳細とお申し込みは和の大学HPへどうぞ。
和の大学とは?
和の大学は、日本文化を学ぶことを通じたリベラル・アーツを目指す、オンラインスクールです。
数時間から数日間で学べるオンライン講座を続々とリリースしてまいります。1講座単位で、どなたでもお気軽にお申しみが可能です。
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