週末は二つのオンラインワークショップをやりました。
感情の解放wsとインナーチャイルドセラピー。
この二つのワークショップを行なった理由はとてもはっきりしています。
いまの状況で誰にとっても必要なことは
「弱さを受け入れる」
ということだからです。
通常の私たちはみたくない感情は抑圧し、満たされない子供時代の記憶は切り捨てています。
しかし今回のように、外側の世界が封じられ、先行きがみえない状態のときには、
抑圧された感情や、満たされない幼少期の記憶が浮上してきます。
わたしなんか誰にも必要とされていない。
どうせ誰もわかってくれない。
世界で私はひとりぼっち。
こんな思いに対して普段の私たちの思考はこんな風にとらえやすいものです。
何か問題があるから、こういうネガティブな感情や記憶が回るのだろう。
だったら根本的な問題を解決して、もっとポジティブな自分になって、幸せになろう。
そして成功法則を学んだり、セルフマネージメントを習得したり、スピリチュアルなメソッドで豊かさを招き入れようとしたり。
それは通常時でしたら、何も悪いことではありません。
より成功し、より得ることは、経済社会の動きそのものだからです。
けれど私はこう思います。
私たちはここまで外側のものを得ようとして、とにかく突っ走ってきました。
それは
強くなろう。
大きくなろう。
より高くなろう。
という衝動です。
その衝動はわたしたちの内側にある
弱い自分
を押し込めてしまいます。
人間は傷つきやすく、弱い存在です。
けれどそれを受け入れてしまったら、目の前にある現実が動かなくなってしまう。
だからそれは普段は無視し続けなければならないのです。
けれど弱い自分はけっして消えていなくなっているわけではありません。
心の内側でずっと待っているのです。
いつになったら私たちは自分を傷つけ続けることを止めることができるのでしょう?
そして相手を傷つけることを止めることができるのでしょう?
解決策はたったひとつです。
自分の弱さを認めることです。
弱い自分を受け入れることができる人は、相手の弱さも受け入れることができます。
そして自分の弱さを受け入れている人は、相手が自分自身を傷つけていることを見抜くことができます。
顔には全然みせなくて、元気に振る舞っていても
心のなかでは必死に汗をかいて、弱い自分を縛り上げて、何も言わせないように傷つけている。
それを見抜き、その相手のサポートをすることができるでしょう。
幸せをシェアすることは素晴らしいことです。
けれど苦しみをシェアするためには、愛が必要です。
あなたがもしも、必死に苦しみを隠し続けて、幸せの顔だけを見せているとしたら、それは実際にはエゴイスティックな愛です。
誰も責めることなく、自分の弱さに苦しんでいることを、もしあなたが伝えられるとしたら。
それは共有できる愛であり、いま私たちは何よりもその愛を必要としています。
繰り返し言いましょう。
いま私たちが必要としていることは、自分の弱さを受け入れること。
誰かを責めるのではなく、自分が抱えている苦しみを、そのままシェアできること。
そしてお互いそれを解決しようとするのでも、消そうと努力するのでもなく。
ただそのままに受け入れること。
その目的のために、今回の二つのワークショップを開催しました。
募集が急だったにもかかわらず、両日あわせて100名近くの方にご参加をいただきました。
内容は感情の解放や、インナーチャイルドセラピーを基盤におきながら、
いま本当に必要なワークや、目の前の子供に対する態度などをお伝えしました。
そして「世界のインナーチャイルド」を扱い、解放するワークを行なっていきました。
皆さんとこの時期にこの体験ができたこと。
心から感謝しております。
私にとっても必要な体験を皆さんとご一緒できて、ほんとうによかった。
そして今回の二つのワークショップは動画販売をします。
ご希望の方はこちらのフォームからご連絡ください。
必要な方にこのワークショップが届きますように。
オーストラリア ゴンドアナの滝
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