先が見えないこわさ | 斉藤つうりのブログ 『ブッダプログラム』

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ちょっとブログ更新がおろそかになっていました…。

 

が。

 

現実はかなり毎日ばたばたしておりました。

 

少し前の話しになっちゃうけど、

 

弥山のビジョンクエスト終了後、そのままリーダーシップの授業最終の二日間でした。

 

リーダーシップコース、100日間。

 

課題びっしり。

 

プログラムぎっしり。

 

本当に皆さんよく走り抜けました。

 

メーリングリストはまだ続いているけど、

 

12名のメンバ-の皆さんと講師二人で一体となってつくりあげた100日間は、本当にかけがけのないものでした。

 

かつて読んだ岡本太郎の本のなかで、こんな一節があります(といっても、随分昔のことなので、記憶をたどって書いてみます)。

 

人生に目的はなく、

 

そして宇宙にも目的はない。

 

この壮大な時間の流れのなかで、人の一生なんて本当に本当にちいさい。

 

人類が滅亡しようとも、存続しようとも、宇宙にとっては本当にどっちでもいい。

 

ましてや人の一生なんて、宇宙にとってはどうでもいい。

 

どんなに人類史に残る大きな結果を残そうが、

 

果てしない広大さの前にはそんなものは砂粒に等しい。

 

そもそも宇宙は無目的に生れ、無目的に拡散し、無目的に消えていく。

 

人間も同じだ。

 

無目的に生れ、無目的に成長し、無目的に死んでいく。

 

だから目的や結果を人生に求めてはいけない。

 

いまこの瞬間、命を叫ぶこと。

 

それだけができることだ。

 

なんでもいい。やりがいを見いだしたなら、自分を完全に爆発させる。

 

そうすると強烈な生き甲斐とパワ-がやってくる。

 

その命の爆発だけが、人生である。

 

…といったことを岡本太郎氏は語っていた。

 

彼はいろいろとある人だったけど、とにかく強烈なビジョンを持って生きた人であることはまちがいなく、そして底知れぬ生命力とパワフルさに溢れていた。

 

なぜこれを書いたのかというと、

 

人はみんなビジョンを見いだしても、それを現実にするときにかならず恐れが出てきます。

 

「先が見えないのはこわい」

 

「目的がほしい」

 

でもね。

 

とっても無責任に聞こえるかもしれないけど、

 

ビジョンを生きる人には、目的はありません。

 

そしてビジョンを生きる人には、決められた道はありません。

 

一歩一歩を全部自分で作り出していくしかないんです。

 

それがいもさんと私が100日間のなかで伝えていったこと。

 

皆さんの今後をずっと見守っています…。

 

撮影場所 カウアイ島

 

 

 

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