植物が奏でる音楽 | 斉藤つうりのブログ 『ブッダプログラム』

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植物が奏でる音と、いっしょに演奏し、音楽を作り上げる。

夢のようなこのコラボを私の友人、川崎ろまんさんが見事成功させてくれました…!!

植物に流れる微弱電流を音に変換し、それに即興で音楽をつけていくのですが、

私は目の前でこのライブををきかせていただく機会がありました。

私たち人間の体にも微弱電流は流れていて、それは感情の起伏、思考のありようによっても変化するのと同じように、植物に流れる微弱電流も、常に変化をしています。

植物は周りの環境にとても敏感です。

ほんの少しの温度の変化から、春を感じ取り、花をさかせて、

ほんの少しの標高の変化から、それより上の標高には一切立ち入らず、自分たちの境界線をまもります。

その環境に対する対応力は、ありようは違うけれど、動物と同じように知性を持っているといえます。

また植物をアカシックレコードで読み解いていくと、土地の気をそのまま植物は表しています。

たとえば神社や昔ながらの街道などには杉の木の巨木が見られますが、杉には集合意識からの影響を遮断する力があります。

これは杉の木があるから、そういう場所になっているのではなく、そういう場所だから、杉の木がそこに堂々と根を張っているのです(あるいは人がそこに杉を植えたくなる)。

その意味で、植物はそれ自身がリンクするエネルギー場があり、それは大きな意味で植物が持つ叡知と言えます。

つまり植物が単体として叡知を持っているというよりは、土地・場として現れているものを、植物が表してくれていると言えるのです。

私が演奏を見せていただいたときに、電極をつけていた植物は本当におしゃべりでした。

まるで子供が興奮してはしゃいでいるみたいに、どんどんと音を出して、遊んでいるようでした。

ですが、人間のそれとはたしかに違うのです。

植物は基本的に何かをしたい、という欲求があるわけではありません。

場としてつながり続けているものをただただ表現している。

だから音としてはけっこうてんでばらばらで、私たちが想像する「音楽」にはなかなかなりにくいんですね。

ですが、そこに人間の演奏が入ることで、人間と植物の有り様の対話が生まれたような感覚を、私は聞きながら感じたんですね。

さて。今回そのろまんさんが動画でこの植物とのコラボを見せてくれました…!!

ろまんさん自身もまるで植物であるかのように、

表現したいという欲求すらもなく、ただただ植物の有り様とご自分を重ねるかのように演奏をしている様子がとても心地がよい。

みなさんの耳に届けば幸いです。

ろまんさん素敵な動画と新しい試みをありがとうございます!!