みんな選挙へ行こう! | turfplan.netのブログ

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素朴な疑問や思いを書いています。

今週末も官邸前で原発再稼動反対の抗議デモが行われた。


日を追う毎にデモに参加する人数が増えているそうだ。


でも冷静に考えれば原発問題然り、財政問題然り、社会保障問題然り、自分達が選挙で選んだ国会議員が決めてきた事ではないだろうか?


シビアに言えば自分達がしっかり選挙で選ばなかった結果が今の状況である。


この事をみんな置き去りにしてはいないだろうか?


戦後から高度急成長の中、自分達の生活の事ばかり考え、政治に興味も持たず、選挙すら行かない人がこの国には沢山いた。


だから投票率が年々下がり、既成政党は組織票にしがみついた。


そして昨年の大震災と原発事故。


放射能汚染という自分達の生活や生命を脅かす事態に直面したから反対しているのではないだろうか?


所詮自分達の保身の為デモに参加している人は少なくない筈である。


これって結果自分の事しか考えていないのでは?


原発の是非については原発建設当初からいろんな議論があった。


十数年前から原発反対を唱えている人もいる。


そんな声に今まで一切耳を傾けず、自分達の私利私欲ばかり考えて生活してきて、その結果電気は使いたい放題、生活に電気製品は欠かせない時代となった。


だけど原発事故が起きて放射能の危険性を知り、それが対岸の火事でない事に気づいた途端『原発反対!!』だなんて都合が良すぎると思う。


僕が感じるのは本当に原発の是非を考えるのなら、現政府を批判するばかりではなくこれからの日本を支える国会議員を今度から真剣に選ぶべきという事である。


いろんな情報を聞いていると批判ばかり先行していて、自分達が今の政治家を選んだという責任が棚上げされている気がしてならない。


個人的には原発依存も反対だし、消費税増税も現段階では反対。社会保障についてもしっかり見直しして、安心して老後が暮らせる明確な政策を考え出して欲しい。


それならば反対運動も結構だが、次期選挙までに個々が勉強して自分の代弁者としてふさわしい政治家は誰なのかを考える方が手っ取り早いと思う。


間違えなく国会議員は有権者の投票行動がなければ国会議員になる事が出来ない訳で、たかだか1票を投じても何も変わらないと感じているのかも知れないが、全国の選挙区で総有権者数の過半数を獲得し当選している国会議員なんてほとんどいない。


と言う事は、自分達の1票の積み重ねが彼らの当落を決めるという事であり、投票率が100%に限りなく近づけば既成政党が持ち合わせている組織票なんていうのは何の意味も持たない。


デモも必要。反対の声を政府に挙げる事も必要。しかしそれよりも自分の貴重な1票をしっかり自分が託す事の出来る候補者に投じる事も必要だと思う。


僕は次期選挙の投票率が急激に上がる事を願っている。