1票の格差。 | turfplan.netのブログ

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素朴な疑問や思いを書いています。

ある新聞の社説に、国会議員選出にあたる1票の格差について掲載されていた。
内容的にはこの問題を盾にして解散総選挙を遅らせて欲しくないという趣旨なのだが、僕はこの際議員定数の議論を含めた徹底的な話し合いを願っている。

何故なら仮に大幅な定数削減に踏み切れるのなら、願ってもないチャンスだと思うからだ。

もし大幅削減されると議員1人当たりの当選圏内得票数が上がり、俗に言う組織票だけでは当選しないからである。

そうなった時、各政党が国民の耳障りが良い公約ばかり打ち出して来る危険性はあるのだが、少なくとも前回の選挙で民主党に裏切られた屈辱だけは誰も忘れていないだろうから、意外に冷静な国民の判断が期待出来ると思う。

ただ自分達の身分について自分達で発案し、決定するという現在の制度自体は問題だが、この案件だけは絶対避けて通れない道な訳で、今回が定数削減の絶対的チャンスだと考えている。
それよりも最大の問題点は国民が政治不審に陥り、白紙委任という行動をする人が増える(投票率の低下)と何も変わらないと言う事である。

投票行動こそが政治を変える第1歩だと言う事をみんなに理解して欲しいと願っている。