金曜日から実施された名古屋版『事業仕分け』が昨日終了した。
結果は大半が『見直し』の判定だったみたいだ。
内容はあまり把握していないが、1億円程度の事業と百数十億円の事業を同じテーブルに乗せられたら、市民感覚として事業費の大きいものが無駄の様に感じるだろう。
元々、今回対象事業となった項目については個人的に悪意を感じていたので、行政的には『敬老パス』の道筋が明らかになってくれさえすれば『大成功』だと踏んでいるのだと思う。
その作戦にまんまと載せられた市民判定員がピエロに見えて仕方ない。
真面目な人であればあるほど達成感を感じているのだと思うが、その結果、他人の生活に危害を及ぼす判定をした事も忘れてはならない。
最終的な判断は行政で検討するのだろうが、少なくとも行政職員が事ある毎に『市民判定員の中立な判断です。』と発言する姿が目に浮かぶのは僕だけだろうか。
本当に茶番な事業仕分けを実施したものである。