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昨日のつづきです
「俺である必要がない」
かくかくしかじかの理由で
夫くんは東北の地元に戻ったと
前回書きましたが
ざっくり言うと、
「地元を変えるため」
地方自治体は勢力をあげて
移住者支援の施策をやっていたが、
(※移住体験の賃金補助、子育て世代移住支援金等々)
実情としては利用者はわずかなようで
人口は毎年減るばかり。
だって圧倒的にお年寄りが多いんだから
時が来たら亡くなるもの、、、、
夫くんはとある人に
「アンタなら変えられる!」
と太鼓判を押されて、地元へ戻った。
地元では有名な素行不良少年だった夫くん。
彼としては、東京でやってきた実績もある。
クソな地元を俺様が変えてやろう!
みたいな意気込みだった。
いざ帰ってみてどうだったか。
これは変えた方がイイ!と思って
東京で学んだことを取り入れようとすると、
「ここは田舎だから」
「都会とは違うからそのやり方はダメだ」
出る杭は打たれるから
出ないようにしようと押さえ込む風習。
夫くんは思う。
「俺に変えて欲しいから呼び戻したのに、新しいやり方を取り入れようとしたら、それはダメだの何だの。
俺である必要性がない。」
夫くんはすぐにさじを投げ出すような
人間ではない。
歯を食いしばりながら、踏ん張った。
一番ネックになったのは、
先述した「とある人」
夫くんを呼び戻した張本人が
夫くんに対して
相応な対価を支払わなかった
ということ。
その「とある人」とは、
彼の幼馴染の母親であり、
彼の育ての親のごとく
密に関わってきた人。
夫くんにとっては恩人だった。
その「とある人」が
ビジネスパートナーとなり
夫くんは地元に戻ってきて
頑張ったのだけど、、、
裏切られたのよ
結婚当初、彼女は私に、
「遠くからお嫁に来た桜子ちゃんはもしケンカしても家出する実家がないじゃない?
私が桜子ちゃんのお母さんになるし、一番のお友達になるからね」
と言ってくれたんだけど、、、
(その当時は涙が出るほど嬉しかった)
金の切れ目は縁の切れ目、か。
彼女のもとで
丸3年頑張った夫くんだったけど、
一向に相当しい対価は得られず
夫くんはとうとう
見切りを付けることにした。
夫くんにとっての恩人、
私にとっての親友となると言った
張本人に裏切られたのでした。
つづきます
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