こんばんは、まるです。
お正月恒例の、芸能人格付けチェックを楽しみました。
・・・さてさて。
何個目かのチェックで「春よ、来い」がお題に使用されていましたが、
(録画したものを見たので、)その部分だけ繰り返し何度も何度も流しました。
言うまでもなく名曲なわけですが、
どうしてか、とっても気になって。
・・・繰り返し聞いているうちに、これまたどうしてか、私の知人の”あの人”のことが思い出されました。
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その人は、ある出来事がきっかけで円形脱毛症になってしまったそうなんですね。
円形脱毛症の原因になった環境からは距離を置けたようなんですが、完治までがなかなか難しく・・・。
「まだ治っていない」と、ある時、勇気を出して話してくれました。
環境を変えても治っていないということは、
まだ”あの人”の心の中では、依然として しこり となって残り続けているんだな。
そこまで想像したところで、どこまで踏み込んだらいいか測りかねたので、
それ以上は追及しないでおきました。
私からすると、”あの人”は、何事に対しても飄々とこなしていくイメージだったので、
まず、そんなに大きなストレスと戦っていたことに少なからずびっくりしました。
そうかぁ~、
何があったか詳しくは分からないけど、
とりあえず、生きてくれていてよかった。
当時、本人には言えなかったけれど、心の底から思っています。
今、”あの人”はどうしているのか、もう円形脱毛症は治っているのか、分からないけれど、
原因となった出来事から完全に癒されていてくれたらいいな、と「春よ、来い」を聴きながら感じていました。
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もう一つ、”あの人”に関して常々感じていたことがありまして。
なかなか他人に心を開くことができないんじゃないかと。
それ自体は良いも悪いもないと思いますが、
本人がストレスを溜め込んで、誰にも吐き出せない状態は好ましくないですよね。
だからそういう部分も、上手に解き放てるようになるといいな、と願っています。
「春よ、来い」は、全然そういうテーマの曲じゃないですがね。
素晴らしい楽器、演奏者の皆様、ソプラノのお二方の何かの要素が私の中のどこかを刺激したんでしょう。
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誰にでもオープンである必要はないけれど、
例えば、泣き顔を見せても、
胸の内にある どす黒い部分を打ち明けても、
次に会った時には「全然気にしないで」とか、
あるいは、
それすら言わないでいてくれる人が誰にでも必要だと思います。
そして、そういうかけがえのない存在のために、私自身もそうであること。
これは難易度高いなぁ。
まる