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今年20周年を迎える星のカービィシリーズ。
そんなカービィシリーズを開発するのがHAL研究所(ハルけんきゅうじょ)と呼ばれるゲームメーカーです。

今は任天堂発売ソフトの開発メーカーとなったHAL研究所ですが、
かつては、HAL研究所発売ソフトというのも多かったんですよね。

そこで、今回はその中でも、
任天堂の家庭用ゲーム機『ファミリーコンピュータ』と同時期に登場した
マイクロソフトとアスキー(現アスキー・メディアワークス)の提唱する
8ビット(&16ビット)パソコン規格である『MSX』
HAL研究所ソフトをいくつかピックアップし、特集していきます。

●1984年

スペーストラブル SPACE TROUBLE

昔ながらの縦スクロールシューティング。
といっても、インベーダーとかギャラクシアン的な今いる敵を全部撃てば次とかのじゃない。

撃って進んでいくうちにエネルギーが切れてしまうのに要注意。
回復アイテムもある。

ちなみに敵のデザインや出方なんかは結構個性があると思う。
また、今回の参考サイトの動画で見てみよう!

そういえば、ボス戦はあるのでしょうか?

ドラゴン・アタック DRAGON ATTACK

これこそまさにインベーダー型ゲーム。

ヘビみたいなドラゴンが何匹かいて、
下に降りる時にくねっと曲がってから降りて迫ってくる感じ。

ドラゴンは一発で倒せる時もあるようだけど、
分裂していくから、それを撃てっていうのもある…。
それぞれ、頭を撃った時と胴体を撃った時ですね。

あと、弾の雨を降らせるような敵もいる…。
それ以外はインベーダーとそんな変わらない。
ただ、個性をつけようとした頑張りが見られますね。

ホールインワン HOLE IN ONE


(ecxolさん投稿)

HAL研究所のゴルフゲームといえば…みたいな感じで、知る人ぞ知る存在ではありそうですね。

左下の上のパワーメーターについて、ちょうどいいところで止めて、
そして、クラブを変えたりなどして、
下のメーターの真ん中のところで打つ…

といった感じでしょうか。

ファミコン時代などにあろうシンプルなゴルフゲームです。

グリーンに乗ったら、
そこだけが拡大表示(上から見た図ではありますが)。
また、上手い具合にホールにボールを入れてあげましょう。

Mr. CHIN


(alto550mk2さん投稿)

どんな感じのゲームかは上の動画の説明で大体つかめると思います。

まあ、もう一回みたいな感じで書くと、

敵の攻撃を避けつつも、
1階にある棒の上で皿を回すようにして、
で、2階が出来るから、そこも同じように…
という感じ。

ただ、皿のバランスが…って時もあるから、面倒も見なくちゃいけないという
忙しそうなゲームです。

敵の攻撃は皿をタルのように投げてきたり、刃物を飛ばして来たり…
皿は上手い具合に転がりますね。それも割れもせずに…。

ローラーボール ROLLER BALL

プロデューサーは、S.IWATAさんと明示されており、
任天堂ファンとしてはきたああああという感じでありますが、
これまでのタイトルもいわっちこと岩田聡社長が噛んでたりするのでしょうね。

で、内容はというと、
これまたHAL研究所ファンには思い出深い『ピンボール』ですよ。

音が良いし、仕掛けも後の『カービィのピンボール』
(1993年、任天堂がゲームボーイで発売したカービィのピンボールゲーム)
などに通じるものがあります。
でも、とにかく音が良い。

見比べてみると面白いかも?!

…で、キムチブラザーズってなんですかね(汗)


(Kathodekutさん投稿)
↑これがローラーボール


(niyoutさん投稿)
↑これがカービィのピンボール


(HEROAAAAさん投稿)
↑これがファミコン版ピンボール、今の任天堂・岩田社長も関わってる


(cubex55さん投稿)
↑オマケ<国内タイトル:ピンボール 66匹のワニ大行進>


(BarthaxDravtoreさん投稿)
↑オマケ<国内タイトル:ポケモンピンボール>

(1985年編につづきます)

●主な参考サイト

MSX1のゲームレビュー(管理人不明)

Tagoo MSXソフトウエア検索 (Mackchieさん)

Wikipedia

HAL研究所のMSX ‐ ニコニコ動画(原宿) (filさん投稿)