なんでもあり。 | 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)闘病記

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)闘病記

日本の整形医学界ではまだ認知度が低いとされている筋筋膜性疼痛症候群(MPS)を発症してしまった僕の、これまでのあれやこれやをつづりたいと思います。記憶を辿りながらの為、不定期更新です。

「ふ~む・・・。」

痛いんです、とにかく。寝ても覚めても、立っても座っても、動いても動かなくても。

左臀部・左大腿・左ふくらはぎ。まぁ、左下肢部全体ですね。

それが常につりっぱなしでマトモに歩けず、少し歩いては休み、また少し歩いては休み。

恥ずかしながらあまりの痛さに涙ちょちょ切れる事もしばしば。

いい年した大の男が泣き入れてしまうんです。ホント、とんでもない症状に見舞われたもんです。

ただそうは言っても、このまま痛みに屈する訳にはいきません。仕事しなければならないし、何より元の生活を取り戻さなければなりません。

まずは敵を知る必要があります。徹底的に調べました、「坐骨神経痛」。来る日も来る日もネットサーフィンです。

坐骨神経痛で検索しても大概のサイトは「痛み止め薬」「コルセット」挙げ句の果てには「手術」・・・。

病院で言われた事と同じ様な言葉しか出てこないのです。

ちなみに、病院で処方された薬は、飲み薬がロキソニン(痛み止め)、ムコスタ(ロキソニンから胃を守る胃薬)、そして湿布薬のモーラステープ。

飲み薬は毎食後に飲んでも効果が出ず、モーラステープは対症療法に過ぎないので、一時しのぎにはなっても時間の経過と共に効果が薄れ、貼っているにも関わらず激痛が出ます。

この頃、僕が立ち続けられていた時間は最長で10分。それ以上は痛くて立っていられないのです。

立ち仕事である為に、非常に致命的です。

病院から処方された薬(現代医学的処方)がダメなら、漢方はどうだろう?

人生最大のピンチに立ち向かうには、あらゆる手を尽くすしかない!と考えました。

「坐骨神経痛」「漢方」で検索を掛けた結果、どうやら「疎経活血湯」という薬が効く様です。

次の勤務は17時退勤。勤務後に購入を決意しましたが、そこには思わぬ壁が・・・。


つづく