さておいで


インター入学前に
英語力は必要か?



に続きまして







韓国の

一般的なインター
そうでないインターって何?



っていうお話です。








韓国には特殊な事情で
インターナショナルスクールが2種類あります。




へっ?
何それ?


ポーンハッハッハッハッ








なんですが
法律でも入学資格等が
厳密に定められています。









一般に我々が考える
インターナショナルスクールは

  







1.外国人学校



韓国で法律的に

外国人学校と呼ばれるところです。




親が外国のパスポートを持っていないと
入学できません。


片親が外国籍ならOK!
アメリカの市民権などはダメ!







帰国子女(両親共に韓国人)は
3年以上海外在住していたことが条件で
入学が許可されます。






単に海外に住民登録しているだけではダメで
入国管理局で出入国記録を取り
3年以上滞在していたことの
証明を提出します。






国からも韓国人の在籍者比率を
高くしないように指導があるらしく






また外国人の比率が高いほど
ステータスが高いという尺度もあります。







一方、


そうでないインター

というのは
どんな学校かと言いますと…






英語表記では

ナンチャラ・
インターナショナルスクール
となっていても






韓国では法律的に
国際学校という名称で分類される学校のこと






2.国際学校

国際学校は
親が外国籍でなくても
=両親共に韓国人でも
入学可能なインターです。





なので、
韓国人の比率が高いのが特徴

ほぼ韓国人






しかし、
日本でいう一条校のような
インターの過程と同時に
韓国の義務教育履修が認められる学校もあります。





有名なインターが
ここにキャンパスを出していたりで




人気校は競争率も高く
そのための入試対策塾も
大繁盛しています。





その塾の壁に貼り出されている
子供達の英作文はかなりのものです。






韓国で小さい頃から
英語幼稚園に通わせ
読み書きをみっちりさせる親が多いので…





そういった人気国際学校への進学は
英語力を少しつけていた方が
いいかもわかりません。









しかし、韓国のインター
なんでそんなことに?

ですがおいで






韓国には、英語教育をさせたい
または、アメリカに移民したい
アメリカの大学に進学させたい
という人が半端なく多いのですが





こうした国際学校があまり無かった時代は
あらゆる手段を使って
インターに入学させようとしました。






出産の時、アメリカ等に渡り
子どもに外国籍を取らせるという、
いわゆる遠征出産が最たる方法でした。

私の友達にもコレした子います。





ほかにも
名前も知らないような小さな国の国籍を
ブローカーを通してお金で買ったり…と





それはそれは
皆さん、手段を選ばず…








そのため、ひと昔前位まで
インター入学は困難で…





しかし、駐在家族の枠が無くなり
韓国人のための英語学校になってしまう…






ということへの対応から
国も何度か法律を変えて 
対応して来たようです。




 

そして、現在は国際学校を増やし、
韓国人の外国人学校への入学を制限したので




外国人学校
いわゆるインターへの入学が相対的に
少し楽になったものと考えています。





よって、

入学時に
受験向けの英語力が必要か
  


という問いに対して
特に不要と答えられるのです。








なので、まとめますと


こちらの国際学校に行く場合
競争率の激しい学校だったら
定員オーバーの場合ですが
英語力が振り落としの基準になるかもしれません。




という追加情報を付け加えておきます。




が、入学希望の方は
志望校に詳しくお聞きになってくださいネ
ここは私の推測です