IDRIS MUHAMMADの1976年リリース"House Of The Rising Sun"。この辺に来ると既に良く知られた1枚ですね。76年のハレル参加のアルバムはこの他にCOLD BLOOD "Thriller!"ですが、過去に上げたので今回は省きます。厳かに祈っているようなジャケですが「そのイメージだけ」で聴かないほうがベター。見た目シリアスで付き合ったら実はノリのいい人だったみたいな1枚だねえ(笑)。ハレルはtpでの参加。ダンサブルなタイトル曲「House Of The Rising Sun」。有名曲のフレーズを引用した「Bahia」。「Hard To Face The Music」辺りが熱すぎないジャズファンク好きにおススメ。ムハンマドとハレルの共作B1Sudanは約11分の長尺曲で、それまでハレルが参加した作品のうちでは初めて長いtpソロがフィーチャーされた1曲ではないでしょうか?
JESSE COLIN YOUNGはUSA生まれのシンガー・ソング・ライター。私はこのアルバム1枚しか聴いた事が無いですが、フォークロック・AOR(Adult-Oriented Rock)寄りの音を演っている人のようです。全ボーカル曲で、肝心のハレルのtpの出番は少なく(勿論?)ソロは無い。あえて上げれば「Lafayette Waltz」「T-Bone Shuffle」。あとは「Ridgetop」。この3曲はtp入りなのですが、特に前者2曲はとても軽くポップなカントリー、ブルース調で、完全にAOR好きな人向けです。タイトル曲「Song For Juli」は演奏時間5分のうち半分以上がインストでギター~ピアノ~フルートが主旋を。残りも僅かというところではじめてボーカルが入るハートウォーミングな1曲でした。このアルバムにはCOLD BLOODのMEL MARTIN(s)も参加していて、ここではAOR的だったりスムースジャズ的風味付けに一役買っている感じです。この人とハレルは"AZTECA"(過去記事)でも共演していました。
確かSpectrumやHeadhunters等も同じく73年のリリースでした。フォークロック出身の現在進行形のJESSEさんは現在も活動中で、流行廃りと別世界の領域でマイペースに音楽活動を続けているようです。
以下wacca.fmレビューより。どうもありがとう。
60年代にニューヨークはヴィレッジのフォーク・シーンでキャリアをスタートさせ、ソロ作をリリースするものの、有名になったのは65年にヤングブラッズを結成してから。ここで「ゲット・トゥギャザー」の特大ヒットを放った後、70年代前半にソロ再デビューと相成る。ジェシ・コリン・ヤングの音楽性は、同時代のシンガー・ソングライターと比べても、非常に興味深い。フォークをベースにR&Bやジャズなどの黒人音楽、ケイジャンやラグタイムなどのルーツ音楽からの影響を取り込み……と、ここまではありがちなのだが、それらをとことんソフィスティケイトさせ、彼オリジナルのフュージョン風フォーク・ポップに仕立てているあたりが個性的。もちろんソウルフルで優しげな歌声も魅力となっている。そんな中でも特に有名なのが、73年に発表された『Song for Juli(ソング・フォー・ジュリ)』。さまざまな要素を柔軟にミックスする感性がキラリと光る1枚。他にもAOR的な『American Dreams』やライヴ盤『On the Road』なども人気が高く、その洗練性は90年代に入ってフリー・ソウル・ファンによって再評価された。現在ではインディーズ落ちしてしまっているが、マイペースに良作を生み出している。
確かSpectrumやHeadhunters等も同じく73年のリリースでした。フォークロック出身の現在進行形のJESSEさんは現在も活動中で、流行廃りと別世界の領域でマイペースに音楽活動を続けているようです。
以下wacca.fmレビューより。どうもありがとう。
60年代にニューヨークはヴィレッジのフォーク・シーンでキャリアをスタートさせ、ソロ作をリリースするものの、有名になったのは65年にヤングブラッズを結成してから。ここで「ゲット・トゥギャザー」の特大ヒットを放った後、70年代前半にソロ再デビューと相成る。ジェシ・コリン・ヤングの音楽性は、同時代のシンガー・ソングライターと比べても、非常に興味深い。フォークをベースにR&Bやジャズなどの黒人音楽、ケイジャンやラグタイムなどのルーツ音楽からの影響を取り込み……と、ここまではありがちなのだが、それらをとことんソフィスティケイトさせ、彼オリジナルのフュージョン風フォーク・ポップに仕立てているあたりが個性的。もちろんソウルフルで優しげな歌声も魅力となっている。そんな中でも特に有名なのが、73年に発表された『Song for Juli(ソング・フォー・ジュリ)』。さまざまな要素を柔軟にミックスする感性がキラリと光る1枚。他にもAOR的な『American Dreams』やライヴ盤『On the Road』なども人気が高く、その洗練性は90年代に入ってフリー・ソウル・ファンによって再評価された。現在ではインディーズ落ちしてしまっているが、マイペースに良作を生み出している。
前回のAZTECAに引き続き、しばらくの間トム・ハレルが70年から80年にかけて参加したアルバムを古い年代から順に取り上げてみようと思います。
現在のハレルを聴かれていてこの時代のジャズロック等も好んで聴く、という方は多くないかもしれません。昨年のハレルのバンドの生演奏は衝撃的でした。私は所詮後追い世代で、70年代からリアルで聞かれて来られた方には見苦しい文となりますが、おおらかーな大人の心でご容赦願います。
サンタナの弟ホルへ・サンタナがリーダーを務めるバンド"MALO"のセカンド・アルバムです。 現在はリイシューされてCDでの入手が可能。ラテンロック・ファンク寄りのアップテンポの曲に猛烈なエネルギッシュさと熱気を感じる1枚です。逆に言えば「聴き疲れする」とも言えますが、聴き疲れする位でないとツマラない、という方は、是非是非試聴してみてほしいところです。
A1「Momotombo」B3「Latin Bugaloo」(9:31)の2曲がハレルのアレンジで、演奏時間9分半の後者が聴き所となっています。他、試聴するなら、哀愁メロディ且つアッパーなA2 「Oye Mama´」(6:03)。後半、繊細なエレピとテナーが歌う、メロウなA3 「I'm For Real」(6:39)がおススメ。いずれも打楽器の嵐に痺れます。
現在のハレルを聴かれていてこの時代のジャズロック等も好んで聴く、という方は多くないかもしれません。昨年のハレルのバンドの生演奏は衝撃的でした。私は所詮後追い世代で、70年代からリアルで聞かれて来られた方には見苦しい文となりますが、おおらかーな大人の心でご容赦願います。
サンタナの弟ホルへ・サンタナがリーダーを務めるバンド"MALO"のセカンド・アルバムです。 現在はリイシューされてCDでの入手が可能。ラテンロック・ファンク寄りのアップテンポの曲に猛烈なエネルギッシュさと熱気を感じる1枚です。逆に言えば「聴き疲れする」とも言えますが、聴き疲れする位でないとツマラない、という方は、是非是非試聴してみてほしいところです。
A1「Momotombo」B3「Latin Bugaloo」(9:31)の2曲がハレルのアレンジで、演奏時間9分半の後者が聴き所となっています。他、試聴するなら、哀愁メロディ且つアッパーなA2 「Oye Mama´」(6:03)。後半、繊細なエレピとテナーが歌う、メロウなA3 「I'm For Real」(6:39)がおススメ。いずれも打楽器の嵐に痺れます。
さて、相性と言っても色々なんですが。似たもの同士がうまくいくんでしょうかね。それとも、似てないほうが、うまくいくんでしょうか?
1月、Billy Harperも同行したというCharles Tolliver、Stanley Cowellらのライブがありました。大きくコマーシャルしていなかったようで、ライブ自体知らなかった人も居るようです。噂されていたToliverとCowellの過去の不仲。実際のところどうだったのかは知らないけれど、ホーンと鍵盤、ホーン又は鍵盤とドラム等の「音の相性」は大事だなーと思う今日この頃。ワンホーン、ピアノレスにこだわった管楽器奏者も居るけれど、管・鍵盤・弦は主旋律を奏でる事が出来る、、、といった部分等で食い違いが出てくるのだろうか。
60年代後半、本田竹広・渡辺文夫らのバンドがライブでマイルスのカバーとスタンダードを演奏していたそうだ。冷静なテナーの後ろで彼等リズム隊は、まるで喧嘩を売っているようなプレイだった、という話がある。纏まりが無い、とも言えるけれども、互いの個性がせめぎ合うエキサイティングな演奏とも言えるかもしれない。
There are few words that
can express our gratitude
for the magnificent
performance by the man
assenbled for the supporting orchestra.
The music speaks for itself.
Charles & stan
1月、Billy Harperも同行したというCharles Tolliver、Stanley Cowellらのライブがありました。大きくコマーシャルしていなかったようで、ライブ自体知らなかった人も居るようです。噂されていたToliverとCowellの過去の不仲。実際のところどうだったのかは知らないけれど、ホーンと鍵盤、ホーン又は鍵盤とドラム等の「音の相性」は大事だなーと思う今日この頃。ワンホーン、ピアノレスにこだわった管楽器奏者も居るけれど、管・鍵盤・弦は主旋律を奏でる事が出来る、、、といった部分等で食い違いが出てくるのだろうか。
60年代後半、本田竹広・渡辺文夫らのバンドがライブでマイルスのカバーとスタンダードを演奏していたそうだ。冷静なテナーの後ろで彼等リズム隊は、まるで喧嘩を売っているようなプレイだった、という話がある。纏まりが無い、とも言えるけれども、互いの個性がせめぎ合うエキサイティングな演奏とも言えるかもしれない。
There are few words that
can express our gratitude
for the magnificent
performance by the man
assenbled for the supporting orchestra.
The music speaks for itself.
Charles & stan