SAPIX小6で6月くらいに急降下した子はね… | サピックス・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーなどからの中学受験と進学後のポイントとアドバイス

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現役の予備校講師・家庭教師の角田が受験業界の少しでも役に立つ裏情報をお伝えするブログ。中学受験から大学受験まで指導してきた角田だから知っている情報を惜しみなく公開します!

毎年、いるらしいが…


大手個別指導塾の教室長をやっている

昔の同僚から聞いたのですが

この時期のSAPIXの小6で

算数の成績が急降下する子がいるそうです。


この大手個別指導塾では

成績が急降下した小6の生徒を

夏休みや9月以降に

「授業回数を増やしましょう!」と

トーぜんのように

マスます営業をかけるようです(苦笑)



たしかに

角田が指導していても

小6の2月・3月くらいに

「あー、この子は成績が下がっていきそうだ」

と思う子がいます。


SAPIXだと

小5の冬あたりから

小6の春休みくらいの時期に指導していると

算数の成績が落ちていきそうだと

角田は予測できます。


もちろん、角田は

「このままだと、危ないから」と

お子さまだけでなく、保護者の方にも伝えるんですが

理解してくれないこともあります。


SAPIXに通う小6生で

夏休み前に成績が急降下するタイプと

急降下してしまったお子さまが

夏休みまでに、やるべきことを

まとめていこうと思います!


どんな子が真っ逆さまに落ちていくことが

多いかというと




①早期教育をしていたお子さま

…小3までに「答えを出すこと」を優先して

算数を勉強してきたお子さま

→早期教育自体を否定しているのではなくて

低学年のうちから

「どうしてそうなるか」よりも

正解することを大切にやってきてしまったお子さまです。


②小5の夏前後から始まる「割合と比」を活用した解法を使ってこなかったお子さま

小5の学習では割合と比を使わずに解ける問題も多いのですが

そこで新しい解法を取り入れず以前の解法をメインに使って

解いてきてしまったお子さまです。


③小5の夏前後より以前の解法を忘れてしまっているお子さま

…②とは逆で小4や小5前半のやり方を忘れてしまっているお子さまです。


逆に

成績が急降下しないお子さまの特徴は

●小4や小5夏前までの解法を忘れずに

●小5後半に習う「割合と比」を使った解法も押さえている

毎回の学習を頑張りながら

以前の解法も振り返ることもできる

そんなお子さまです。


もう少し詳しく書いていきますね。


早期教育をすること自体が悪いわけではなくて

早期教育をしてきたお子さまの中に

「答えがあっているのだから、自分のやり方は間違っていない。」と思って

新たな解法を押さえていこうと思わなくなる子がいるんです。


早期教育をするのであれば

新しいやり方が出てくるたびに

保護者の方が

「前にやってたやり方もいいけど、今日習った方法も

積極的に使おうね」と

引っ張っていけば

失速することは少ないでしょう!


それと

②と③だと

どちらがマズいかというと

角田からすると②のタイプのお子さまですね。


②の割合と比方を使う解法は

定着させるのが大変なので…。


ですから

小6のSAPIX生で

この時期に算数の成績が急降下してしまったお子さまは

割合と比を使った解法が弱いならば

割合と比の文章題・速さと比・平面図形と比

を夏休みまでに補強しましょう!


ご家庭で補強できないのであれば

家庭教師や個別指導塾を利用するしかありません!


毎週のデイリーサポートのフォロー以外に

夏休みを見据えた

学習をしていきましょう!









 

合格することだけを目標にするのではなくて
中学生・高校生になってからも
しっかりと学力が伸び続けるお子様にするために
角田と一緒に頑張ろうと
思っていただける保護者の方は
ぜひ一度、角田の体験授業を
受けていただきたいと思っています。
 
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まずは、無料で簡単なカウンセリングをしてから
必要であれば、体験授業を提案いたします。
私が何もしないでもよさそうな場合は
体験授業もお勧めしない場合もあります(苦笑)
 
 
 
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