いやー、そうじゃないってさ…
他の家庭教師の先生のブログを見ていたら
『あー、そういうふうに教えちゃうと
論理的思考力が育たないよ…。』と思うような解説をしていましたので
角田が解説してみますね。
あの若白髪、文系だからなのか
本当に暗記算数・感覚算数だな…。
論理的思考力を付けさせたいならば
①問題作成者の誘導に乗った解法で解かせる
→問題作成者の意図を考えることにより
流れを掴ませることを目的に指導していきます
②いままで習った解答方針を利用して解かせる
→誘導に乗らずに
塾のテキストに載っている解法を使って解かせます
指導者は
間違っても
“感覚的に”=“なんとなく”
補助線を引いて
解いてはいけないと思います。
そういう指導者に習うと
お子さまも
“感覚的に”=“なんとなく”
補助線を引いてしまうからです!
指導者のスタンスが
暗記算数や感覚算数な場合
算数のセンスがないお子さまは
伸びないことが多いです。
家庭教師をお探しでしたら
保護者の方が
問題の説明を聞いて
『論理的だな』と思える指導者を
探されるといいと思います!
この渋渋の図形問題は
(2)が誘導になってることに気づけないのは
家庭教師としてはだめだな…。
解説に入ります!
(2)の解説
(2)は図3の中に
1辺7㎝の正三角形と図2の三角形を作ることで
解きます!
図3の中の三角形ABDは1辺7㎝の正三角形と考えれば
三角形EDCは図2の三角形です。
ここで
三角形ABDと三角形ADCは面積が等しいので
三角形ABDと三角形EDCの面積を比較することは
三角形ADCと三角形EDCの面積を比較することと
同じです。
三角形ABD−三角形EDC
=三角形ADC−三角形EDC
=三角形ADE
となります。
三角形ADEは
30°75°75°の等辺が7㎝の二等辺三角形なので
7×7/2÷2=49/4
ここで
(2)は正三角形を図の中に作ることで解いたことが
(3)の誘導になります。
(3)の解説
(3)は
求める図形の面積を変えずに少しずつ形を変えていきます。
まずは対称性を考えて
BQPDSRとAQRCSPが合同なことを
確認して
ウをエに移します。
ここで
誘導に乗って
この図の中に正三角形を探します!
→PBCを結ぶと正三角形が見つかります。
理由は
三角形QBPと三角形RBCと三角形SPCは
150°15°15°の二等辺三角形で合同です。
だからBP=BC=PCとなり
三角形PBCは正三角形となります。
感覚ではなく
きっちり説明をすることは
中学生になってからの幾何の学習(証明)で
大きなアドバンテージになります!
ここで三角形SPCを三角形RBCに移します。
ここでCとQを結べば
またもや
30°75°75°の三角形が
今度は2つ見つかりますね。
9×9/2÷2=81/4
81/4×2=81/2
これは
問題の誘導に乗った解き方です。
ただ、この問題の誘導に乗るよりも
塾で習っている方針で解いた方が
(3)は簡単に解けるので
多くの指導者は
(3)を他の方法で解きます!
まともな指導者ならば
SAPIXやなどの塾のテキストに乗っている方針を
利用した解き方を1番に思いつくはずです!
先程、お見せした方針か
最後にお見せする方針でこの問題を解きます!
あの若白髪は、やり方が行き当たりばったりなんだよ…。
自分の若白髪を“ギンパツ”とか自分で言っちゃうくらいだから勘違いやろうなんだろうなー。
それでは
(3)を塾で習う方針を利用して解きます!
SAPIXや他の塾でも
こんな問題を必ず解いています。
この問題と同じ形が(3)の問題にもありますよね!
81/4×3−81/2=81/4…赤の斜線部分
81/4×2=81/2…求める面積
塾で習っていることを知っているからこそ
多くの指導者は
この解法で解くわけです!
この2通りの方針以外を
ファーストチョイスとする家庭教師は
かなり危ない気がしますね。
何度も繰り返しますが
感覚的に問いている家庭教師の先生や
丸暗記した方法に当てはめる家庭教師の先生に
習っても
算数はできるようになりにくいです!
保護者の方が説明を聞いて
『論理的だな。』と思える先生に
指導を依頼されるといいと思います!
家庭教師を雇われる場合
人間的な面も含めて
保護者の方が納得できる先生を
選ばれた方がいいかもしれませんね。
家庭学習でどんなことをやらせるといいか
相談できる
家庭教師や個別指導の先生と
出会えるといいですね(*´∀`)♪
塾や私立中学のカリキュラムを確認したり
志望校の過去問を分析して
家庭学習で何をやるかを計算したうえで
家庭学習の質を高める
お子様に合わせた個別指導を
ご希望される保護者の方は
ぜひ一度、角田のカウンセリングを受けたり
角田の体験授業を受けていただきたいと思っています。
2023年の指導枠は
まだ空きがあります。
<2023年2月以降の空きコマ情報>
空きコマについてここに書いておきます!
2023年に2月の平日に空きは出ると思います!
2023年は
私立中学生・高校生の指導は
それなりに入ってますが
中学受験の指導はそこまで入っていません(苦笑)
興味のある保護者の方は
キャンセル待ち・スポット枠の授業なども含めて
ご連絡ください!
中学受験はもちろん
私立中学・高校での学習や
高校受験・大学受験に向けて
ご不安やご質問などがあれば
無料でメールや電話で対応しています。
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まずは、無料でカウンセリングをしてから
必要であれば、体験授業を提案いたします。
私が何もしないでもよさそうな場合は
体験授業もお勧めしない場合もあります(苦笑)
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