どこかで出そうと思っていた記事です。
好きなエンタメの理由を書いてます。


1.ステップ・トゥ・シャイン
→ドックサイドステージにて2017年7月から半年間限定で公演。当時、ダッフィー&フレンズの仲間入りを果たしたステラ・ルーちゃんのお披露目ショーです。ダッフィー&フレンズ総出演。
    ブロードウェイのダンサーを夢見るルーちゃんが、練習したダンスをゲストの前で披露するというストーリー。バレエとタップダンスを披露した後は、みんなでミッキーが考えた振り付けで踊ります。ダンサーを夢見て一生懸命踊るルーちゃんを、皆で応援するというのが本当に良かったです。もちろんダッフィーやメイちゃん、ジェラくんも可愛くて、今回はサポートに回っているミキミニも良き。
    ミッキーとダッフィーはショーの司会進行を務めます。イケミキシーンもあるんだけど、今回はルーちゃんを引き立たせるために控えめです。ミニーちゃんとメイちゃんは音楽を奏でます。ミニーちゃんがピアノでメイちゃんがパーカッション。ドラムをぱちぱちと叩くメイちゃんが凄く可愛かったです。ジェラトーニは舞台のデザインを担当。ルーちゃんをイメージした星がいっぱいのステージでは、夢へ向かって踊るルーちゃんが良く映えます……このように、ルーちゃんの一世一代のショーを成功させようと動き回るみんながとても素敵で、それに応えようとひたむきに踊るルーちゃんもめちゃくちゃ素敵です。なんだろう、やってることは特に新しくないし凝ってもいないけど、とても幸せな気持ちになれるショーでした。
    惜しむらくは、期間限定であったことくらいですね。公演時間は20分と短いし、派手なセットや迫力のあるダンスとかはないけどゲストを惹き付ける「何か」があるのがもの凄く素敵でした。
    あとね、俺はステシャで流れる、
     ・Ready to shine
     ・The world show me the way
    この2曲が大好きなんです。特に、

  “私には夢がある  ドキドキする甘い夢
   叶えるヒントなんて  世界には溢れてる”
   
    ここが本当に好きなんですよ。「夢が叶う場所」をキャッチコピーとしているTDRらしい一節だと思いませんか?これをルーちゃんが歌うっていうのが尚良くて、一回パークインしたくらいの高揚感を味わえます。こんな素敵なショーは今後見れないんじゃないかな。ディズニーが描きたいであろう世界観に合っていて超お気に入り。
(僕がルーちゃんのことを、好きすぎるだけかもしれないですけど…)


2.Be Magical!
→2011年公演開始。ディズニーシー開園10周年のイベント名を冠したグリーティングショー。
    グリーティングショーなので、これと言ったストーリーはないです。みんなで力を合わせて魔法をおこしましょう、というショー。ミッキーとグーフィー、ドナルドが登場して「ビバディ・ブビディ……」と歌いながらゲストを巻き込んだ手遊びを行うとハーバーの中央に帽子が登場します(この帽子は、ズミックで使われている帽子をイメージしてね)。もう一度魔法をおこすと、キャストさんやゲストさん(に扮したダンサーさん)の手元に魔法の帽子が表れて、それを被るとあら不思議。みんなが魔法にかかったかのように踊り出します。もう一度魔法を起こすと今度はディズニーの仲間たちが表れ、最後にミッキーが瞬間移動してフィナーレを迎えます。
    最大の見せ場は、キャストさんやゲストさんに扮したダンサーさんが踊り出すところですね。僕はパークオタクなのでキャストさんのコスチュームのまま踊ったり、メイちゃんを抱えたまま踊ったりする姿に酷く興奮しました。興奮を覚えたのは僕だけじゃないようで、ネットに上がっている初日初回の映像を見ると「うぉー」とどよめきが起こっていましたね。いや、あれはびっくりするって。特に、パークが好きな人たちには刺さりまくる演出だと思うよ。
    あとはミッキーの瞬間移動も最高です。個人的にはミッキーの瞬間移動はわりとどうでも良くて(ミキオタさんすみません…)、瞬間移動したミッキーに小走りで近づき、後ろから抱きつくミニーちゃんが可愛すぎるので見て欲しいです。そうそう、シーの10周年コスチュームはめちゃくちゃ良きですよ。ミニーちゃんの歴代のお洋服で何が好き、って聞かれたら僕はこのショーを選んじゃいますね。
    で、ここからが本題なんですけど、このショーの魅力のひとつには「シーっぽくない良さ」があると思っているんですよ。なんか矛盾しているように聞こえるかもですが……ビマジは、ランドっぽいんですよね。キャラクターの数で圧倒させたり、ディズニー音楽をいっぱい使ったり、魔法というのがキーワードだったり、挙げたらキリがないほどシーらしくないです。その異質さがこのショーの魅力をより際立ててる気がしますね。なんとなくだけど。
    あとね、僕がこのショーについて喋る時って、あたかも本当に魔法が起こっているかのように喋るけど、賢い人ならこのショーの全てのトリックは一発で分かると思います笑。だから、刺さらない人には子供騙しにしか見えないかもしれません。でも、僕は始めて見たときとてもとてもドキドキしたのを憶えています。このショーにはディズニーを楽しむためのノウハウが詰まっていると思います。確かに、ビマジの仕掛けは幼稚かもしれないけど「本当に魔法が起こっている」と考えて見たほうが楽しくないですか?そうすれば、子供に戻れたような感動を味わえます。みんな、ディズニーにいるときくらい魔法や夢を信じてみようよ!これを意識するだけで、ディズニーが何百倍も楽しくなりますよ~。
    10周年はファンタズミックが始まったりとディズニーシーの新たな面を見せてくれた一年でしたね。このイベント名を冠したビマジは、シーの新しい魅力を僕らゲストに教えてくれたと思います。


3.ドリーミング・アップ!
→2018年から公演開始。35周年のメインパレードとして始まり、今はお昼の常設パレードになっています。グランドフィナーレバージョンのみ停止あり。
    フロートの台数もかなり多く、登場キャラクターも豊富です。先頭はミッキーとプルート、それ以降は順番にグーさん、アリスフロート、ピノキオフロート、ミニちゃま、プリンセスフロート(ラプンツェル、白雪、シンデレラ、オーロラ)、チプデ、美女と野獣フロート、プーさんフロート、ドナデジ、ベイマフロート、ピーター・メリポピフロート、ドコモの提供の全13台。停止は無しで、通過だけなら20分弱。ベイマックスが初登場したのはこのパレードだったはず。
    もちろんダンサーさんたちも素敵です。このパレードはリボンちゃんのソロダンスから始まるんだけど、曲のワクワク感とも相まって妖精さんを見ている気分になります。共感してもらえないと思いますが…。それ以外のダンサーさんもみんな素敵で、映画の世界観に沿った衣装が魅力的です。美女と野獣フロート周辺のダンサーさんは、晩餐会をイメージした服装になっていて見ているだけで楽しいです。
    個人的に、ランドの歴代デイパレードは全部好きなのですが、ドリミは歴代の良いところをかき集めたハイブリッド型だと思っています。曲が最高だったハピネスを元に、アレンジが素晴らしい音楽をたくさん楽しめます。プリンセスフロートで流れるアレンジがめちゃくちゃ好き。ハピネスだと明るめのアレンジだったけど、バラード調に仕上げたドリミも素敵。フロートが最高だったジュビを元に、美しいフロートがいっぱいです。フロートそれぞれに細かい工夫がされており、とても面白いです。アリスのフロートなんかは、映画を見てからだとたまらないです。何だかんだで、アリスフロートが一番好きかも。
    大好きなパレードなのですが、魅力を教えてと言われると……上手く言語化することは出来ないです。自分の語彙力の無さが嫌になりますね笑。でも、言葉で表せない不思議な魅力を持ったパレードであることは確かで、なんというか本当にステキなんです !  さっきから「ステキ」としか言ってないけど、めちゃくちゃ良いパレードだと思うので是非見て欲しいです。
    ちなみにドリミは、僕がショパレに興味を持つきっかけとなったショーです。キャスト時代、パークワイドのヘルプをしていた時に間近で見たこのパレードが最高だったんです。


4.ミッキーのドリームカンパニー
→2009年に公演。ウォーターフロントパークの特設ステージでやってた、ディズニーリゾート25周年の最終シーズンに公演されたショー。これはリアタイで見ていないですが、何回も動画で見直しちゃうくらい好きなショーです。
    ニューヨークで一番のダンサーを夢みる少女、マーガレット。魔法の鍵を手に入れたマーガレットは、人気劇団「ドリーム・カンパニー」に遭遇。半ば強引にオーディションを開催してもらうも、合格どころか自分の無力さを嘲笑わられる始末。落ち込むマーガレットでしたが、色んな人との出会いやダンスと歌の特訓を経て夢への一歩を踏み出すのでした。
    始めて見たとき、あまりにも良すぎて泣いちゃいました。小学生時代の俺、なんでこんな良いものをスルーして、アトラクションばっかり乗っていたんだと叱責したいほど後悔しています。ストーリーもさることながら、曲が本当に良い。

「ときめく心がある  
    誰もが求めている
    輝く夢が集う場所は
    永遠に君を待っている」

「おいでよdreamworld  
    wonderland 君の国へ
    素敵なyour smile  
    絶対dream come true
    心に愛、夢、希望のshining star
    終わりはないよ  
    素晴らしい dream gose on
    (25周年のメインテーマ)」

「広い空  私は舞う
    輝いて光る星を  
    捕まえるこの胸に
    いつか叶えるの夢」

「笑いとばせ  ハッハッハッ  
    空も晴れ渡る悩みごと忘れ  
    さぁ、笑い飛ばそう
    愉快にやろう! やろう!」

「あなた何をしてたのか  
    見つめ直す時よ
    遅くはない  諦めない  
    夢叶えよう」

「努力たっぷり  運もちょっぴり
    道ははてしなくて  だけど信じて
    乗り越えて  
    いつかは言う  こんなの軽いことさ」

「星に願いかけるのは  
    いつでも出来るよ
    落ち込まずに  前を向いて
    遅くはない  諦めない
    さぁ行こうよ  立ち上がって
    夢叶えよう」

    って、めちゃくちゃ良くないですか?誰に聞いてるんだって感じですが笑。どうでも良いけど、僕は25周年の音楽が相当好きみたいですね。 The dream gose on は名曲なので、是非とも聞いてくださいね。
    シンデレラ城が中心に広がるディズニーランドは、夢は「信じれば叶う」と教えてくれます。ランドは夢と魔法の王国であり外界から守られた世界。ある程度の生活が担保されてる、そんな場所。一方のシーは冒険とイマジネーションの海で、何をするのも自分の責任。誰も守ってくれません。何をするのにも自己責任なディズニーシーでは、待ってるだけでは夢は叶いません。だから、夢というのは「一歩踏み出すことで始まる」と教えてくれます。叶うとは言ってくれない。ただただ、一歩踏み出すことが大切なのです。ミッキーのドリームカンパニーもそういうショーです。夢を追う人、夢を忘れちゃった人に見てもらいたい最高のショーです。
    ちなみにマーガレット役は、声優の三森すずこさんが務めていました。ゆゆゆで大変お世話になった人なので、知ったときはびっくりしましたよ。みもりんはこの頃から歌とダンスが上手だったんですね。
    ディズニーらしい素敵なショー。こんな良いショーを見れる、この場所が好き。


5.ファッショナブル・イースター
→2015年から2018年まで公演。
    アメリカンウォーターフロントのグローリア・デ・モード(アールヌーヴォー)、マーメイドラグーンのP.A.オーシャン・シーマリン(アクアポップ)、ロストリバーデルタのカルロッタ・マリポーサ(マジックリアリズム)、ミステリアスアイランドのヒューゴー・ヴェルジュール(スチームパンク)の4人のファッションデザイナーが繰り広げるファッションの祭典です。4人のデザイナーには、それぞれに濃い個性があります。僕の推しはグローリア。
    グローリアはショーの司会を務めているのでリーダー格のような感じがするけど、自分が一番な高飛車な性格。でも仕草がいちいち可愛いので大好き。
    オーちゃんはとにかくポップな男。あざといところが多いけどそれが良い。絶対女子ウケを狙ってやってるだろうけど、オーちゃんなら許せちゃう。
    カルロッタはミステリアスな女性。若干中二病なのが高ポイント。常にクールだけど笑うと可愛い。もっと笑顔見せてよ。
    ヒューゴーは引きこもりの少年。協調性がなかったけど、ショーの最後には興奮して熱いセリフを言っちゃう純粋な子。カルロッタ曰く「スチームパンクさん」。
    ちなみに、僕は2018年に見たのがお初だったので、仲が悪い時の彼ら彼女らのことは知りませんでした。試しに過去のショーを見てみたら、めちゃくちゃ仲が悪くてびっくりしました笑。そんな4人を見て冷静にツッコミを入れるミッキーがなんだか面白くて、そのシーンだけゲラゲラ笑っちゃいます。
    では、それぞれのファッションについて僕なりに解説します(僕は普段からオシャレには無頓着なのですっとんきょうなこと書くかもしれないけど許してね)。

・アールヌーヴォー(アメフロ)
ナブルの衣装の中では一番「日常感」のある衣装です。大きな帽子を被っているイメージがありますね。色は過激だけど、形はブロードウェイダンサーを彷彿とさせるような感じでかっこいいです。まぁ、僕のブロードウェイのイメージは、だいぶディズニライズされていますが。個人的には一番好き。

・アクアポップ(マメラグ)
かわいい衣装ナンバーワンです。そして、アダルティな衣装ナンバーワンでもあります。とにかく露出が多いので、目のやり場がありすぎて困ります。男子の衣装は覚えてないや。色使いも鮮やかで、ずっとみていたい衣装ですね。

・マジックリアリズム(ロスト)
ロストリバーデルタらしい、ジャングルのようなファッション。蝶々をベースに草花を足していった感じですね。ソンミラとかシャドランで出てくる衣装をイメージしてもらうと分かりやすいかも。着こなすのがめちゃくちゃ難しそう。カルロッタはすげぇ似合っているけど。

・スチームパンク(ミステリアス)
機械仕掛け、っていうことらしい。言われて見ればなるほどなと思いますよ。イメージとしては、ミステリアスアイランドのキャストコスチュームに近いです。ある意味で最もテーマポートのイメージに合った衣装だとも思います。ダンスパフォーマンスはここが一番激しくてかっこいいです。

    めちゃくちゃディズニーシーらしくて大好きです。「ファッション」がテーマなのがまず面白いし、なにより衣装が本当~に素敵なんです。各テーマポートのイメージとも反してないし、キャラクターの衣装も各デザイナーの好みが色濃く出ていて凄いです。ショー自体にストーリーがあるわけではないので、ファッションショーみたいな感じでずっと楽しいです。まぁ、ファッションショーに行ったことないから分かんないけど笑
    これは完全な持論なんだけど、シーはランド違って「雰囲気」を楽しむというのが正解だと思うので、こういうショーのほうが合っていると思うんですよね。いや、うさピヨもかなり好きなんだけどね。うさピヨ批判は、ナブルがあまりにも偉大すぎたからでしょうね……。
    イースターらしいというか、ディズニーシーらしいショーでした。今後はこういう系統をメインでやれば、ランドとシーのすみわけができそうですね。


6.フェスティバル・オブ・ミスティーク
→2019年に公演開始。シーのハロウィンイベントのメインショー。長く続いたビラワからテーマを大幅に一新。
    ポルトパラティーゾではかつてハロウィンの祝祭が行われていたが、いつしか忘れ去られていきました。ある日、美しい3人 の女性が祝祭の復活を呼びかけ、ミッキーの仲間たちや街のみんなが祝祭を復活させます。祝祭が始まると3人の美しい女性た ちは妖しく歌い始め、皆誘われるように踊り始めます。すると、海に雷鳴がなり響きミッキーが邪悪な力によって囚われてしまいました。実はその3人の女性は、船乗り を惑わす妖精の末裔で、彼女たちはこの祝祭を用いて、海の魔王の復活させようとしていたのです……というように、しっかりとしたストーリーがあるのが最高です。
    最大の見所は、セイレーン様の(さっきの末裔さんたち)生歌を聞けること。みんな上手だし、演じ手によって個性が出るのが素敵ですね。定型のセリフがあるみたいだけど、みんなセリフを崩して自分らしく味つけしていました。ハロウィン終盤に近づくにつれほとんどアドリブみたいになってしまい、初見の人にはかなり不親切な内容になっていましたけど。
    中盤と終盤に手遊びがあるんだけど、それが難しいと話題になりました。僕はもともとリズム感がないので家で何回も練習しましたね。現地でも「分かんない~」と楽しそうにはしゃいでる人がいっぱいいました。ハロウィン期間が進みにつれ洗練されていったけど、慣れない人にはかなり難しいかも。その分、できたときの嬉しさは大きいですが。
    華やかだったヴィラワと比べるともの足りないように感じる人もいるかもしれないですが、個人的にはストーリー性のあるこっちが好き。あと、テーマポートの物語に紐付いているのも俺の趣味をそそります。フェスミスは、シーの開園時から5年間公演されていた「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」というショーの物語を多分に含んでいます。ダニエラ姫の思いを背負ったミニーちゃんが素敵。最近知ったけど、当時の音楽も使われているんだよね。シーのハロウィンは、毎回色んな顔を見せてくれるので楽しいですね。
    ……余談になるけど、ある日のザンビ前で出会ったセイレーン様がとてもとても好きでした。天真爛漫キャラの末っ子を演じていたのが印象的で、その回は凄く楽しかったです。その後しばらくザンビ前に通ったけど、それ以来会えなかったのが残念。来年は会えるといいけど。
    ストーリー、音楽、衣装その全てが好みに合っているのでハロウィン期間に何回も見に行きました。CDも買っちゃった。


7.ビッグバンドビート
→2006年から公演開始。シーの15周年で一度大きくリニューアル。ブロードウェイミュージックシアターで公演中。
   登場キャラは、ミキミニとデイジー、グーフィーと少ない上に、4人とも英語を喋るというかなりトリッキーなショー。なんですけど、シーの雰囲気にバッチリあっていてもう本当に楽しいです。おそらく、ディズニーシーのショーで一番人気。ジャズの生演奏が醍醐味でかなり迫力があります。リスニングが苦手だったので間違っているかもしれないけど、使用楽曲はディズニーオリジナルではなく、1900年代前半のジャズの名曲から引っ張ってきているみたいですね。どの曲もかなり聞き応えがるので好きです。セトリはこんな感じ。

1.スイングしなけりゃ意味がない
2.夜も昼も
3.A列車で行こう
4.サヴォイ・デ・ストンプ
5.ジャンピング・ジャイブ
6.ディグ・ディガ・ドゥ
7.頬を寄せて
8.フォー・ブラザーズ
(※ランダム。All of Meが多いかな)
9.シング・シング・シング
10.スイングしなけりゃ意味がない

    こういうのに順番をつけるものじゃないだろうけど好みなのは「頬を寄せて」「フォー・ブラザーズ」「シング・シング・シング」ですね。チークはミニーちゃんが凄く可愛くて、手を繋いで踊るミキミニが尊いです。フォーブラはみんな登場するし、ダンサーさんだけではなく演奏者の皆さんもはっちゃけていて凄く楽しいです。なんだかんだで一番好きなのはこの曲ですね。シングはBBBを語る上では絶対に外せないでしょう。これが一番人気だろうし、これだけが目当ての人もいると思います。ミッキーのドラムソロで、最高にかっこいい黒タキ様を崇めましょう。(今は見れないけど)ワンマンのシャイニングスターに並ぶ、ミッキーの名シーンだと思います。めちゃくちゃカッコいいぜ。ミッキーってスタァなんだなって、本当にそう思えます。ゲッタン見れた君は幸せもの。俺は生ゲッタンは二回しかないな…
    もちろん、ジャンピンのグーフィーとディガのデイジーも素敵です。ダンサーさんと演奏者さんもみんな素敵。共感してもらえないかもだけど、オープニングで演奏者さんたちが一斉に立ち上がるとこがなんか好きなんですよね。あれ見る度に、BBB始まったなぁって感じますね。
    生歌に生演奏、タップダンスのカチカチなど「音」を楽しむのがこのショーの正解だと思います。こういう類いのショーはかなり珍しいですね。だからファンにだけ、やたらと人気があるんでしょうね。BBBって初回以外は抽選で、2階は並べば見れるんです。オタクはみんな欲が全面に出ているため抽選に当たるはずもなく、2階に雪崩れ込むオタクが多いです。そのため、初回以外は分厚くて正確無比な手拍子が上のほうから聞こえてきます。

※興奮していい忘れましたが…BBBはゲストが手拍子で盛り上げるのがお決まりです。一応、タップダンス中とバラードは手拍子しないという暗黙のルールがありますが正しいタイミングはオタクしか知りません。俺も何回か見てようやく掴みました。行けば、いかにオタクの団結力が凄いか感じれます

    余談ですが、 2019年のミキミニスクリーンデビューのお祝い動画はこのショーのオマージュでした。BBB大好きなので贔屓しちゃうのですが、公式がアップした動画で一番良かったと思います。見てみて。
    

8.スプーキー“Boo!”パレード
→2018年に公演開始。ランドのハロウィンイベントのメインパレード。
    ゴーストたちが新しい仲間を求め繰り広げる、薄気味悪いパレード。各フロートはディズニーランドのエリア/アトラクションがモチーフになっています。こんな具合。

・ウエスタンリバー鉄道
    (マックス、ホーレス、クララベル、
      ヒューイ、デューイ、ルーイ)
・ジャングルクルーズ
    (グーフィー、プルート)
・シンデレラ城
    (ミッキー)
・ファンタジーランド
    (ミニー、クラリス)
・蒸気船マークトゥイン号
   (ドナルド、デイジー)
・クリッターカントリー
   (チップ&デール)

    どのフロートもかっこいいけど、縦に長いフロートが多いので座り見だと首が疲れます。ドナデジフロートは高すぎる。
    キャラの早着替えや分かりやすい手遊びなど人気を得やすい要素はいっぱいあるけど、一番の魅力はカッコいいダンサーさんたちだと思います。ダンサーさんにコアなファンがついていて、キャラクターはそっちのけでパシャパシャする人も多いです。ダンサーさん一覧は以下。呼び名は俺が勝手に決めてるわよ。一応、登場順で書いてみた。

・カラス隊(女性)
    →一匹の親ガラスと子ガラスが数匹。
       初年度は子ガラスいなかったので、
       この一年で産まれたんでしょうね。
       親を中心に踊る姿が綺麗だよ。

・ゾンビ(男性)
    →初年度より数が減ったゾンビ。
        なんでも、親ガラスが子供を産む
        ための栄養源になったとか…

・猫(女性)
    →一番好き。めちゃくちゃ可愛い!
        髪の毛はクルエラを意識してか、
        黒と白のハーフ&ハーフです。

・海賊(男性)
    →アクロバット部隊その1。
        ハロウィンと言えば海賊だよね。

・船長(男性)
    →アクロバット部隊その2。
        船長より動きが華やか。
        女子人気高めなイケメンたちです。

・花嫁(女性)
    →一番人気。初年度はいなかった。
        マンションの屋根裏にいる花嫁で、
        今でも誰かが迎えにきてくれるのを
        待ってると想うと悲しい…
        けど、凄く美しいです。

・求婚者(男性)
    →そんな花嫁に求婚する5人組。
        みんな適当にあしらわれています笑。
        海外パークのマンションの物語を
        知ると、かなりゾッとします。

・甲冑(女性)
    →ミッキーフロートを守る甲冑さん。
        時折見える表情がステキです。

・ゴスロリ(女性)
    →ここも凄く好き。
        文字通りゴスロリです。

・ドナデジ(男性/女性)
    →カップルで踊るダンサーさんたち。
        スプブはドナデジだけ一緒のフロート
        なのでそう呼ばれています。

・かぼちゃ(女性)
    →これもかなり好きですね。
        見たまんまかぼちゃです

・見習いゴースト(?)
    →年齢、性別不詳。
        ただ一番ユニークです。

    一番人気は後述する花嫁でしょうね。僕は猫ちゃんが最推しです。理由はシンプルでそういう癖だからです(昔、猫ちゃんコスプレの女性ゲストさんがいたので、横目でチラチラ見ていたら彼氏さんに睨まれたことがあります。慌ててミニーちゃんのぬいぐるみを強く抱きしめ、興味がないことをアピールしました……)
    このパレードって本当にダンサーさんの人気が高いんですよ。ダンサーさんの登場シーン目当てで場所とりする人とかがいるくらいに。でも、その理由も分かるんですよね。ディズニーのダンサーさんってみんな笑顔で登場することが多いんだけど、スプブはみんな無愛想です。なんだけど、もうめちゃくちゃにカッコいいんですよ……。
    初お披露目の翌年(2019年)は曲にアレンジが加えられ、新しいダンサーさんが追加されました。追加されたのはカラス、船長、花嫁と求婚者。花嫁のデビューは特に衝撃的でしたね。美しい花嫁に心を奪われたのは僕だけではないはず。
     いちおう、この花嫁はマンションの屋根裏部屋にいる花嫁ちゃんと同一人物とされています。この花嫁ちゃんは命の灯火が消えてもなお、婚約者を待ち続けております。その婚約者に命を奪われたとは知らずに……こんな感じで、色々と考察して楽しむことが出来るのが面白いですね(花嫁ちゃん考察は、マンションのBGSが元になってるよ)。オタクが好きそう、というか俺もオタクなのでこういうとこが大好きですね。      
    2019年は様々な謎を残したまま終わったので(トゥモローランドへ続く橋での確定ダメージ、プルートだけゴースト化しなかった、キャラの細かいセリフの変化などなど)考察が非常に盛り上がりました。マジで来年はどうなるんでしょうね。プルートがみんなを救うのかな?
    かなり好きなパレードです。ハマる人にはかなりハマると思います。


9.ドリームス・ウィズイン
→2009年に公演。キャッスルフォアコートでやってた、25周年の最終シーズンに公演されたショー。さっき紹介したミッキーのドリームカンパニーの対になる作品。これもリアタイで見ていないですが、何回も動画で見直しちゃいます。
    ディズニーキャラクターと楽しそうに遊ぶ子供たちを、輪の外から羨ましそうに見つめている男の子がいました。彼は大きな声がだせないので、周りと上手く打ち解けられません。そんな弟を心配したお姉ちゃんがミニーに相談すると、魔法の鍵があるといいのに、と言われます。なんやかんやでティンカーベルから魔法の鍵を手にした二人は、ミッキーとはぐれてしまったプルートをミッキーに引き合わせるために冒険に出ます。おもちゃの世界、アリス主催のお茶会、リロとスティッチのダンスタイム、それぞれの世界ではちょっとした問題が起きますが、二人とプルートは魔法の鍵を使いそれらを解決していきます。しかし、最後はマレフィセントに魔法の鍵を取られてしまいプルートもミッキーに会えないまま。悲しむお姉ちゃんとプルートを見た弟は、二人の前に立ち精一杯の勇気を見せるのでした……最後のネタバレは書かないけど、勘が良い人とディズニー慣れしてる人は大方想像がついているはずです。でも、物語はこれくらいシンプルなほうが良いと思うんですよね。
    始めて見たとき「良い夢みたなぁ」という気分になりました。こう言っちゃなんだけど、展開自体は割りとありきたりなんですよ。でもね、俺はこのショーが凄く好きです。俺がディズニー好きなだけなんだろうけど。
    なんだろうね、このショー見るといつも泣いちゃうんだよなぁ。演出が良いのか音楽が良いのか分からないけど、凄く心がポカポカします。たぶん、一番ディズニーランドらしいエンタメだと思います。ランドの魅力がこれでもかと詰まってる。じゃあそれって何?と聞かれると、上手く言語化できないです……じゃあ文章なんて書くなよっていう話だけど、好きなんだろうなというのが伝わってくれれば良いです。二人の姉弟が魔法がかかったかのように衣装を変えて登場する場面が特に好き。あとは、リロ&スティッチパートも好きかな。「アロハ・エ・コモ・マイ」はテンションあがるし、ここが一番楽しいです。
    ちなみに「ランドとシーって、どう違うの?」という質問を受けた際は、これとドリームカンパニーを見比べれば分かるよと答えるようにしています。正直いうと、僕もこの命題に対する確固とした論を持ち合わせておらず、逃げの一手として使っているところがあります。でもね、本当にこの
2つを比べれば、ランドとシーの違いがなんとなく分かると思いますよ。
    一番目立つ違いとしては、ドリームスの主人公である姉弟には名前がついていないです。「あなた」「弟」のように、不自然なまでに名前を言いません。一方のドリームカンパニーは、主人公の女の子にマーガレットという名前がついています。これ、地味だけど大きな違いだと思いません?
名前がついていないということは、そこに自分を当てはめることが可能なんですよ。つまり、自分を主人公にすることが出来てしまうんです。逆に名前がついていると自分に当てはめることは出来ないけど、その人の物語を追体験することができ応援もできる(小説とかでも使われる手法ですね)。つまり、ランドは自分が主人公になって夢を叶えられるにの対して、シーは誰かの夢が叶う瞬間に立ち会うことが出来るのです。皆さんはどちらが良いですか?随分感覚的な話で申し訳ないですが、これって凄く大きな違いだと思うんですよね。
    夢のような体験が出来る不思議な魅力がある作品です。ディズニーリゾートが好きな人に特にオススメです。


10.カラー・オブ・クリスマス
→2012年から公演開始。聖夜のメディテレーニアンハーバーを美しい灯りで照らし続けてきた、ロマンチックなナイトショー。何回か改修を重ねて、今の形になった。
    メディテレーニアンハーバーには、語り継がれる素敵なお話があります。それは、
「ここに集まった人々が心をひとつにして強く願いをかけると、クリスマスツリーが光り輝いて人々に幸せをもたらす」というお話。そこで、ミッキーたちと一緒にクリスマスツリーに願いをかけましょう、っていうショーです。中央に聳えるクリスマスツリーは、ファンタズミックで使われていたものでした。なので、カラクリの終了が報じられたときにズミックも終わるんじゃないのか、という憶測が飛び交いました。結果、その通りになってしまいました…
    始めてみた時の感動が、今でも忘れられないです。とにかく綺麗で、その上音楽も良くて、みんなの衣装も可愛くて、本当に素敵な気持ちになれるショーでした。音楽のチョイスとアレンジが素晴らしいので、是非聞いて欲しい。個人的には「クリスマスウィッシュ 大切な~」のとこが好き。
    公演時間が短いので割とあっさり終わってしまうのですが、ショーが終わった後のアフターグロウも含め、夢のような瞬間を味わえます。雪が降るなんて聞いてない。
    で、このショーの何が一番良いかと言うと、ミキミニちゃんのセリフなんですよ。何てことない会話だけど、このショーにぴったりなので聞いてみて~

ミニー:ねえミッキー、どんな願い事をしたの?
スタァ:きっとミニーの願い事と一緒だよ。
                 大切な人と過ごす、素敵な
                 クリスマスになりますように…
                 そう願いをかけたんだ。
ミニー:今夜は願いが叶ったのね!
スタァ:幸せなクリスマスになったね。
ミニー:また一緒に過ごしましょう。
みんな:メリークリスマス!
プルちゃん:わわーん
ミニー:大切なものは、こんなに近くに
                あるのね。
スタァ:いつまでも一緒にいようね。

    キャー! ってなりました。いつもはあんなに直接的にイチャイチャするくせに、こんなやり方ないぜ、って思います。あと、とにかくディズニーリゾートらしいメッセージなので大好きです。どのクリスマスのショーより、これが一番好き。大切な人と一緒に見ると、より楽しいんでしょうね。俺はいたことないから分からんけど。
    あと、ダッフィーたちがしっかり出るのも嬉しいです。結局はそれかよ、ってなるかもですが、それくらいルーちゃんのことが好きなんです。今はクローズしちゃったショーなので、興味ある人は動画で見てみてね。素敵だよ。