4日目

花蓮から台東までは、国道が山線と海線に分かれる。私たちはどこまで行けるか未定だったので、沿線に宿が多い山線を行く。

山線は道も広く走りやすいが、トラックが多く見所もないのでひたすら走る。端穂の近くまで行くと自転車道があり、水田に映る空が美しい。田圃で仕事中のおじさんが加油、おばあちゃんがニイハオと声をかけてくれる。

端穂では、端穂温泉山荘という日本統治時代からの古い温泉宿に宿泊。高めの新しいコテージ風の部屋がメインだが、とても古い(ボロイ?)和室は格安で朝食付で二人で1000元ちょっと。

水着を着て入る大きな露天風呂。泉質は有馬温泉に似ているらしい。ほかのお客さんは部屋に風呂があるらしく、貸し切り状態。他に裸で入れる個室状の風呂がある。



テラスからは瑞穂の街が見える。



ロビーには猫が3匹。のんびりしていて、妙に落ち着く印象深い宿だ。




3日目

新城駅からタロコ渓谷へ。

新城駅では、観光バスから降りて電車に乗り換える観光客が興味津々で取り囲む中、自転車を組み立てる。

荷物を積んだ重い自転車でノロノロ登っていると、抜いていく車から何度も加油!と声かかかる。

大きな土砂崩れがあったらしく、古い道が土砂で埋まり新しい道ができていた。



タロコのスケールは写真に撮るのが難しいが、大迫力の渓谷だ。




タロコから花蓮へは海がきれいな七星澤経由で。遠回りしたせいか、思ったより遠く疲れた。

花蓮は3回目なので、おなじみのおいしいワンタンや小籠包の店に行き、名物の饅頭をいただく。花蓮は開発が進み、来る度に、よりきれいな街になっている。

夜は観光案内所で教えてもらったアミ族の踊りを見に行った。若い男女のキレのいい踊りが楽しかった。




花蓮の宿もおしゃれなゲストハウスで旅行者の家という名前。トーストの朝食付で1000元で、なかなか快適。壁に絵を描くのが流行しているらしい。



2日目は台北散策

昨夜は宿の近くの龍山寺と夜市を見物。チャイニーズニューイヤーの飾りがライトアップされて賑やかだ。



飛び出す馬




朝、宿の近くでサツマイモの入ったスープの屋台を発見。見ていると、食事中のおじさんがおいで、という手振り。誘われて同じものを注文。あっさりしていて、体が温まる。




このおじさん、英語が少し話せ、私たちが日本人と知ると日本は好きだけど、中国は嫌いだと言って私たちの分とさらにお土産の1杯まで奢ってくれた。




西門までぶらぶら歩く。ローカルの市場があり、沖縄の市場を彷彿させる。





台湾は立派なお墓や市場の雰囲気などが沖縄に似ている。

孔子廟の近くの養生スープのお店に行くが、なんと開いていない。仕方がないので近くの店で昼食をとり、孔子廟を見学。4Dの映画をやっていて、何かと思ったら3D+風などの体感だった。

228和平公園には、アイドルの撮影会や、思い思いに体操する人たちが。






台湾のコンビニはたいてい飲食ができるテーブルや椅子をおいたスペースがある。そこでコーヒーを飲んでいると、入ってきた女性が、日本語で、近くのお寺で神様の誕生日だから行ってみたらと教えてくれる。息子さんが結婚して日本で働いているとのこと。

夜は以前行った中山駅の近くの餃子屋さんに行くが、ここも開いていない。日曜日は飲食店も休みのところが多いのか?

台北ではミスターロブスターシークレットデンというゲストハウスに泊まった。以前台南でとまったラッキーハウスのように若いカップルが経営するおしゃれなゲストハウス。最近はこういう宿が増えているようだ。
3月1日から寒さと花粉から逃げて台湾に行ってきた。

台湾一周1200kmあり、自転車で一周することを台湾では環島と言う。私たちもできれば一周したいところだが、最近の二人の腰痛や肩痛を考えると1日100km近く走るのは難しい。

そこで、景色のいい東海岸を一日50km位走るという計画を立てた。

ところが、東海岸の天気予報が連日の雨・・・。しかたがないので現地で予定を大きく変更した。

実際の日程

1日目:初めてのスクート航空台北まで輪行 

2日目:台北散歩

3日目:台北からタロコ渓谷の入り口新城駅まで電車で移動し、タロコ渓谷燕子口まで自転車。花蓮まで自転車。約50km

4日目:花蓮から端穂まで自転車。約70km

5日目;天気予報を見て予定変更、台南まで電車移動。台南散策。

6日目:台南から嘉義まで自転車。約70km

7日目:嘉義から竹山まで自転車。約50km

8日目:竹山 杉林渓で散策

9日目:竹山 梯子吊橋

10日目:竹山から集集線日月潭経由で埔里まで自転車。約60km 日月潭までは登り。

11日目:埔里ポタリング。

12日目:埔里から台中まで自転車。下り基調50km。

13日目:台中ポタリング

14日目:台中から基隆へ電車で移動し、野柳地質公園

15日目:台北 九分と基隆山

16日目:早朝のスクートで帰国
先日、セネガル人のマスさんという人の講演会に行った。

マスさんは、本名エル・ハッジ・マサンバ・ディウフ、日本人の奥さんと日本に暮らして20年以上になる。セネガルの教育環境の向上を目的としたバオバブの会を主催し、教科書や文具を送っている。

この日は華やかな民族衣装に身を包み、セネガルの話、セネガル人の目で見た日本についてユーモラスに語ってくれた。

セネガルといえば、歌手のユッスー・ンドゥールしか知らなかったが、首都は高層ビルの立つ都会で、多数の部族がすんでいるが争いや差別は無く仲良く暮らしているとのこと。

宗教はイスラム教徒が90%以上だが、宗教の自由が保障された民主的な国だとのこと。

アフリカといえば部族間の抗争が多いようなイメージがあるが、実際話を聞いてみるとそのイメージが覆される。

印象に残った話は・・・

*日本に来た当初は電車に乗っても隣の人が席を移動してしまったりしてショックを受けた。

*イスラム教=テロリストというイメージが出来上がっているが、テロはイスラムの教義に反する。大多数のイスラム教徒は、イスラム教を生活の規範として真面目に生きている。それを分かってほしい。

*自給率を高めることが目標で、砂漠地帯を灌漑してコメの生産も増えている。

*セネガルでは、人と人の距離が近い。知らない人ともよくしゃべる。大家族が多く、近所の知人や遠くの親戚でも助け合うのは当たり前。

最後の質問の時間に、最近中国が経済面で進出して来ていて、アフリカでは商店がつぶれたり様々な問題が起こっていますよね!と攻撃口調で発言する人がいた。マスさんは、同調して中国を攻撃すること無く、それは問題になっているが、そうなってしまうのはセネガルの問題でもある。セネガルがそういう状況にならないためにはやはり教育が一番重要だと答えていた。これが一番印象に残った。セネガルに俄然興味がわいた。