天気もよいので。

吉祥寺(駒込)で開催中のチベットフェスティバルに行ってまいりました。


普通「吉祥寺」と言うと地名を思い浮かべられると思いますが

こちらは吉祥寺という名のお寺さん。

八百屋お七に縁りがあり「お七・吉三郎の比翼塚」があったりします。

 

ウチの方のエリア(板橋・豊島・北・文京)では結構有名かなぁと思うのだけど

全国区じゃないみたいですね(苦笑)




砂曼荼羅1


さて。

本堂では「砂曼荼羅」を制作中でした。

阿弥陀如来様の曼荼羅だそうです。


木板に描かれた大まかな下絵の上に

じょうご状の細い筒(中に色砂が入っている)を叩き振動させ

少しずつ(砂を)落として行き模様を描いておられます。


もの凄~~く根気と集中力が必要な作業です。

気が遠くなりそう…。


まぁ。

それが修行なのかも…ですが(笑)




砂曼荼羅2


中心の赤い蓮華は阿弥陀如来さまの象徴。


取り囲む花びらは菩薩さまとお聞きしました。

それぞれ東西南北と象徴するものを書き表しているそうです。




砂曼荼羅3


砂曼荼羅は完成後すぐに壊してしまうとのこと。



そこまでの過程が大事なのであって

結果に執着しない。

「無常」や「空」と言ったことなのでしょう。



また。

砂曼荼羅は見るだけで穢れが浄化されると言われています。

7日には完成して無になってしまいますので

ご興味ある方は是非明日にでも足を運ばれては。


入場料1,500円ですがそれだけの価値はあると思いますよん。

何かが見つかるきっかけにかも…です。