大学院の友人と呑んだ。
メンバーは武王さん(日本人男性、弊ブログリンク欄の「ご飯とから揚げ」管理人)、Hさん(日本人女性)、Gくん(中国人男性)、Lさん(中国人女性)、そして私の計五名。


はじめに私が半ば冗談で「北京五輪開催を祝して乾杯!」なんて勝手に音頭をとると、Lさんから「ありがとうございます(笑)」というお言葉。
そんな和やかな雰囲気で始まった。


途中、HさんとGくんが他愛も無い口喧嘩をはじめて
「そこ、日中戦争は止め止め!」なんていう場面があったりと、終始笑いながら楽しい酒が呑めた。


「あび卯月☆ぶろぐ」の方で、散々オリンピックに水を指す記事を書いたが、私はオリンピックや中共政府が嫌いというだけで、一般の中国人とは友好的に附き合ってる。
政冷経熱ならぬ、政冷人熱というわけだ。


話の中でLさんに
「五輪の開会式で少女が『祖国を讃える歌』なんてのを唄ってましたが、あれれは、中国ではみんなが知っている歌なんですか?日本でも戦前は『愛国行進曲』なんて歌がありました。見よ東海の~空あけて~旭日高く輝けば~♪ってやつ」
なんて質問をすると、
「いや、聴いたことないですね。オリンピック用に作られた歌じゃないですか?」
とのお答え。


いま、少し調べてみたらあの歌の正式名称は「歌唱祖国」というもので、文革の頃に作られた歌らしい。
歌詞は当時と若干異なり、あるサイトには「第二の国歌」なんて書かれていた。
しかし、「第二の国歌」の割にはLさん、知らなかったぜ(笑)
私の訊き方が悪かったのか、あるいは文革世代以外には馴染みの無い曲なのかも。


他にも五輪全体の感想を訊いてみると
「自分の国をというより、強い選手を応援しています」という意外な返答が。
中国人というと国家意識が強いイメージがあったけれど、色々な方がいるようです。


ところで、このLさん研究分野が昭和初期ということもあってか、日本の古い歌をよく御存知だ。
「蘇州夜曲」あたりは若い日本人でも知っている人は多いが、「東京ラプソディ」まで御存知とは驚いた。
私が藤山一郎ばりに
「花咲き花散る宵も~ 銀座の柳の下で~♪ (略)楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京~♪」
と諳んじると、頷きながら「そうそうそう」なんて云ってくれて、
日本人である武王さんとHさんの方が「え、なにその曲」というようなお顔。
そりゃそうだ、二十代で知っている方がオカシイ(笑)


そんなこんなで武王さんを含めマニアックな歌の話題で盛り上がったりもした。
「じゃ、今度は是非カラオケに行きましょう」ということで今日の呑み会はお開き。
次回は秋口あたりに「日中親善歌会」(?)が開かれる予定であります。



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補足:

そうそう、GくんとHさんの喧嘩というのは、フライドポテトを食べるHさんにGくんが「あんまり食べると太るよ」とか「そんなにムキになって大声出さなくてもいいのに(笑)」とか本当に他愛の無いもの。
喧嘩というよりじゃれ合っていた感じだった。
それにしても、Gくんは今日は無口だったなぁ。


あと、「中国」を「支那」という表記にしようかと思ったけれど、いちいち説明が面倒なので今回は中国に統一。
支那ってちっとも悪い言葉でなく、むしろ良い言葉だと思うのだけれどなぁ。
中国というとどうしても中共政府のイメージがつきまうけど、支那というと悠久の支那大陸の長い歴史と文化的な香りがする。
それに、「中華そば」より「支那そば」の方が旨そうじゃない?(笑)