東京walker 京浜運河クルーズ | tundraの世界

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羽田空港をあとにした船は今度は京浜運河に入ってゆく。

航路の標識をパチリカメラ

数多くの海鳥が羽を休めてる。

遠くにENEOSのタンカーバースが見えた。
大型タンカーが船に積み込んだ原油を降ろしている。

船名はENEOS EARTHでパナマ船籍の船みたい。



京浜運河の航路標識。

この標識を右手に見て船は進む。
京浜運河は一方通行との事だ。

京浜運河に入ると船の揺れはぴたりと治まった。

バンカー船が並走してきた。

バンカー船とは沖止めしている大型船に給油するための船だ。

船名をみると第二十八青峯山丸と書いてあった。


我々の船はバンカー船に進路を譲るために速度を落とす。
それを確認したバンカー船は観光船の前を横切って大師運河に入っていった。


大師運河入り口では巨大なLPG船が荷下ろしをしている。

船尾にはハングルが書かれてあるので韓国の船かな?

船名のHLS CITRINEで調べると Liberia船籍の船みたいだ。

撮影の4日後、船はカナダに向かって銚子沖を航行していた。

京浜運河をさらに進むと左手には扇島が見える。
扇島に新たな橋を建設していた。
現在のところ海底トンネルしか扇島にへのアクセス方法が無い。
有事の際にも島にアクセスできる様に橋を建設しているとの事だった。
その建設中の橋のシルエットをパチリカメラ

橋ってこうやって作るものなのね。。

田辺運河入り口に来ると大きな船から石炭を降ろしていた。

船名はROSSANA、LPG船と同じくLiberia船籍のBulk Carrierだとの事だ

 


オーストラリア産の石炭だとの事だ。

巨大なアンローダクレーンで石炭を船から運び出している。
今ROSSANAは神戸にいるみたい。

田辺運河の奥にはJR東日本の火力発電所があった。
首都圏の電車の電気をこの発電所でまかなっているのだろう。

そういえばJR東日本は水力発電所も所有してたっけ。


しばらく行くと駅が見えてきた。
鶴見線の海芝浦駅だ。

この駅は改札を出ると東芝の構内になってしまう。

一般の人は駅から出られない事で有名だ。

電車を絡めた写真が撮りたかったけど、残念ながら電車は出発したばかりだった。

旭運河の奥に電車の尾灯が見えた。

船は鶴見川の河口までやってきた。
JERA 横浜火力発電所の煙突のシルエットをパチリカメラ

マジックアワーなのでうまく撮れたぞ。

大黒橋が見えてきた。
そして大黒橋の向こうには横浜港の灯りが見える


大黒橋を過ぎる頃には日はとっぷり落ちた。
みなとみらいをはじめとする沿岸のビルの灯りがとても生えた。


そして船はみなとみらいのぷかり桟橋に接岸する。




羽田空港と京浜港工業地帯をめぐる約1時間半のクルージング。
とても満足のゆくクルージングだった。

贅沢を言えば、日没時間がもう少し早い1月だったら工場の灯りが綺麗だったかもしれない。

ぷかり桟橋からみなとみらい駅は徒歩で5分ほど。

時刻は午後6時30分を少し回ったところだった。

東急スクエアで夕飯を食べてから家に帰ることにする。