こんにちは、ふじおです。
今回は、現在TBS系列で放送中の「対岸の家事」の第3話(4/15放送)について感想を書きます。
このドラマは、子育てや家事に奮闘する二人のお母さんのお話です。
見ていて、「あるある!」「私もそんなことがあった!」と思うお母さんも多いのではないでしょうか?
ザ・リアル日本・育児&家事のドラマです。
主人公で専業主婦の村上詩穂(多部未華子)と、産後仕事復帰した長野礼子(江口のりこ)は、マンションのお隣さん同士。
最初は疎遠だった二人は、育児・家事の本音を語り合うことで、良き相談相手になります。
ある日、礼子の娘がおたふく風邪にかかり、仕事を休まなければならなくなりました。夫は都外へ出張中。
病児保育など預かってもらえる施設を探しましたが無く、隣りの詩穂に1日だけ預かってもらい、会社を休むための仕事の引き継ぎをすることに。
会社にも肩代わり制度があり、育児や介護で休む職員のために、その業務を肩代わりする職員に調整手当が支給されます。
礼子は肩代わり制度を使い、1週間休み、娘も回復しました。
しかし、今度は息子がおたふく風邪にかかってしまいます。
すでに1週間休み、さらにもう1週間休んで、同僚に肩代わりしてもらうことも難しく、詩穂に息子を保育してもらうよう再び依頼しました。そして保育の対価として8万円を詩穂になかば強引に渡します。
無事乗り切った礼子に、詩穂は8万円は受け取れないと返金します。
詩穂は礼子と話す内、「肩代わり」という言葉がどうも引っかかります。
「なんか罪悪感を覚える言い方じゃないですか? 肩代わりって。あまりいい感じがしないなぁって」「借金の肩代わりみたいに、人に何かを背負わせるっていう罪悪感がチラつきません? その言い方だと」「せっかく助け合うための制度なのに言い方が良くないです。それなら、『肩を貸す』っていうのは、どうですか?」と提案します。
「全部は無理でも、少しなら私の肩を貸せます!」と。
「やっぱ言い方って大事なんだなぁ」と詩穂自身も言っていますが、同じ意味合いでも、ポジティブな言い方の方が、ポジティブに受け取れます!
「肩を貸す」ってなんて良い響きなんだろう。そこには優しい思いやりがある気がします
お母さんが子育てや家事などを全て背負い込むことはありません。
周囲の人や専門施設などに、頼めるところ、頼れるところはお願いしていいんです。
だって、子育ては一人でするものではなく、夫婦や地域や社会でするものですから
私はそうあってほしいと思います。
つな館に頼れるところはご相談ください
5/18の33cafeで、ぜひお待ちしています。