こんにちは、ふじおです。
2024年12月7日(土)、第2回の際に私も関わっていた岡山きょうだい会の「第5回リアルボイスTODOKERU発表会&SHIRITAI勉強会&学生福祉国会in岡山」に参加してきました!
毎年開催され続けて、今回で5回目、5年です。スゴイことです。
リアルボイスは、障害のある兄弟姉妹を持つ「きょうだい」達の声から私達を取り巻く社会に気付くイベントです。
このイベントをきっかけにもっと「きょうだい」のことを知っていただきたいです!
午前のリアルボイスTODOKERU発表会では、きょうだい達の思いを、演劇形式で解りやすく毎年演じています。
「ヤングケアラー」や「発達障害」という言葉が一般的に認知されるようになりましたが、「区別するための言葉となっているような気がする」「助けるための言葉が、本質を解りにくくしている」という台詞にドキリとしました。
きょうだいは、本当の感情を隠したまま自分の気持ちを偽り成長します。それはきょうだいにとって当たり前すぎて、時として無自覚です。
そういったきょうだいの無意識の感情を演劇を通して知ってほしいと思います。
午後のリアルボイスSHIRITAI勉強会ではトークセッション&座談会に参加しました。
支援者の福田さんがインフルエンザに感染してしまい、急遽当事者の増田さんときょうだいの親の長谷川さんによる座談会になりました。
午前の発表会(演劇)にもあったように、きょうだいは自己肯定感が低いようです。そういったきょうだいの境遇を、私たちは自分事として捉え、親などの周囲の人たちがきょうだいをサポートすることが求められています。
親である長谷川さんは、きょうだいである我が子に対して、「どうしても障害のある子の方により愛情を注いでしまった。今過去に戻れるなら、無理をしてでも両方の子に同じように愛情を注ぎたい」と言われていました。
なかなか両方に同じように愛情を注ぐことは、言うのは簡単ですが、実際はなかなか難しいです。母親一人では無理です。
やはり夫婦が連携して対処しないといけないと思います。
最後に「あいサポート」運動の講座にも参加しました。毎年参加しているので、今回で5回目です。
毎年復習のつもりで受講しています。
今年9月に、早島町でも「手話言語条例」が制定され、岡山県下の全市町村で「手話言語条例」が制定されたことになります。
この快挙は全国初です!
聴覚障害者にとって、さらに住みやすい街になってほしいと願っています。
増田さんはいろいろなメディアできょうだいのことを発信されています。
お近くの会場で講演会等をされていたら、皆さん、ぜひご参加ください