こんにちは、ふじおです。

今回は現在フジテレビ系列で放送中の「アンメット ある脳外科医の日記」の第2話(4/22放送)について感想を書きます。

主人公の川内ミヤビは脳外科医ですが、キラキラ事故をきっかけに記憶障害ガーンになってしまいます。朝起きると、全ての記憶を無くしてしまうのです。そのため、今日あったことを克明にメモノートに記録し、翌朝そのノートを本読み返して、看護助手としてその日の業務に臨んでいます。

第2話では、サッカーサッカー部のエースをしている鎌田亮介が試合中倒れ、ミヤビのいる病院病院に運ばれます。診断結果は、右脳を損傷して左半側無視という後遺症が残りました。
左半側無視で左側が認識できないことは、サッカーをする上で致命的。努力家の亮介は、サッカーができなくなり絶望します。

自暴自棄になる亮介と向き合うために、ミヤビは自分が記憶障害であることを告白し、毎晩日記をつけ、翌朝見返してから出勤していることを話し、「障害があるからって、自分の人生諦めるの悔しいからさ。亮介君も自分の可能性は自分で決めたいよね。」「サッカーサッカーを好きでいることまで諦める必要はないと思うよ。」と寄り添います。

亮介は、自暴自棄になることから自分のチームを優勝に導くことへと自分の役割を転換し、亮介のアドバイスを取り入れたチームは花火見事優勝するという話でした。

 

近年、障害を持つ人を扱ったドラマが多いように思います。

そのこと自体は、ドラマを通して障害について広く知ってもらうという意味ではとても良いことだと思います。

しかし、制作者側が注意しなければならないのは、特異(障害を持っている)だからとかキャラが作りやすいからといって安易に取り扱わないでほしいということですショボーン

当事者にとっては、曲解された扱われ方をすると、傷つくこともあります泣

そうしたことを熟考して登場人物や物語の設定をしてほしいモノです。

今回の話では、

・障害があり、それが大きなハンデになっていることは事実。しかし障害があることで全てを諦める必要はない。

・諦めてしまった時点で可能性はゼロになる。諦めなければ、可能性はゼロではなくなる。

・自分から可能性をゼロにしてはもったいない。諦めて自分から可能性の芽を摘むのは止めよう。

というメッセージが読み取れ、障害者に勇気を与える内容だったと思いました。

このドラマは原作漫画があるようですが、私は未読なので、今後の展開が楽しみです。

興味のある方は、毎週月曜日の22時から放送していますので、見て下さい。