こんにちは、ふじおです。
正月に発生した能登半島地震で被災された方々には、お悔やみ申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
2/9のNHKお昼のニュースを見ていたら、石川県加賀市の避難場所で、「2次避難所に導入“しゃべる点字ブロック”」として、「コード化点字ブロック」なるものを紹介していました。
何やらスマホで点字ブロックを読み取ると音声案内が流れるとのこと!
早速調べてみました。
コード化点字ブロックとは、金沢工業大学の松井くにお教授が開発した音声情報提供システムだそうです。
昨年9/6のブログでご紹介した「ナビレンス」とちょっと似ています。
しかし、コード化点字ブロックの特徴は、4方向それぞれにメッセージの登録できるので、読み取る人がどの方角から来ても、今向いている方角に対応した適切な案内を提供することが可能です
また情報の更新や設置が簡単。ニュースでも従来の点字ブロックのように床ではなく、紙に印刷したコード化点字ブロックを壁に貼り、音声案内をしていました。
世界で初めて点字ブロックを開発したのは、岡山県出身の三宅精一で、初めて点字ブロックが設置されたのも岡山市です。
その発展型が今年正月に発生した能登半島地震で、いち早く活用されているなんて、素晴らしい限りです。
災害が発生した際、障害者の方は多くの困難を抱えます。
そうした困難を少しでも解消する技術が開発されることは、大きな希望となります。
技術立国日本として、こうした技術開発で世界をリードしていただきたいと思います。