こんにちは、ふじおです。
今日は『14歳の君へ-どう考えどう生きるか』(池田晶子著・毎日新聞出版刊・2006年)を紹介します。
この本のタイトルと著者を見てピンときた方、あなたはスルドい
です。

2/27のブログで紹介した『14歳からの哲学-考えるための教科書』の同著者が3年後に出版した本です。
『14歳からの哲学-考えるための教科書』は14歳以上のティーンエイジャーに向けて書かれているものの、やはり大人が読んでも少し難しい箇所がありました

この本のあとがきで著者も言っているように、「前著『14歳からの哲学』では、かなり原理的なところから、ものごとの考え方を説き起こしたので、本書は、もう少しやわらかく、ある意味では読みやすく、エッセイふうに書」かかれています

前書と同様に、同じテーマを問答形式で書かれているのですが、ずっと読みやすくなっています。
しかし書かれていることは、“疑問に思ったら自分で考えてみる”ということです。
14歳くらいになると、「死ぬということ」「生きるということ」「人生とは」などなど考え始める年頃ではないでしょうか?
この本はその手助けをしてくれると思います。
前書が取っ付きにくいなと思っていた方はぜひ、この本を読んでみて下さい。