こんにちは、ふじおです。

1月29日(火)に早島町のゆるびの舎にて開催された“誰もが安心して子育てできる温かな地域づくりを目指して2019”に参加してきました。

(一社)チカク早島拠点「ママぱれっと」とNPO法人ペアレント・サポートすてっぷの主催で、すてっぷ理事長安藤さんが「障がい児の保護者が置かれている現状と新しい支援の形」と題して講演されました。

私は現在、倉敷市特別支援学級親の会の理事をしているので、すてっぷさんの存在や「うさぎカフェ」の活動も知っていました。

つな館も保護者の子育て支援を大きな活動の柱としているので、興味深い講演テーマで、拝聴することにしたのです。

 

講演の中で安藤さんは、現在障害児に対して様々な支援や補助がなされているのに対し、障害児を持つ保護者へのサポートは充分になされていないと訴えます。

「これからどうしたら良いんだろう」「ちゃんと子育てできるだろうか」など、保護者は不安と悩みを持ち、葛藤します。

また、我が子の障害を受け入れるまでに多くの時間を要します。

自らも自閉症のお子さんを持つ安藤さんは、同じ境遇の仲間と、保護者が気軽に立ち寄れる“居場所”を作りました。

それが「うさぎカフェ」です。

「うさぎカフェ」の特徴は、粒浦に店舗があり、相談しに行っても良いし、おしゃべりしに行って良いし、ただコーヒーを飲みに行っても良い(利用は無料、飲食は有料)。

そんな気軽な“居場所”です。

一人で煮詰まる前に、試しにうさぎカフェにお茶を飲みに行ってみてはいかがでしょうか。

うさぎカフェに行きたいと思った方は、NPO法人ペアレント・サポートすてっぷのホームページをご確認ください。

場所が粒浦の住宅街の中にあるので、少し判りづらいようです。場所を事前に調べてから行った方が良いと思います。

 

そして、うさぎカフェのサポートで「ふうの実かふぇinいかしの舎」が開催されます。

日 時 2月22日(金) 10:00~15:00

会 場 早島町いかしの舎

参加費 100円

問合せ (一社)チカク 電話:080-2900-8110 E-mail:ekinotikaku@gmail.com

お近くの方はぜひ立ち寄ってみてください。

 

講演は示唆に富んでいて、安藤さんには力と勇気をもらいました。ありがとうございました。

つな館も難聴児を持つ保護者の皆さんに寄り添いながら、いっしょに子育てを考えていきたいと思っています。

ぜひ2月17日(日)の相談会へお越しください。お待ちしております。