こんにちは。つな館メンバーのふじおです。

はじめてブログを書きます。

両耳に人工内耳を装用した小学4年生の娘を持つ父です。

詳しくは「設立メンバー5名からの自己紹介です」をご覧ください。

 

さて、私は読書と映画鑑賞が趣味です。

えっ、月並みな趣味ですって…チッチッチッ!

三度の飯より本と映画が好きなんです。

2018年は書籍を160冊(内、漫画は16冊)読了、映画は96本観ました。

ね、これだけ読んだり観たりすれば、立派な趣味と言えるっしょ!

 

前置きはこれ位にして本題--。

今回ご紹介するのは齋藤孝氏の『雑談力が上がる話し方-30秒でうちとける会話のルール』(ダイヤモンド社刊 2010年)です。

筆者の齋藤先生はテレビにもコメンテーターとしてもよく見かける明大の教授です。

ご存知の方も多いでしょう。

私は齋藤先生の著書をよく読みます。

齋藤先生の考え方に共感する部分が多いことと、彼が考え出したスキル(例えば偏愛マップなど)が、多数ある著書の中に繰り返し登場するので、1冊読んで解らなかったことも、何冊も読んでいく内に理解できるからです。

さて、この本のカバーの見返しには次のように書かれています。

「雑談とは、会話を利用して場の空気を生み出す技術のこと。会話というよりも〝人間同士のお付き合い〟に近い。これからの時代、雑談力を身につけることは、強く生き抜く力を身につけることそのものなの」だと。

この本には、雑談の有用性と雑談をするためのテクニックがいろいろと紹介されています。

その中で企画会議のエピソードが出てきます。

企画を議論する際にいろいろとアイデアを出し合うのですが、それがバカバカしいことばかり。しかし、この「バカバカしい話をまじめにすると、頭がすごく柔らかくなります。」「何かひとつ共通の課題や目標を決めてそこに向かって、てんでバラバラな意見やアイデア、エピソードを出していく。出てきたアイデアにお互い乗っかり合って、話を転がしていく。みんなで同じ時間、同じ話題を共有した感覚になって、すごく後味が」良くなる言います。

また「本題とは関係のない雑談には、疲れた脳を休め、切り替え、活性化するという効果があります。煮詰まった会議などでも『ちょっと一服』というブレイクタイムを作ることで、そのあと活発な議論がおこなわれたりも」し、「心にスペースを空けるようにガスを抜いてくれる。心のデトックスなの」だとも言っています。

 

1月20日(日)9:30から水島児童館で、「聞こえの子育て相談会☆つな館」を開催します。

同じ難聴児を持つお父さんやお母さんと自分たちの体験談を元に雑談をしたいと思っています。

別に難聴の悩みを相談するのではなく、ただ雑談をしに来ていただけるだけでも結構です。

喫茶店でお茶する感覚で来ていただければ嬉しいです。

ちょっと息抜きにおしゃべりしてみませんか? ご来場をお待ちしております!