3.11が近いのでここ神戸でも防災のシンポジウムが開かれました。

今年は宮城県気仙沼市、そして四国から宇和島市の取り組みを紹介してもらいながら、阪神淡路大震災の時に陣頭指揮にあたった兵庫県の元副知事とのパネルディスカッションが行われました。

つくづく現場を知る、現場の指揮にあたって見てきた方々の意見は説得力がありました。

気仙沼はあの東日本震災では、タンクや被害にあった船から漏れ出した重油で大きな火災があり、阪神淡路の火災と重なり、テレビに釘付けになったものでした。

また、阪神淡路を振り返りながら「情報伝達の重要性」を改めて思い出しました。
当時は携帯電話もなかったんでしたね。あれから小型で、長時間使えるように技術革新が進んだんでしたね。キャリーホンを担いで、でもどうしていいかわからず、途方にくれたことを思い出しました。

また、少し復帰してきた後家庭用FAXで市からの情報を受け取ろうしたもののその一斉にながさられている量の多さを思い出し、ちょっと笑ってしまいました。

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今は防災ラジオやスマホなど多くの情報伝達のためのツールが増えました。
確かに歩きながらのスマホ操作など、問題点もありますが、当時のことを考えると、かなりのお役立ちグッズのはずですよね。改良点もまだまだあるとは思いますが‥。

まぁスマホの問題は世界的な問題のようで、日本だけということではないようです。要は使い方ですね。

地震だけでなく、水害の時など激しい雨が降り続く中で、スピーカーからの避難が聞こえないと言ったことのないように、スピーカーもかなり改良されたようです。


ロビーでは防災グッズの数々が販売、紹介されていました。この後この中の何品かは、地域の防災訓練でも紹介していただきました。

α米は以前よりも美味しくなっていますね。
パンなどの種類も増えて、良くなっています。ちゃんと用意をしておかなくてはいけませんね。
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現代社会学部 社会防災学科の展示発表。
あら、こんな学部があるんですね。
明らかに東日本震災の時にも言われたことですが、大きな震災がいつ起きてもおかしくはない活動期に入っているということなので、気をつけておかないといけませんね。

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その後、地域で行われた防災訓練に参加してきました。
しばらく前に家の前に消費期限の切れた消化器が捨てられていて、その扱いをどうすればいいのかを聞いてみようと行ってみることにしました。(ー ー;)

なるほど、消化器を扱うことの出来るホームセンターですね。まず、電話をしてそうした取り扱いが出来るかどうかを聞いてみます。ありがとうございます。

防災訓練では消化器の扱い方の他に、火災の時の煙の訓練がありました。

中は真っ白で視界はききません。(*_*)
手探りで出口まで‥。

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架設飲料水用器具の組み立て方です。

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この後、非常食として先に紹介したα米のごはんを地域ボランティアの方が作ってくださったカレーで美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ