いやぁ~、今月ほど何を読もうか迷った月はありませんでした。
40年ぶり雪が降ったことや、選んだ絵本が長いことがあったりと悩みに悩んでしまいました。
幕張にある「えほん図書館」にもお邪魔して絵本を見てみたいと思うほどでした。
悩んだ本の数々はこちらです。
- ウエズレーの国/あすなろ書房
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- ありがとう、フォルカーせんせい (海外秀作絵本)/岩崎書店
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- 小さなお城/平凡社
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- ちいさいおうち/岩波書店
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- 【1000円以上送料無料】やめて!/デイビッド・マクフェイル/柳田邦男
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- かさじぞう [ 松谷みよ子 ]
- ¥1,155
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この他にも大いに悩む素晴らしい絵本の数々がありました。
が、結局、絵本の楽しみ方を紹介してくれていると思い、
「でもすきだよ、おばあちゃん」にしました。
(実のところは、もしもの時の柳田頼みに他ならないのかもしれませんが…)ヾ(@^▽^@)ノ
水彩絵の具で描かれた印象的な絵。どれもやさしい雰囲気が伝わってきます。
そして、この絵本は右側と左側のそれぞれのページに意味があるのです。
左側には少年の気持ちが、言葉が…
そしてお友だちのおばあちゃんたちは右側に…。
主人公のおばあちゃんは認知症を患っています。
だから、お友だちのおばあちゃんのようにケーキを作ってくれたり、クルマの運転をしたり、旅行に行ったりすることができません。
しかし、少年はそんなおばあちゃんのために野原でつんだお花を届けに行くのです。
少年のおばあちゃんを思う気持ち…。
ゆり椅子にもたれかかるおばあちゃんと少年の笑顔のなかでゆったりとした静かな時が絵本いっぱいに広がります。
子どもたちの近くにもこんなおばあちゃんやおじいちゃんがいるのかもしれません。
そんな時に、やさしく声を掛け合える、この絵本のようにそんな風景もまた広がってくれるといいなぁと思いました。
本当に絵本って楽しい!
この絵本は文字は少ないのですが、絵で楽しめる絵本です。
一ページ、一ページをゆっくりと、ゆっくりとめくってほしい絵本です。
そこで、読み語り終えた後に、もう一度子どもたちとゆっくりとページをめくりながら楽しませていただきました。
来月は卒業式や終業式があったりと学校行事が多く忙しそうですが、6年生の3人にとって最後になりますね。
思い出に残る絵本を選んでみたいと思います。