あらすじ・・・・

 剣闘士伝説の街、神田とアレンを窮地に追い込むビットリオ。

身動きのとれない神田にビットリオは止めを刺そうと近づく。

しかしアレンがそれを防ごうとビットリオに攻撃を仕掛ける。

 ビットリオの鉈のような大剣は、アクマの攻撃にも耐えられるはずの

アレンの腕に大きな傷をつける。

 この大剣には、なんとイノセンスが…。

共にピンチを迎えるアレンと神田!

しかしその時、女性の声が響き渡り、ビットリオの動きを制する。

声の主はクラウディア。 やがて明かされる剣闘士伝説とは?



私なりの感想・解説・・・・

 ビットリオの剣が神田の横腹を衝いた。

体から足元に血が流れ出し、ついに神田は膝をついてしまった。

 “神田!!”

“アレンくん!”

 アレンは、神田の方に走って駆けつけた。

“とどめだ・・・”

 ビットリオは刀を振り上げた

アレンは走りながらイノセンスを発動した

ビットリオの背後から近づいたが、すぐに刀を振って吹き飛ばされてしまった

ビットリオは神田を置いてアレンのほうに向かった

神田は倒れてしまった。

アレンもすぐに起き上がり走ってビットリオのほうに向かった

リナリーが上から降りてきた

 “神田!!”

うつぶせに倒れていた神田を仰向けに起こし、心臓の音を聞いた

 “鼓動が・・・・まだ生きてる!”

“当たり前だっ・・・・誰が死ぬか・・・”

リナリーはホッとした。 ファインダーのペドラがやってきた

 “神田さん・・・”

アレンとビットリアは戦っていた

アレンはかなり押されている。

 “アクマの砲弾をいくら受けても傷つかないアレンくんの左腕が!”

ビットリオの剣にはイノセンスが宿っているのでエクソシストの対アクマ武器でも

傷ついてしまうのだ

 “何故彼はそんな剣を持っているの?イノセンスが使えるなら彼も・・・”

“適合者なんかじゃねェ・・・・奴は・・・身も心もイノセンスに囚われているんだ”

 “囚われている?”

“ビットリオがどこであの剣を手に入れたのかは分かりません

しかし、適合者のようにイノセンスのパワーを自分の意志で制御することが

彼にはできなかったようです”

 大きな力のイノセンスを前にすると彼の意思を超えてしまう。

勝ちたいと言う気持ちが・・・。 リナリーが疑問に思った

 “イノセンスの暴走?”

ペドラはうなずいた

 “だから相手のイノセンスを起こさないように神田もイノセンスを使わずに戦っていたの”

“無理だ・・・あいつじゃ・・・ビットリオにはかなわねェ・・・・”

 神田は傷を抑えて立ち上がったが、倒れてしまった

“こんな大怪我してて動けるわけ無いでしょ!!?

ちょっと見てて・・・”

アレンは息切れしていた。それでもビットリオは容赦なく近づいてくる

アレンは思い体を起こして逃げようとしたが、立てない

もう一度体を起こして、逃げようとした。

しかし、腕が動かなくなっていた。重い腕を引きずりながら後ろに下がっていった

 “イノセンス発動!”

リナリーは走ってビットリオのほうに向かい、上から攻撃をしようとした

しかし、剣で跳ね返された。

 “リナリー!”

“女とは戦わん 失せろ!”

 そう言って再びアレンのほうに近づいた

アレンはゆっくり下がりながら逃げているが、こけてしまった

アレンの前に立ち、ビットリオは剣を構えた。

 すると、上から女性の声がした

“お止めなさい!”

 2人は上を見上げると、1人の女性が立っていた

“クラウディア・・・さん・・・・ やっぱりビットリオに・・・”

 “私は帰りません いくら連れ戻しうとしても無駄です! 

戻って お父様やパレッティーに伝えてください

私は絶対に戻らないと・・・”

 “クラウディアさん・・・・ あっ!待って!!”

クラウディアは何処かに行ってしまった

止めようとアレンが立ち上がると、ビットリオに剣で止められた

そして、ビットリオも何処かに行ってしまった


満月の夜、ある一軒家に泊まらせてもらうことになった

神田は体に包帯が巻かれていて、眠っていた

その家のおばあさんが薬を作ってくれ、神田に使う事に

ファインダーのペドラがリナリーに薬を渡した

 “アレンくんは?”

”大丈夫なようです さすがに自分の左腕が動かなくなった時は

ショックだったようですが 回復してきています

一時的な神経麻痺だったようです”

 “よかった・・・”

“あの・・・・リナリーさんとアレンさんに聞いていただきたい話がありまして・・・”

 “何?”

リナリーとペドラはアレンとおばあさんのいる暖炉の前に集まった

 “ビットリオと2日間戦いつづけた神田さんは疲れきって

近くの山小屋で丸2日間眠っていました

その間 私は情報を集めるために この地方に伝わる伝説を聞いて回っていたのです

その時このおばあさんに出会って サンドラとビットリオの話を知ったのです”

 “今から1000年もの昔の事・・・この地を収めていた御領主さまにサンドラという

それはそれは美しい姫君がおられた・・・

 16歳ともなると姫との婚姻を結ぼうと 男達が現れたが

姫は、どんないい縁談であろうと決して首を縦に振らなかったそうじゃ

 “私はこの世で一番強い男の妻になります”

姫は男達の力を試すために 領主家に仕える剣闘士 ビットリオ と戦うように言われたそうじゃ

その戦いは姫が世を去ってかも続き今も尚続いているそうじゃ・・・”

 サルディーニ家は今、かつて領主の屋敷後に建っているそうだ

“つまりビットリオはクラウディアさんをサンドラ姫と思い込んで”

 “そうか! それでイノセンスを奪いに来たアクマを倒すたびに

クラウディアさんに報告にいったんだ”

 『世界一強い男は未だ現れません・・・・』

ビットリオがクラウディアの前に現れたのは一ヶ月前

アクマが遺跡周辺に現れたのも一ヶ月前 ふたつとも一致する

それまでビットリオは遺跡の中で、眠りつづけていたと考えられた。

 “戦うべき相手が現れるまで”

“戦うべき相手?”

 “ビットリオはイノセンスの剣を待っている限り これからもアクマは現れる”

“じゃあクラウディアさんは・・・”

 “ひたすら争いだけが永遠に続きかねない・・・・まるで幻想世界の一部に組み込まれてしまった

状態になっている”

 アレンはうつむいたまま話しつづけた

その頃、ビットリオは遺跡の中で火をおこして座っていた

鶏が目に入った。

クラウディアは、火の前で寝ていた。 昔の小さい頃時の頃が夢の中に出ていた

父親と楽しい毎日を吸うごしている日々が・・・・

ビットリオ前を歩いていったので目を覚ますと、手にはさっきの鶏が

そして2人は、鳥の焼いた物をかぶりついていた


朝になった。朝からアレンの声が・・・・

 “無茶です!! まだ傷が・・・”

“治った”

 神田はそう言って包帯を取った

“傷が・・・小さくなっている・・・”

神田はベッドから立ち上がった

 “どこへ行く気?”

神田はコートを羽織ながら言った

 “奴を倒してイノセンスを回収することが俺の仕事だ・・・”

“でもどうやって!? 六幻で斬っても再生するのよ?”

 “どうにかする”

ペドラが慌てて部屋に入ってきた

 “大変です!また遺跡に悪魔が現れてビットリオとやりあっています!”

神田の準備が整ったので、部屋から出ようとした

 “まだ完全に回復したわけじゃないわ せめて今日1日は安静にしていて!”

“できるか! その間にイノセンスを奪われたらどうする!?”

 “僕達がくい止めます!”

“信用できねェ!”

 “信じてください! 僕とリナリーとビットリオを!”

“ビットリオ・・・?”

 アレンは真剣な顔で神田に言った

“ビットリオは簡単には負けない 負けられない!

だから・・・・イノセンスも奪われない!”

 “アレンくん・・・?”

“だけどアクマの数が多ければ クラウディアさんが危ない 

だから僕達は彼女を守るために行きます

 神田はどうすればイノセンスを回収できるか ここでよく考えていてください!”

“考えるだ!!? 俺に指図する・・・っ!?”

 アレンは左腕のイノセンスで、神田を押し倒した

“お願いします 考えればきっといい方法が見つかります!”

 “テメェ!!!”

アレンとリナリーは走って外に出た

 “ペドラさん!彼を見張ってください!”

“はい!”

 ビットリオとアクマは戦っていた

ビットリオは次々と破壊していく

アレンとリナリーは遺跡についた

するとレベルⅡにアクマが現れた

神田はベッドに座って手を組み下を向いて考えていた

 『あの神田さんが ホントに考えている・・・』

アレンたちは走ってビットリオについていった

 “ビットリオさん!!”

ビットリオはそのアクマを一振りで破壊した

 “ビットリオさん!目を覚ましてください!

貴方はもう戦わなくていいんです! サンドラ姫はとっくの昔に亡くなっています

それを知らずに貴方は1000年も戦いつづけてきた だけどもう!”

 “姫は生きている! そして俺が勝ちつづける事を願っている

俺はその願いに答えつづけなくてはならない・・・・・こい!”

 ビットリオはアレンに剣を向けた

“目を覚ましてください! 貴方の戦いはもう終わっているんです!”

 “終わってなどいない!!”

ビットリオは刀を振るとアレンがいた地面が崩れ落ちた

リナリーは上で見ていたクラウディアのところまで走った

アレンはイノセンスを発動し戦った

 “貴方はサンドラ姫が好きだったんだ! だから他人には渡したくなかった!”

“俺は姫に仕える剣闘士!ただ姫の命令に従っているだけだ!!”

リナリーはクラウディアに交渉に行った

 “ビットリオはあなたをサンドラ姫と思い込んでいるわ彼を止められるのは貴方しかいないの!!

ビットリオを永遠に戦わせる気!? 貴方はここで彼と暮らしたいの!?”

 “それでもいい・・・”

“えっ!?”

 “ビットリオは・・・・私を救ってくれた・・・・何一つ自分じゃ決められない

囚われのみのようなあの生活から・・・最初は怖かった

何のために私の前に現れたのか分からなかったから

 でも彼はいつもただ報告するだけで静かに帰っていった

だけどあの夜・・・初めて私に尋ねてくれたの

 『なぜ泣いておられるのですか? 』

『父の言いなりで結婚するのはいや!!』

 ビットリオは私を逃がしてくれたの”

アレンは必死に戦っていた

 “剣を置いてください!!

貴方が戦いを止めなければ クラウディアさんが危ないんです!”

 “ビットリオの存在がアクマを呼ぶの!彼と静かに暮らすなんて絶対にできないのよ!!”

ビットリオはアレンの前髪をつかんで引っ張って後ろに倒した

ビットリオが刀を振り上げた

すると神田が六幻を構えて走ってきた

 “だからテメェは甘いんだ!!”

“神田? 来て!!”

 リナリーはクラウディアを連れて何処かに行こうとした

“調子に乗るな!!”

 神田はビットリオの向かったが

肩に刀が刺さってしまった。

神田の足元がふらついた

 “神田!!!”

しかし、神田はニヤリと笑って

ビットリオの腕を落とした。神田には刀がまだ刺さったまま刀の先にはビットリオの腕が。

 “剣を置かねェなら・・・・こうするしか・・・・ねェ・・じゃねェか・・・”

神田は後ろにバタンと倒れた

 “ビットリオ!!”

クラウディアは急いでビットリオの方に向かった

ビットリオは壁にもたれかかった

そして昔のことを考えていた。毎日毎日人を殺しつづけるあの日のことを・・・。

 あの頃のビットリオは、もう戦いなんて止めてしまいたかった

ビットリオはもう戦いが怖くなってしまい、負けてしまいたかった

終りにしたかった

しかし、やめてしまえば姫が誰かの物に建ってしまうのは耐えられない

だから、勝ちつづけたいと願った その時に、あのイノセンスが現れた

するとクラウディアの声が聞こえた

 “ビットリオ!ビットリオ!! ビットリオ!しっかりして!”

ビットリオの顔はさっきまでの顔とは違って、年老いていた

神は白髪になっていた

アレンは冠だの肩を支えている

 “もう戦わなくて良いのよ 一緒に静かな所に行きましょ”

“姫・・・いや・・・貴方が姫でないことは分かっていた

姫が亡くなっていた事も・・・

それでも・・・・貴方のために戦えて幸せだった・・・・

あなたは・・・貴方のために・・生きればいい・・・・

サンドラのように・・・・・”

 “ビットリオ・・・・”

クラウディアは泣いていた。ビットリオは微笑んでいた

ビットリオがニッコリ笑顔になると、そのまま目を閉じていった

そしてビットリオは倒れてしまった

 “!! ビットリオ!!”

クラウディアは大泣きをした

 “死んじゃいや! ビットリオ!!”

遺跡には彼女の鳴き声が響き渡った。


『3日後・・・・クラウディアさんはサルディーニ家に戻り 荷物をまとめ

そして再び・・・出て行った 

 彼女は自らの意思で生きていく事を選んだ・・・』



■□■□■     END     □■□■□


17話終わりました!!


神田は何とか大丈夫でしたね・・・・

この話は最後になって本当に『マテールの亡霊 編』 に似てましたね

 “貴方はサンドラ姫が好きだったんだ! だから他人には渡したくなかった!”

の所のセリフが特に!


神田は怪我をしても居ても経ってもいられないんですね

剣の使い手として?

神田のあの真剣に考える姿! めったに見られないんじゃないでしょうか!?

考えた結果、結構簡単な物で

相手の腕を切り落とせばいいという ちょっと考えればすぐに出てくるような案

でも、戦ってる時はそんな事も考えられないんでしょうね

常に、平常心じゃないと・・・・


さて! ビットリオ クラウディア 編は終わりました!

まて次回18話でお会いしましょう!


あらすじ・・・・

 コムイの元にローマでイノセンスが発見されたとの報が入る。

しかしそのイノセンスがあるという闘技場の周りには大量のアクマが存在していて中に入れず、

しかもその現場にいるはずの神田とは音信不通となってしまっているという。

 コムイからイノセンスの回収と神田の身の安全の確認を頼まれた

アレンはリナリーと共にローマへと急ぐ。

 しかしアレンたちのこれから向かう土地には千年前から生き続ける不死の剣闘士の伝説が残っていた・・・!


私なりの感想・解説・・・・

『それは今から1000年もの昔の事・・・この地を収めていた御領主さまのは サンドラという

美しい姫君がおられた・・・

 16歳ともなるとその神々しいとまでの美しさは 多くの人の話題になり

遠くギリシャ、オリエントの国々からも 姫を妻に迎えたいと望む男達が

海や山を越えて雲霞のごとく集まってきた

 じゃが姫は、どんないい縁談であろうと決して首を縦に振らなかった

それでも言い寄る男達に姫は こう申された

 “私はこの世で一番強い男の妻になります”

そして その力を試すために 領主家に仕える剣闘士 ビットリオ と戦うようにと言われたのじゃ

ビットリオは戦った世界中から集まった武芸自慢の男達と戦いつづけ

一度足りと敗れなかった その戦いは姫が世を去ってかも続き1000年後の今も続いていると言う・・・・』


雨の中、神田が現れた。神田は無言で六幻を鞘から抜いた。

目の前にはギザギザの大きな剣を持った男がいる。

その男も、剣を抜いた。

 “サンドラ姫の命により お相手いたす・・・・”

雷が鳴った。男の顔が見えた。

 “こい!”

“はぁーあっ!!”

 “たぁーっ!”


満月をバックに黒の教団があった

 “神田が行方不明に!? たしかローマに行くって・・・”

“そう・・・ ローマこうがいの遺跡で発見されたイノセンスの回収に向かったんだが

同行していたファインダーと共に1週間前から連絡が取れなくなってね

彼らが姿を消した闘技場の周りには 多くのアクマがいて

エクソシストでなければ近づく事ができないんだ

 そこでアレンくん キミに行ってもらう事にした”

アレンは内容を聞いて、神田のいるローマに向かう事にした。

地下水路にて・・・・

 アレンは支度をして、船に乗り込んだ

“いいです・・・出してくださ・・っ どうしたんですか?”

 アレンはちょっとビックリしている

“つめてくれる?”

 アレンは言われた通り横につめた

“あっ・・・えっ・・・リナリーも一緒に?”

 リナリーは、眉を立たせ、眉間にしわが寄っている。

“じゃあ出してください・・・”

ファインダーは舟をこいだ。

リナリーは黙ったまま。アレンは不安そうにリナリーの方を見た

 『なんか怒りマークが見えたような・・・コムイさんに無理に一緒にいけって言われたのかな・・・

でも あの人の事だから無理に行かせるなんて事は・・・・』

 アレンはロードとの戦いの時、リナリーに叩かれた事を思い出した


汽車のホームへ向かった

アレンはリナリーの分の荷物も持っている。リナリーは買い物をしたのか

紙袋を持っている

リナリーがスタスタ先に歩いていった。

 “あっ・・・あの・・・ そういえば一度もあれからちゃんと話してないなと思って・・・”

リナリーは足を止めた。アレンは荷物を置いて頭を下げながらこう言った.

 “あの時のこと・・・すみませんでした!

周りの乗客がアレン達のほうを見た。

アレンが頭を上げようとした瞬間、頭の上に紙袋がドスッと乗った

 “顔上げちゃ駄目・・・まだ許さないんだから”

“あ はい”

 “アレンくんは勝手だよ・・・ 自分にしかアクマの魂が見えないからって

全部背負い込んで 自分ひとり犠牲にして戦っている・・・

あたし達・・・何のために仲間なの?

 馬鹿にしないでよ! どうして一緒に戦ってくれないの!!?

嫌いよ・・・アレンくんの左眼なんか・・・嫌い・・・”

 “ごめん・・・・”

リナリーは泣きながらしゃがみ込んで顔を抑えた

アレンは頭の上の袋を持ち直した

 “リナリー 助けてくれてありがとう”

“何度だって助けてやるんだから!”

リナリーは走って汽車に乗り込んだ

ティムがアレンの肩に乗った

 “これは 許してくれたのかな?”

すると、汽車の入り口から

 “何してるの?早く乗って! これ逃すと明日までローマ行き無いのよ?”

“あっ! はい!”

 アレンは手にいっぱいの荷物を抱えて走っていった。


汽車の中にて・・・

 “千年前から生き続けているローマの剣闘士?”

“ね? 似てるでしょ? あの、500年も歌いつづけたララに・・・”

 “それじゃあこの剣闘士も・・・”

もだ分からないらしい、イノセンスが生身の人間を生かしつづけると言うのは、まだ分からない

適合者の可能性も分からない。

彼が本当に生き続けているならそれ自体が奇怪現象だという。

資料によると

1ヶ月前にアクマが表れたけれど、闘技場に入ったアクマは外に戻って来ないそうだ

それは、イノセンスをもった剣闘士に倒された可能性があると考えた。

コムイはそれを確認するために、神田をローマの競技場に送ったそうだ。


神田とファインダーは、闘技場の外の物陰に隠れていた

 “隠れてろ”

“気をつけてください”

 闘技場の周りを囲んでいたアクマが一斉に神田を見た

“いくぞ六幻! イノセンス発動!”

雷の音と共に神田はアクマを破壊した。


その日のローマは晴れた。

町の中でアレンとリナリーが そこの人たちを見ていた。

 “何でしょう 何処かの兵隊?”

“戦争でも始めるつもりなのかしら・・・?”

すると、向こうの方で喧嘩が始まった。

見ていると、後ろから賞金稼ぎと名乗る男が現れた。

 “サルディーニ家からさらわれた娘を取り返すために集められたんだよ”

“賞金稼ぎ?”

 “娘を取り返す?”

“知らねぇのか? 3日前クラウディアっていう16歳になる娘がサルディーニ家から連れ去られたって事件を

さらった男は自らビットリオと名乗ったそうだ”

 “ビットリオ!?”

“って!1000年も生きているあの剣闘士!?”

すると、賞金を獲んとするものは集合!という招集がかかった

賞金稼ぎも、足を進ませた

アレンたちもその召集に足を運んだ

夜、皆で食事が開かれた。

アレンはもくもくと、料理を皿に盛っている

 “もう!あたしたちピクニックに来たんじゃないのよ!?”

“お腹が減っては何とやらですよぉ!”

 “ほら!お嬢さんもどう?”

食事を進められた

 “あははは・・・・ 結構です”

“勇者諸君!しばし手を止め私の話を聞いてほしい!”

 そういって、誰かがみんなを向かせた

サルディーニ家の人らしい。クラウディアがさらわれてしまった話をした

この話をしているのは 16歳の娘と婚約する男だそうだ

 “婚約者?”

“16歳であんな年の行ったおじさんと?”

そして、婚約者は取り戻したら、お金を与えると言った

サルディーニ家の人はビックリしていた。

それを聞いた賞金稼ぎの人たちはやる気を出した。

 話が終わった後クラウディアの父親が怒っていた。

すると、ティムがフワフワと飛んできた

 ”!? しっ!しっ!”

“ご心配なく 悪さはしません”

 アレンたちは部屋の窓から部屋の中に入ったようだ

“こんなとこから失礼します”

 “怪しいものではありません 黒の教団です”

父親は、アレンのコートの旨にあるマークを見た

 “何!? 黒の教団? 聞いた事がある”

3人は娘がさらわれた話をした。

ビットリオは毎晩クラウディアに

 『世界一強い男は未だ現れません』

という事を、報告しに来るそうだ

父親は、ふざけるのもいい加減にしろ! とどなりつけたが娘は本当の事だと言い張ったらしい

そして3日前よりにもよって パレッティー伯爵との婚約が決まった日に

どこかに連れ去られてしまった。

すると、パレッティー伯爵が部屋の中に入ってきた

 “私と結婚すればいっかいの商人から成り上がったサルディーニ家も

貴族と縁続きになりようやく念願かなって上級階級への仲間入りができる

これ以上の親孝行は無いというのに”

しかし父親は

 “やはり私は納得できん! クラウディアは家出したんですぞ!?

もしくは ビットリオの菜を語った馬鹿な男にそそのかされたんだ!

わざわざ金を出して賞金稼ぎなど集めなくても 警察に!”

 リナリーとアレンは困った様子で顔を見合わせた

“ご心配めさるな私も無駄な金を使う気はありません 宝くじに当たった幸運なものが

それに嫉妬した別のものに襲われると言った事件は良くある事でしょう?

お父上もなり上がりの1人 その辺の事はご経験済みなのでは?”

 アレンはパレッティーを睨みつけた

“先ほどからこちらを睨んでおるあの物達は・・・?”

 “あぁ・・・なんでも黒の教団だとか・・・”

“お父上が呼ばれたのか?”

 “あっ・・・いや・・・”

“なるほど あの有名な黒の教団の方にご協力いただけるのなら賞金稼ぎなど必要ない ぜひ!”

 “お断りします!”

アレンは怖い顔で立ち上がり断った

 “クラウディアさんに戻ってほしかったら自分で探したらいいじゃないですか!

お金だの身分だの財産だの あなた達はそんな物と娘さん

どっちが大切なんですか!?

 そんだ親だから!そんな婚約者だから!彼女が逃げ出したんだ!!”

“アレンくん 行きましょ”

2人は早足で部屋を後にした

アレンはうつむいたまま黙っている

するとリナリーがクスクス笑い出した

 “何?”

“別に”

 “結局 神田の手がかりは何もつかめませんでしたね ビットリオについても・・・”

“そうね・・・”

2人は宿で寝る事にした。1つの部屋を真中でカーテンのような物で仕切ってある

 “とりあえず また明日の朝から動きましょ”

“おやすみ・・・”

 “ねぇ・・・クラウディアさんってホントに家出だったのかしら・・・”

“えっ?”

 “彼女が最初にビットリオが現れたと言い出したのが1ヶ月も前の事なんでしょ?

・・・・・・・なぜビットリオの事なんて言い出したと思う?”

 “だから・・・嫌な親から逃げ出したかったからでしょ?”

“そうかもしれないけど・・・でも もしホントに現れていたとしたら・・・”

 “何とために・・・?”

“お化けが人間に恋したとか・・・”

 “んー・・・・・それまで会った事も無いんですよ?”

“例えばの話”

 “んー・・・・・”

“おやすみ”

アレン達は眠りについた


朝になった。鳥が鳴いている

賞金稼ぎの人たちは、あの競技場に朝から足を向かわせていた

銃器みたいな物を持っていく人もいた

賞金稼ぎ達は 俺が先だ! 絶対俺がやってやる!とか言いながら走り回っていた

アレンとリナリーはは走って競技場に向かった

すると、アクマも競技場に向かっていた

 “まずい!急ごう!”

男達はビットリオを必死に探していた

すると空から銃が降ってきた。

アクマが何体もいた。 いたるところを銃で撃っていく。賞金稼ぎ達もバタバタと

倒れていく。

アレンはアクマの方に行くとすぐに発動し、破壊した

リナリーは賞金稼ぎ達を安全な場所へ誘導した

 “みんなこっちよ! 早く!”

逃げていく人の中にはもう金なんかいらねぇ!と言う人がいた

リナリーも近づいてきたアクマを破壊した

1人倒れてしまって、アクマに打たれそうな人がいた

リナリーが急いでいこうとすると、誰かに足をつかまれた

 “待ってくれ・・・あんな奴なんかどうでもいい・・・俺を守ってくれ!”

『みんな自分の事ばかり・・・』

 アレンがその人の方に生きアクマを破壊した

『それでも僕は守る! エクソシストとして』

 戦いが終わるとパレッティー伯爵から命令が下された

すると、前言っていた約束とは違い、5分の一の財産を渡すと言った

10分の1だったのに約束の倍になった

皆は驚いていたが、その中にはもうやらないと言った人もいた

あの建物の中には化け物がいるから・・・と。

しかし、アレン達の任せて自分達はビットリオをやればいいだの

考える人もいた。 その様子をパレッティー伯爵が近くで見ていた

人々は、小さな大砲を持ってきてアクマに攻撃した。

アレンとリナリーもそれに気付いてアレンが破壊した

すると シャキーンと言う音と共にアクマが真っ二つに割れて破壊した

破壊した人を見ると、男が立っていた

 “わが名はビットリオ きぼりの領主家に仕える剣闘士

サンドラ姫の命によりお相手いたす”

人々は大砲で打ち出した。しかし、全てはじき返された

そして うわーっ! という声と共に人々はどうなったか分からなくなった

アレンとリナリーはじっと見ていた

アレンが立ち上がった瞬間

 “お前じゃ無理だ”

と言う声が後ろからした

振り向くとそこには神田が立っていた

 “神田!”

“こいつは俺の獲物だ 手を出すな”

 神田は高く宙にジャンプしビットリオの前に下りた

“待たせたな・・・”

 “お相手いたす”

すると、アレンとリナリーの元に誰かが走ってきた

 “リナリーさん!”

“ペドラさん! 無事だったのね!”

 “はい どうにか・・・”

“大丈夫ですか?”

 “それより あれはイノセンスです あの剣こそビットリオを1000年もの間

生かせ続けていた奇怪の源・・・

あの2人は3日間戦いつづけていました しかしやがてアクマたちも現れて

その場を混乱し ビットリオはいつのまにか消えてしまい

神田さんも戦いつかれて この2日間はずっと眠ったままでした”

 神田とビットリオの戦っている様子を3人はずっと見ていた

“2人ともイノセンスの力は使わないのね”

 “剣の使い手としてのプライドでしょう 2日目の戦いからやめてしまった・・・・”

“僕は体アクマ武器がないと戦えないから だから神田は僕に手を出してほしくないんだ”

 神田もビットリオも息切れ

3人は真剣にその戦いを見ていた

刀と刀を合わせて睨みあっている2人

神田は刀を振り切った

そして、ビットリオから大量の血が吹き出した

しかし、しばらくすると異変が起きた

 “傷が元に戻っていく!”

“イノセンスの力?”

 すると、神田に異変が起きた

神田がゆっくり下に目をやると 横腹にビットリオの刀が刺さっている

 “そんな!!”

“神田!!”

 足元にたまっていた水が神田の足元から赤く色を変えていった・・・・・。




■□■□■     END     □■□■□



16話終わりました!!

最初から難しい話だったんで、書くペースが一気に落ちましたよ・・・・;

神田が行方不明と聞いた時はビックリでした!

あの人が行方不明になるか!?

なんて思いましたよ


なぜか、リナリーも一緒に行く事になって

リナリーはかなり怒ってましたし

船の中では気まずかっただろうな・・・・・

汽車のホームでアレンはやっと謝りましたね

リナリー泣いちゃって・・・・

すぐに、いつものリナリーに戻りましたけどね♪ (よかったっ!)


えっと・・・何伯爵だっけ・・・ 何家だっけ・・・・?

えーーーーっと・・・・・・・

パレッティー伯爵と・・・・・サルディーニ家か!

2人の会話の時が一番書く気失せました・・・・

何と言う親だ!何と言う婚約者だ! ホントにもう!!

 (この話は終り!)


腹が減っては戦はできぬ ですよ!アレンくん。


結局神田はいましたね!

 「こいつは俺の獲物だ 手を出すな」 って貴方は猛獣か!

獲物って・・・・;

2日間寝てて3日間戦ってから連絡が無かったんですね



さて!神田はどうなってしまうのか!!

次回 17話で明らかに!!


あらすじ・・・・

  イノセンスの匂いをかぎつけて集まってきたアクマたちと一戦交えたアレンたち。

しかしエルダとフレイを庇いながらの戦闘は劣勢を極め、小屋へと一時避難する。

小屋に身を潜めながら、エルダはフレイが「復活の葉」に執拗にこだわる理由を語る。

昔、火事によってフレイにとっては息子、エルダにとっては弟となる男の子を亡くしていた二人。

 フレイのこだわりはその男の子の命を復活させたい思いからくるものだった。

アレンは命の復活を願う心は千年伯爵を呼びつけてしまう…と心配する。

しかしそんなアレンをよそにフレイは単身、アクマがうろつく外へと出て行く。

 ほかでもない「復活の葉」を求めて・・・!


私なりの感想・解説・・・

 夜の教団のある部屋ではリナリーが寝ていた

ゆっくり、リナリーの目が開いた。

すると、コムイが走って駆けつけた

 “リナリー! リナリー・・・・”

“前と同じ・・・”

 “何?”

“目がさめたら 兄さんがいた・・・”

そう、あの日の事。 

 “忘れちゃったの・・・? 兄さんが教団に来た日の事”

“いや・・・覚えてるよ”

 “アレンくんは?”

“任務に出てる・・・神田くんたちとイノセンスの回収に行ったよ”

 “そう・・・”

リナリーの言い方はちょっといつもと違い、嫌な人に向かって言ったような言葉遣いだった。




その頃、ヤマの吹雪は強くなっていた。

ラビがアレンを背負って歩いている。ティムも心配そう

 “ん・・・ へっ?”

アレンが目を覚ました。

 “アレン! 気が付いたさ?”

“よかった・・・大丈夫ですか?”

ラビはアレンを降ろした

 “すっ・・・すみません!ラビ・・・自分がうけっ・・・・うわっ!?

アレンとラビは吹雪のせいで後ろに転んだ

 “だいじょーぶ?”

“はっ・・・はい”

 “ほらよ!”

ラビはアレンに手を貸した

神田は一番先頭で歩いていたが、アレン達のほうを見て

 “モヤシめ・・・・”

途中にあった、小屋の中で休む事になった。アレンは毛布に包まっている

少女がアレンの額に手を当てると

 “熱い・・・! 冷やした方がいいかもしれないわ!”

“あっ! いえ平気です・・・・”

 “無理する事ないさ!”

すると、イスに座っていた神田が

 “情けない・・・・” と言った

“一匹もアクマを倒せなかったのか・・・見つけたら逃がすな 選別しろ”

 “容赦ねぇなぁユウ アクマにも仕事仲間にも・・・”

ラビのほうを振り向いた。

 “ファインダーのミヒャエルさんは?”

“おいてきた”

 “えっ!?”

“仮にもファインダーだ 自分の事は自分でどうにかする”

アレンは立ち上がった

 “そんな!”

すると、扉が開いた。そして誰かが入ってきた

 “ミヒャエル!!”

ミヒャエルは体についた雪を払った。

 “ちょーど噂してたとこさ!”

“部屋の明かりが見えたもので”

 “さっすがぁ!”

“よかった・・・・”

 “ありがとう”

“小屋の周辺でアクマを見かけたか?”

 “いえ・・・”

ミヒャエルは首を振った

 “先に行ったか・・・”

神田は立ち上がり六幻をもった。

 “俺も行く あいつらより前にイノセンスを回収する”

“ユウ!オレも行くさ!”

父親が動き出した。神田は顔も見ずに

 “また遭難する気か?”

“俺に構うな・・・”

 “父さんが行くなら私も行く!”

“娘が撒き沿いになっても良いのか?”

父親は少し考えた

 “この吹雪の中夜は危険です!”

ラビはニッコリ笑ってアレンの頭をワシャワシャした

 “んーじゃあ!アレンはここで留守番! その体じゃぁ辛いだろ?

2人を頼むな!”

 “はい・・・”

“では私もここで待機しております”

神田とラビは外に出た

 “じゃぁ行ってくるさ!”



“仲良く遠足さ!”

 “うるさい!”

“つれないさぁーユウは・・・”

 “黙れ!”

神田は怒った。

すると、後ろの方からアクマが見ていた。

アクマたちはイノセンスを手に入れるため、作戦を練っていた

アクマはラビと神田がイノセンスを回収した所を狙う事になった。

小屋の中で、アレンは予想を立てた。

 “吹雪きの果てにあるのは おそらく復活の葉ではなくイノセンスと言う物質です

それを手に入れたとしても 息子さんをよみがえらせることはできません”

 “うるさい!”

“またアクマが待ち受けているかもしれません もう引き返してください!

アクマはエクソシストしか倒せない”

すると、後ろから娘の声が・・・

 “父さん 早く寝て朝になったら出発しましょ”

“エルダさん・・・”

 “お願い 行かせて”

アレンは目を下に落とした。

皆が眠った。エルダが火事の夢を見て目を覚ました

アレンが起きて、心配すると 

 “父さんが・・・・”

3人は急いで扉を開けて吹雪の中を見渡した

すると、雪に板の後が残っていた。ずっと向こうまで

 “まさか!”

“エルダさんは小屋で待っててください 僕達が行きます!”

 “私も行く!”

“でも・・・”

 “もうあきらめたくないの! 助けられないで後悔するのはもう嫌

あの時・・・私が父さんを止めなかったら

父さんはこんなに苦しまなくてすんだ・・・ ”

 エルダはあのときのことを凄く後悔していたそうだ

“分かりました”

 アレンは優しくエルダに微笑んだ

アレンはティムをどこかに飛ばさせた

 “ティム!頼むよ!”



今までとは全く違って、強い強い吹雪が吹いている

その先には洞窟があった

 ”ここか!”

ラビと神田は吹き飛ばされそう。

 “入ってみるさ!”

“簡単に言うな!これでは近づけん!”

 “まっ!ちっとの間なら!”

ラビは槌を高く伸ばし、振り上げた

 “判! マルモク! 木判!”

ラビは木という字を地面に叩きつけ、腕を上げて指を立てた

 “天地盤回!”

そういうと、赤い光が空まで突き抜けた。その瞬間雲が退いていった

神田は空を見上げて

 『自然物に影響を与え操作する ラビのイノセンスが持つ特殊技・・・』

神田はラビのほうを見た

 “ユウ 今のうちに中へ・・・”

すると、エルダの父親がそれを見ていた

洞窟の中は薄暗く、ゴーッという音がする

奥まで進むと、強い光が射した

光の方へ2人は走って向かった。

光を出していたのは大きな緑の木だった。

神田が近づいて上を見上げると、月が見えた

木の幹に近づいて触ろうと手を伸ばし、触れる瞬間赤い光が神田を吹っ飛ばした

神田はラビのいる所まで吹っ飛ばされた

 “ユウ!大丈夫か!?”

ラビは木の方を見ると

 “これは・・・・!?”

“あった・・・”

 後ろから声がした。ラビは振り返るとエルダの父親だった

“復活の葉だ! あった! 本当にあったんだ!”

父親は走って木に近づいた

喜んで近づいていったが また、神田同様赤い光と共に吹っ飛ばされた

息子の名前を言いながら立ち上がりまた近づいた

 “よせ!”

“危ないさ!”

今度はさっきよりも強い力で押し返され、壁にぶつかった

神田は六幻を鞘から抜いた

 “六幻 抜刀!”

強い力が神田に向いた。神田は六幻を盾にしている

 “判! マルモク!”

発動したが駄目だった。ラビは強い力にのまれた

 “くっ!駄目か・・・・”

神田は何かに気が付いた。木から白いものが飛んできた

神田はジャンプしてよけた

そして、宙に浮いた事を利用し 上から降りるのと同時に木を切った

すると、さっきまで緑だった木が一瞬にして茶色に変化した

木の幹の上には、緑に輝くイノセンスが乗っていた

 “イノセンスは確保した戻るぞ”

父親は葉っぱを踏みにじった

 “おい! それをよこせ! ヤコブを生き返らせるには復活の葉が必要なんだ!!”

“これは復活の葉ではなくイノセンスだ!”

 “とにかくよこせ!”

父親は、神田の胸倉をつかんだ

 “違うんだ!”

そう言って振り払った

 “イノセンスにお前の息子の命を甦らせる力はない あきらめろ”

父親は目を瞑った

 “残念だけどその通りさ これで気が済んださ?

なぜかは分からないけど たまたまこの何でもない木にイノセンスが宿り

葉を輝かせた それを神話の中に出てくる木だと思って 色んな奴らが葉をむしりに来たんだろうな

そのままにしていたらいずれ枯れちまう だから人を近づかせないよう

イノセンスは吹雪を吹かせたり 熱風を起こしたりしたんさ

イノセンスが守った木さ 最後までは守りきれなかったけれど”

 “いくぞ”

“あぁ”

2人は歩き出した


そして3人は中から出た

 “やっと晴れたさ!”

ラビは笑った。 しかし、神田は何かの気を感じ六幻を構え、前に出た

すると、雪の中からあのアクマが現れた

 “さぁ そのイノセンスをよこせ!”

ラビは槌を構えた

 “ちょっとさがってて”

“アクマに渡せるか!今度は逃がさんぞ!”

神田はラビにどのアクマからやるか言った

ラビはアクマの攻撃をうまく除けて、アクマに近づいた

 “大槌子槌! 満満満!”

ラビは、アクマを横から吹っ飛ばした

神田も六幻でもう一体を吹っ飛ばした

すると最後の一体が

 “情けないねぇ!”

といって、2体のアクマの吹っ飛ばされた方を振り返り、吹雪を起こした

すると、吹雪を起こしたアクマが高笑いし、3体を合体させた。

 “なるほど・・・仲間を吸収して強くなりやがったか”

“ユウより容赦ないさー”

色んな所から雪の玉や氷柱が攻撃された

 “ちっと 手ごわくなっちゃったかもね!”

ラビは槌を振り回して攻撃を防いでいる

神田は六幻を振り回して、攻撃を防いでいた

 “!!?”

神田の後ろから、エルダの父親が神田を押さえつけた

 “何をするんだ!!?”

“あれをよこせぇ!”

 “はっ!放せ!!”

そうこう言っているうちにアクマがとどめを刺そうとした

神田の方に攻撃が行った

 “ユウ!!”

運良く、倒れたので攻撃を防げた。

 “あれを!あれをよこせぇ!”

“くっ・・・・貴様・・・・!”

今度はアクマは下の方から攻撃をした。

ラビの足元が凍りついた。

 “!!しまった!!くそっ!”

神田の下半身が凍り付いてしまった。

神田は何かに気が付いて、空を見上げると ティムがいた。

 “まにあった!!”

アレンだ アレンの左眼が反応した。

 “イノセンス!発動!!”

アレンは左腕を銃に変えた

 “くらえ!!”

アクマの方に撃った。 

 ”アレン!”

アレンはアクマの攻撃をすばやくよけた

 “おい!! 俺の足を撃て!!”

“えっ!?”

 “早くしろっ!!!”

アレンは言われた通り撃った。神田はすばやく宙にジャンプした。

ラビはそれを見て

 “おーい こっちもさ!”

と頼んだ。 アレンは同じように撃った

ラビも動けるようになった

 “おっし! みんないくぜ!!”

“はい! 神田!”

 “ちっ”

ラビとアレンは横から攻撃をして、アクマの気を引きつけた

そして、神田は宙から六幻を振った。

ラビも横から槌で叩いた

アレンが最後に銃でとどめをさした

雪が爆発音と共に舞った。そして、強い風が吹いて 

ファインダーとエルダ、父親が、ティムが飛ばされそうになった

おさまると、3体の魂が飛んでいった

雪の穴がポッカリ開いた

すると後ろから

 “たのむ・・・あれをくれ・・・”

“まだ言うか!!?”

 父親は息子をよみがえらせたい気持ちでいっぱいらしい

“ごめんなさい・・・ 私が父さんの事止めたから・・・ 父さんがこんなに苦しむとは思わなかったの

だから 気の済むようにさせてあげたかった 

命をよみがえさせる復活の葉なんて無いと分かっていても・・・”

アレンが前に出た

 “貴方が救うべきなのはエルダさんじゃないんですか?

貴方は亡くなった息子さんばかり追いかけていて彼女を見ていない

生きているはずのエルダさんは 死んでいるのと変わらないんじゃないんですか!?”

エルダが父親の方に近づいた

 “私はいいの きっと父さんの方が辛いと思うから

だから 大丈夫よ父さん”

 “エルダ・・・”

そう言ってエルダを抱きしめた


“俺はイノセンスを持って先に教団に戻る”

 神田は皆に背を向けて、イノセンスを手のひらに乗せた

“あれ? 一緒に帰えんないさ?”

 “修学旅行はこりごりだ・・・”

神田は歩き出した

“じゃ!ウチらも!”

“あっ はい!”

 “我々も帰るか・・・”

“うん!”

エルダは嬉しそうに返事した

 “母さんが待っている”

アレンもその光景を見て嬉しそう



木の上に乗ったノアのスキンが

 “ちっ・・・俺が行くか”

と言っている

 “レロ?”

スキンは立ち上がった

スキンの体はバチバチ!と電気のようなものを帯びている

レロも一緒に感電・・・

すると後ろから

 “返して!”

と言う声が

 “レロがいないと退屈なんだよぉー”

“勝手におもちゃにしてろ 俺はイノセンスを追う”

レロをロードの方に投げた

 “千年公が一旦戻って来いってさぁー”

“何?”

 “なんかお仕事があるらしいよぉ”



汽車の前で挨拶をしていた

 “いろいろとありがとうございました”

“いえ”

親子は1日休んでから家に帰るそうだ

 “エルダさん さっき戦ったアクマ・・・あれは悲劇のさんぶつです

この世に呼び戻された魂は アクマになるんです”

 “まさか・・・”

“本当です 千年伯爵という男が現れても 死者を甦らせてやる言っても

耳を貸さないで下さい”

 父親はもうそんな事は思わないと言ったそして、家族で前を向いて進んでいくと誓った

そばにある命を大切にすると・・・

そして、汽車が発進した

親子はアレンたちを見送った


汽車の中では荒れんが心配していた

 “エルダサンたちに千年伯爵が近づかないと良いんですけど・・・”

“アレンが今何考えてるか分かるさ もし彼女の弟がアクマになったとしても・・・”

 “僕達は倒さなくちゃならない それがエクソシストとして生きる事を選んだものの

戦いですから・・・ でも 僕は信じています”

空は青い空だった

 “どうじゃった? アレン・ウォーカーは”

“まだ何とも・・・”

アレンの顔はまた落書き・・・

 “ただ・・・アレンの戦いは苦しい戦いになりそうさ”

ラビはペンを持って言った

 “この先ずっと・・・”

“なるほど・・・”

 汽車は真っ白の雪の中走っていった。



■□■□■     END     □■□■□


15話終わりました!!


この14・15話は見た事無かったので、楽しんで見ることができました♪

私の14話で書いた疑問は全て解決されました

よかったー


リナリーも目覚めてよかったです

「そう・・・」と言った口調がちょっと気になりますが・・・


ファインダーのミヒャエルさんは置いてきたんですね・・・

神田らしいです (苦笑)


今回、アクマが3体もいたので、どうやって書こうか大変でした

結局最後は合体したので

私は良かったです

それにしても、エルダさんの父親は何としつこいんでしょうねぇ

神田が戦ってる最中に乗りかかってくるとは!!


神田が1人で帰るといって、修学旅行はこりごりだ

と言ったのは、過去に何かあったのか、それとも、例えただけなのかな?


最後の最後でまたラビはアレンに落書きして・・・・

今度は、細いペンでしたけど



それでは! 16話でお会いしましょう!