あらすじ・・・・
剣闘士伝説の街、神田とアレンを窮地に追い込むビットリオ。
身動きのとれない神田にビットリオは止めを刺そうと近づく。
しかしアレンがそれを防ごうとビットリオに攻撃を仕掛ける。
ビットリオの鉈のような大剣は、アクマの攻撃にも耐えられるはずの
アレンの腕に大きな傷をつける。
この大剣には、なんとイノセンスが…。
共にピンチを迎えるアレンと神田!
しかしその時、女性の声が響き渡り、ビットリオの動きを制する。
声の主はクラウディア。 やがて明かされる剣闘士伝説とは?
私なりの感想・解説・・・・
ビットリオの剣が神田の横腹を衝いた。
体から足元に血が流れ出し、ついに神田は膝をついてしまった。
“神田!!”
“アレンくん!”
アレンは、神田の方に走って駆けつけた。
“とどめだ・・・”
ビットリオは刀を振り上げた
アレンは走りながらイノセンスを発動した
ビットリオの背後から近づいたが、すぐに刀を振って吹き飛ばされてしまった
ビットリオは神田を置いてアレンのほうに向かった
神田は倒れてしまった。
アレンもすぐに起き上がり走ってビットリオのほうに向かった
リナリーが上から降りてきた
“神田!!”
うつぶせに倒れていた神田を仰向けに起こし、心臓の音を聞いた
“鼓動が・・・・まだ生きてる!”
“当たり前だっ・・・・誰が死ぬか・・・”
リナリーはホッとした。 ファインダーのペドラがやってきた
“神田さん・・・”
アレンとビットリアは戦っていた
アレンはかなり押されている。
“アクマの砲弾をいくら受けても傷つかないアレンくんの左腕が!”
ビットリオの剣にはイノセンスが宿っているのでエクソシストの対アクマ武器でも
傷ついてしまうのだ
“何故彼はそんな剣を持っているの?イノセンスが使えるなら彼も・・・”
“適合者なんかじゃねェ・・・・奴は・・・身も心もイノセンスに囚われているんだ”
“囚われている?”
“ビットリオがどこであの剣を手に入れたのかは分かりません
しかし、適合者のようにイノセンスのパワーを自分の意志で制御することが
彼にはできなかったようです”
大きな力のイノセンスを前にすると彼の意思を超えてしまう。
勝ちたいと言う気持ちが・・・。 リナリーが疑問に思った
“イノセンスの暴走?”
ペドラはうなずいた
“だから相手のイノセンスを起こさないように神田もイノセンスを使わずに戦っていたの”
“無理だ・・・あいつじゃ・・・ビットリオにはかなわねェ・・・・”
神田は傷を抑えて立ち上がったが、倒れてしまった
“こんな大怪我してて動けるわけ無いでしょ!!?
ちょっと見てて・・・”
アレンは息切れしていた。それでもビットリオは容赦なく近づいてくる
アレンは思い体を起こして逃げようとしたが、立てない
もう一度体を起こして、逃げようとした。
しかし、腕が動かなくなっていた。重い腕を引きずりながら後ろに下がっていった
“イノセンス発動!”
リナリーは走ってビットリオのほうに向かい、上から攻撃をしようとした
しかし、剣で跳ね返された。
“リナリー!”
“女とは戦わん 失せろ!”
そう言って再びアレンのほうに近づいた
アレンはゆっくり下がりながら逃げているが、こけてしまった
アレンの前に立ち、ビットリオは剣を構えた。
すると、上から女性の声がした
“お止めなさい!”
2人は上を見上げると、1人の女性が立っていた
“クラウディア・・・さん・・・・ やっぱりビットリオに・・・”
“私は帰りません いくら連れ戻しうとしても無駄です!
戻って お父様やパレッティーに伝えてください
私は絶対に戻らないと・・・”
“クラウディアさん・・・・ あっ!待って!!”
クラウディアは何処かに行ってしまった
止めようとアレンが立ち上がると、ビットリオに剣で止められた
そして、ビットリオも何処かに行ってしまった
満月の夜、ある一軒家に泊まらせてもらうことになった
神田は体に包帯が巻かれていて、眠っていた
その家のおばあさんが薬を作ってくれ、神田に使う事に
ファインダーのペドラがリナリーに薬を渡した
“アレンくんは?”
”大丈夫なようです さすがに自分の左腕が動かなくなった時は
ショックだったようですが 回復してきています
一時的な神経麻痺だったようです”
“よかった・・・”
“あの・・・・リナリーさんとアレンさんに聞いていただきたい話がありまして・・・”
“何?”
リナリーとペドラはアレンとおばあさんのいる暖炉の前に集まった
“ビットリオと2日間戦いつづけた神田さんは疲れきって
近くの山小屋で丸2日間眠っていました
その間 私は情報を集めるために この地方に伝わる伝説を聞いて回っていたのです
その時このおばあさんに出会って サンドラとビットリオの話を知ったのです”
“今から1000年もの昔の事・・・この地を収めていた御領主さまにサンドラという
それはそれは美しい姫君がおられた・・・
16歳ともなると姫との婚姻を結ぼうと 男達が現れたが
姫は、どんないい縁談であろうと決して首を縦に振らなかったそうじゃ
“私はこの世で一番強い男の妻になります”
姫は男達の力を試すために 領主家に仕える剣闘士 ビットリオ と戦うように言われたそうじゃ
その戦いは姫が世を去ってかも続き今も尚続いているそうじゃ・・・”
サルディーニ家は今、かつて領主の屋敷後に建っているそうだ
“つまりビットリオはクラウディアさんをサンドラ姫と思い込んで”
“そうか! それでイノセンスを奪いに来たアクマを倒すたびに
クラウディアさんに報告にいったんだ”
『世界一強い男は未だ現れません・・・・』
ビットリオがクラウディアの前に現れたのは一ヶ月前
アクマが遺跡周辺に現れたのも一ヶ月前 ふたつとも一致する
それまでビットリオは遺跡の中で、眠りつづけていたと考えられた。
“戦うべき相手が現れるまで”
“戦うべき相手?”
“ビットリオはイノセンスの剣を待っている限り これからもアクマは現れる”
“じゃあクラウディアさんは・・・”
“ひたすら争いだけが永遠に続きかねない・・・・まるで幻想世界の一部に組み込まれてしまった
状態になっている”
アレンはうつむいたまま話しつづけた
その頃、ビットリオは遺跡の中で火をおこして座っていた
鶏が目に入った。
クラウディアは、火の前で寝ていた。 昔の小さい頃時の頃が夢の中に出ていた
父親と楽しい毎日を吸うごしている日々が・・・・
ビットリオ前を歩いていったので目を覚ますと、手にはさっきの鶏が
そして2人は、鳥の焼いた物をかぶりついていた
朝になった。朝からアレンの声が・・・・
“無茶です!! まだ傷が・・・”
“治った”
神田はそう言って包帯を取った
“傷が・・・小さくなっている・・・”
神田はベッドから立ち上がった
“どこへ行く気?”
神田はコートを羽織ながら言った
“奴を倒してイノセンスを回収することが俺の仕事だ・・・”
“でもどうやって!? 六幻で斬っても再生するのよ?”
“どうにかする”
ペドラが慌てて部屋に入ってきた
“大変です!また遺跡に悪魔が現れてビットリオとやりあっています!”
神田の準備が整ったので、部屋から出ようとした
“まだ完全に回復したわけじゃないわ せめて今日1日は安静にしていて!”
“できるか! その間にイノセンスを奪われたらどうする!?”
“僕達がくい止めます!”
“信用できねェ!”
“信じてください! 僕とリナリーとビットリオを!”
“ビットリオ・・・?”
アレンは真剣な顔で神田に言った
“ビットリオは簡単には負けない 負けられない!
だから・・・・イノセンスも奪われない!”
“アレンくん・・・?”
“だけどアクマの数が多ければ クラウディアさんが危ない
だから僕達は彼女を守るために行きます
神田はどうすればイノセンスを回収できるか ここでよく考えていてください!”
“考えるだ!!? 俺に指図する・・・っ!?”
アレンは左腕のイノセンスで、神田を押し倒した
“お願いします 考えればきっといい方法が見つかります!”
“テメェ!!!”
アレンとリナリーは走って外に出た
“ペドラさん!彼を見張ってください!”
“はい!”
ビットリオとアクマは戦っていた
ビットリオは次々と破壊していく
アレンとリナリーは遺跡についた
するとレベルⅡにアクマが現れた
神田はベッドに座って手を組み下を向いて考えていた
『あの神田さんが ホントに考えている・・・』
アレンたちは走ってビットリオについていった
“ビットリオさん!!”
ビットリオはそのアクマを一振りで破壊した
“ビットリオさん!目を覚ましてください!
貴方はもう戦わなくていいんです! サンドラ姫はとっくの昔に亡くなっています
それを知らずに貴方は1000年も戦いつづけてきた だけどもう!”
“姫は生きている! そして俺が勝ちつづける事を願っている
俺はその願いに答えつづけなくてはならない・・・・・こい!”
ビットリオはアレンに剣を向けた
“目を覚ましてください! 貴方の戦いはもう終わっているんです!”
“終わってなどいない!!”
ビットリオは刀を振るとアレンがいた地面が崩れ落ちた
リナリーは上で見ていたクラウディアのところまで走った
アレンはイノセンスを発動し戦った
“貴方はサンドラ姫が好きだったんだ! だから他人には渡したくなかった!”
“俺は姫に仕える剣闘士!ただ姫の命令に従っているだけだ!!”
リナリーはクラウディアに交渉に行った
“ビットリオはあなたをサンドラ姫と思い込んでいるわ彼を止められるのは貴方しかいないの!!
ビットリオを永遠に戦わせる気!? 貴方はここで彼と暮らしたいの!?”
“それでもいい・・・”
“えっ!?”
“ビットリオは・・・・私を救ってくれた・・・・何一つ自分じゃ決められない
囚われのみのようなあの生活から・・・最初は怖かった
何のために私の前に現れたのか分からなかったから
でも彼はいつもただ報告するだけで静かに帰っていった
だけどあの夜・・・初めて私に尋ねてくれたの
『なぜ泣いておられるのですか? 』
『父の言いなりで結婚するのはいや!!』
ビットリオは私を逃がしてくれたの”
アレンは必死に戦っていた
“剣を置いてください!!
貴方が戦いを止めなければ クラウディアさんが危ないんです!”
“ビットリオの存在がアクマを呼ぶの!彼と静かに暮らすなんて絶対にできないのよ!!”
ビットリオはアレンの前髪をつかんで引っ張って後ろに倒した
ビットリオが刀を振り上げた
すると神田が六幻を構えて走ってきた
“だからテメェは甘いんだ!!”
“神田? 来て!!”
リナリーはクラウディアを連れて何処かに行こうとした
“調子に乗るな!!”
神田はビットリオの向かったが
肩に刀が刺さってしまった。
神田の足元がふらついた
“神田!!!”
しかし、神田はニヤリと笑って
ビットリオの腕を落とした。神田には刀がまだ刺さったまま刀の先にはビットリオの腕が。
“剣を置かねェなら・・・・こうするしか・・・・ねェ・・じゃねェか・・・”
神田は後ろにバタンと倒れた
“ビットリオ!!”
クラウディアは急いでビットリオの方に向かった
ビットリオは壁にもたれかかった
そして昔のことを考えていた。毎日毎日人を殺しつづけるあの日のことを・・・。
あの頃のビットリオは、もう戦いなんて止めてしまいたかった
ビットリオはもう戦いが怖くなってしまい、負けてしまいたかった
終りにしたかった
しかし、やめてしまえば姫が誰かの物に建ってしまうのは耐えられない
だから、勝ちつづけたいと願った その時に、あのイノセンスが現れた
するとクラウディアの声が聞こえた
“ビットリオ!ビットリオ!! ビットリオ!しっかりして!”
ビットリオの顔はさっきまでの顔とは違って、年老いていた
神は白髪になっていた
アレンは冠だの肩を支えている
“もう戦わなくて良いのよ 一緒に静かな所に行きましょ”
“姫・・・いや・・・貴方が姫でないことは分かっていた
姫が亡くなっていた事も・・・
それでも・・・・貴方のために戦えて幸せだった・・・・
あなたは・・・貴方のために・・生きればいい・・・・
サンドラのように・・・・・”
“ビットリオ・・・・”
クラウディアは泣いていた。ビットリオは微笑んでいた
ビットリオがニッコリ笑顔になると、そのまま目を閉じていった
そしてビットリオは倒れてしまった
“!! ビットリオ!!”
クラウディアは大泣きをした
“死んじゃいや! ビットリオ!!”
遺跡には彼女の鳴き声が響き渡った。
『3日後・・・・クラウディアさんはサルディーニ家に戻り 荷物をまとめ
そして再び・・・出て行った
彼女は自らの意思で生きていく事を選んだ・・・』
■□■□■ END □■□■□
17話終わりました!!
神田は何とか大丈夫でしたね・・・・
この話は最後になって本当に『マテールの亡霊 編』 に似てましたね
“貴方はサンドラ姫が好きだったんだ! だから他人には渡したくなかった!”
の所のセリフが特に!
神田は怪我をしても居ても経ってもいられないんですね
剣の使い手として?
神田のあの真剣に考える姿! めったに見られないんじゃないでしょうか!?
考えた結果、結構簡単な物で
相手の腕を切り落とせばいいという ちょっと考えればすぐに出てくるような案
でも、戦ってる時はそんな事も考えられないんでしょうね
常に、平常心じゃないと・・・・
さて! ビットリオ クラウディア 編は終わりました!
まて次回18話でお会いしましょう!