EU クロマグロ漁獲枠制限など長期計画承認
毎日.jpより転載
『【ロンドン藤好陽太郎】欧州連合(EU)は27日、農相理事会を開き、大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)が06年11月の年次会合で勧告した地中海と東大西洋でのクロマグロの漁獲枠削減などの長期計画を正式に承認した。
昨年のICCATの年次会合で、10年のクロマグロの総漁獲量を06年比2割削減し2万5500トンにするほか、漁獲禁止の小型魚の対象を従来の10キロ以下から30キロ以下に引き上げることなどを勧告していた。農相理の承認により、勧告内容はEU法になる。
クロマグロは実際の漁獲量が5万トンに上り、資源の回復が大きな課題。特に大消費国の日本などに向け、小型魚を生け捕りにして太らせる「畜養」が問題視されていた。
一方、今月に開かれたICCATの年次会合で、EUは07年のクロマグロ漁獲割当量を超過したと報告した。乱獲を防止するため、EUは毎年1月末までに加盟国に詳細な漁獲計画の提出を義務付けることも決めた。
毎日新聞 2007年11月28日 10時37分』
大体、10kg以下から蓄養用として獲ってたのには絶句だよ、、、
もっと、その対象を引き上げればEUも延縄漁業に路線変更せざるを得んのですけどねえ(`∀´)笑
まあ、実際に今の需要に延縄船だけで供給するのは非常に難しい、、、
いや、無理だろうけど。
しかし、そうなれば、漁価も上がるし、資源保護にもなると思うんですけどねえ、、、
ようは、あまりにも巻網で獲り過ぎたツケなんでしょうけど。
ただ、蓄養マグロを生産してる国って、
トルコ、シリア、リビア、チュニジア、モロッコ、クロアチア、スペイン、マルタ。
そんなもんかな?
脱線しますけど、確か、2006年ドイツW杯の日本代表が前哨戦したのマルタじゃなかった?(笑)
、、、この中でEU加盟国って、スペインとマルタだけやんか?(゜д゜;)
アフリカ側はともかく、クロアチアとトルコは加盟候補国なだけだし。
以前。
と反対したのはそのトルコとアフリカ側のリビアじゃなかったかな?
なんとか、アフリカ側とEU加盟候補国にも、この長期計画に参加して欲しいもんですけどねえ、、、
問題視されてるのが、蓄養ならば、延縄船での天然マグロの漁獲は大目に見てくれませんかねえ?(笑)