日本国内でもクロマグロの規制。
フジサンケイ ビジネスアイより転載。
『 「大間の本マグロ」など最高級品として知られる日本近海のクロマグロの奪い合いに歯止めを掛けるため、水産庁が年内に漁獲規制を導入する方針を決めた。全国の漁業者から順次聞き取り調査を行った上、秋には資源状態や規制内容について話し合う検討会を設置する。
検討会は、漁業関係者のほか沿岸自治体や研究者らで構成。一定の大きさに満たない幼いマグロの漁獲を禁止することなどを軸に規制策を話し合う。ただ、日本が単独で漁獲量を減らしても、回遊するマグロを外国漁船が獲れば資源保護の効果は小さくなるため、成魚を含めた数量制限の導入は見送る公算が大きい。
近海のクロマグロ漁は、はえ縄漁や沿岸海域での一本釣りが主流。一匹一匹丁寧に捕獲されたクロマグロは、1キロ数万円もの値段が付く。しかし長崎県五島沖などで近年、成長する前の小型魚をまき網で大量に捕獲する漁業者が増加。市場では「ヨコワ」の名で売られるが、値は数千円程度にしかならない。資源枯渇と値崩れを引き起こすとして、はえ縄派が反発している。
また、鹿児島県の奄美大島などでは小型魚をいけすで育てる養殖が盛んになるなど、今や海域・漁法間で高級マグロの争奪戦が繰り広げられている。
マグロは種類にかかわらず世界的に資源の急速な減少が懸念されており、国際機関が各国の遠洋漁業の取り締まりを強化している。しかし、最大の消費国でもある日本の近海では野放し状態。趣味の釣り人も含め関係者が多く規制がどこまで徹底されるかは不透明だが、水産庁は「手を打たなくてはならない段階にきた」(資源管理部)と意欲をみせている。 』
水産庁が年内に漁獲規制を導入する方針を決めた。
やっと、動いたか、、、ってのが、正直な気持ちです(・・;)
昔、北海道の北部で取れてた大物クロマグロは現在は年間数本上がる程度まで落ち込んでいるようですし。
長崎県五島沖などで近年、成長する前の小型魚をまき網で大量に捕獲する漁業者が増加。
資源枯渇と値崩れを引き起こすとして、はえ縄派が反発している。
前にも書いた
この問題が、現実に規制されそうなので、少し嬉しいです。
延縄や一本釣の漁法って、漁獲量で見ると凄く効率悪いんですよね。
獲られる側に選択肢が在るんですから( ̄_ ̄ i)
けど、それは。
そこまでしてでも、美味い刺身を食べたい。
「魚の生食=刺身」と言う日本の食文化へのこだわりだと思います。
鹿児島県の奄美大島などでは小型魚をいけすで育てる養殖が盛んになる
趣味の釣り人も含め関係者が多く規制がどこまで徹底されるかは不透明だが
釣り人=レジャーまで規制せんでもよかろうもん?(-。-;)
そりゃあ、レジャーで巻き網するなら規制すべきだが( ̄Д ̄;;
そこまでする釣り人って居ない、、、よね?