3月2日月曜日 まだ摘出したリンパ節の検査結果が出たと連絡が来ない。
摘出したはずの頸部右側のリンパ節が腫脹している。逆側より腫れてしまった。
でも創はきれいだし、ときどき掻くことがこともあるけど、傷つけてはいない。
そして熱感はなさそう。
だるんと下に垂れる感じがあるので、水分が溜まっている印象もある。
少々心配になり、検査結果が届いたかどうかを病院に確認してみた。
すると今日届いたところだという。
腫脹のことも含めて伝え、明日の夜間診療で受診すると伝えた。
黒犬は、食欲があり、よく食べよく飲みよく出している。
3月3日火曜日
仕事を早めに切り上げて19時に病院へ
20時までやっているのがありがたいが、最近18時以降は800円お金を取るようになった。
診察室で検査結果を含め今後の治療について相談をした。
まず病理組織診断
【所見】
右下顎リンパ節(3cm×2.5cm×2cm)
リンパ節実質内では腫瘍性病変によって固有構造がほとんど不明瞭化
病変は中~やや大型(核が赤血球の1.5~2.2倍の大きさ)のリンパ球様腫瘍細胞のシート状増殖によって構成
腫瘍細胞は類円形~多角形で狭い好酸性~両染性細胞質と、明瞭な大小の核小体を1~複数個と様々な量の核クロマチンを有し、大小不同・多形成を呈する類円形~不整な形の核を持ち、高いN/C比となっている。
核分裂像は多いところで高倍率1視野中10個以上と頻繫。
病巣内では、マクロファージの散在性~巣状浸潤が散見される。
【病理組織学的評価】
中~大細胞型リンパ腫
【コメント】
組織学的にはリンパ腫と判断され、中~やや大細胞型(中~やや低分化型)
核分裂像も一部で頻繫で、いわゆる高悪性度リンパ腫と呼ばれるタイプ
今回の組織を用いて腫瘍細胞の免疫表現型を決定するには免疫組織染色が必要
免疫染色にはTリンパ球マーカーであるCD3抗体とBリンパ球マーカーがあるCD20抗体を用いる
免疫染色は有料
いろいろ難しい言葉が並んでいるが、コメント欄を読むと分かりやすい。
主治医がこのレポートの説明の前に「残念ながら高悪性度でした。」と結論からバラしてくれた。
がっかりではあるが、なんとなく予想していた。
だって、頸部の腫脹はここ数週間で見つかったもので、頸部はよく触るところだから、
何か月もかけて大きくなったとは思えない。
エコーでは腹部のリンパ節も腫脹しているので、低悪性度ではないだろうと。
中~大細胞型(中~やや低分化型)これが高悪性度だと言っている
肝臓がんの時は高分化型で進行の遅い癌だった
ちなみに肝臓がんの術後は、再発もなく血液検査も問題なく経過良好
再発して腹水貯留で体重増加しているのかと思ったが、全く違う病気だった
肝臓がんだったら、もう切除できる大きさの肝臓ではないため、完治は困難ということか
幸いなのか何なのかリンパ腫
主治医は、何度も繰り返すが、リンパ腫は抗がん剤が一番効くがんだと
副作用は当然あるが、治療効果が高いのでやった方がいいという
続けて分厚い動物医療の本をめくり、治療について説明してくれる
かなり内容を忘れてしまったのだが、2パターンの治療を用意していると
1剤の抗がん剤を3週間ごとに投与する方法と
5剤の抗がん剤をローテーションで26週投与するパターン
1剤の場合、70%(?)くらいの確率で効果が認められ、平均して8か月くらいの延命ができる
このあたりの情報がうる覚え
5剤の場合、90%くらいの確率で効果が認められ、平均して12~13か月の延命ができる
なにも治療をしない場合、余命1~2か月
この話を聞いたら、5剤を選ぶしかないなぁ
1年も寿命延びるならやりたい、寛解の可能性もあるならなおのことやりたい
1回の治療で2~3人の諭吉先生が旅立たれる
トータルで40人~
途中、白血球数が低下したりすると入院になったり、副作用が強すぎて
抗がん剤治療ができなくなることもあるという
レポートの最後に、Tリンパ球マーカーとBリンパ球マーカーのくだりがあるが、
これは、さらにリンパ腫の種類を特定する検査らしい
Tリンパ球の方が抗がん剤が効きやすく、Tリンパ球の割合の方が多い
主治医はおそらくTだと思うが、確定しておいた方が今後の治療に役立つので検査したいという
よっぽど運が悪くなければTだと
黒犬、結構運が悪い気がするのだよ
Bだったりして
14000円支払って追加検査をお願いした
切除した方の頸部は、水が溜まっているだけだった。
道理で熱感もないし、硬さもないはず
主治医が最初に見た時は、またリンパが腫れたかもしれないと言っていた
頸部のリンパっていくつもあるらしく、今回摘出したのは1つだから
また別のリンパが腫れることも考えられるらしい
摘出した空間に水が溜まるって、細胞の再生能力というのか、代謝能力というのかそういうのが低下しているのかな
肝臓がんの手術の時も、切除した空間に胃が落ち込んで肝臓と癒着してしまい、再手術をしている
黒犬、相変わらず丸々に太り、つやっつやの黒光りなのだ