私の実家は
父、母、兄、姉、私、祖父、祖母で暮していました。
時々にわとり、たまに犬、最後に猫もいたりしました。
こうやって見ると母は本当に偉大です。
超モラハラ祖父が亡くなって
すっかり気の緩んだ祖母。
祖父が亡くなる前
祖父と仲の悪かった父が、新居を離れたところに建てたので
そちらに迎えて
日頃の生活は完全に母にお任せにもなり
どんどん祖母は、物忘れがひどくなり
あっという間にアルツハイマーの診断が出ました。
元の家に帰ると言ってフラフラ外に出たり
攻撃的にもなりました。
お金は常に大切に持っていた。
なんとか父と母と祖母で生活をしていたけど
どんどんひどくなる祖母。
父は勿論
私のことも分からなくなってきていました。
何故か旦那と母は覚えていたな…。
そしてついに噛み付いたり、叩いたりをするようになって
暴言もすごくて
ついに父が祖母の頭を叩いたんですね。
その一回で、施設にお願いしようと決めた父でした。
ひとつ屋根の下で、一緒に暮らすって当たり前のようで大変なことです。
どんな存在でも、どんな人でも
今、普通に暮しているけど
その時がきたら、迷いなく離れるんだろう。
フラットに物事を考えていきたい。
施設にお見舞いに行ったとき
次女がまだ首も座ってない頃だったので
祖母は勿論、他の入居者のお年寄りは大喜び。
ほとんどの方が黙ってテレビを観てただけなのに
その場に子供が登場するだけで
一気に活気が溢れるんです。
何かを忘れてしまっても
赤ちゃんって最強だなと思いました。
祖母が抱っこしたまま、なかなか返さなくて焦りました笑。