Bohemian Rhapsody | 妻の言うに向山も動く

妻の言うに向山も動く

アラフォー夫婦と娘の3人家族。
育児記録と日常を綴ります。

またしても映画の話になっちゃいますが、先日兼ねてから夫が観たがっていた映画を観に行きました。
公開第一週から動員、興行収入共に異例の右肩上がりで今や100億円を越したと話題の映画。
【ボヘミアン・ラプソディ】
率直な感想、すごく感動しましたえーん
 
私と夫を繋ぎ合わせたのはRockと言っても過言ではない程、二人共通の趣味は音楽です♬
それぞれ好きなバンドはいますが、わりと好みも合うので、フェスやLiveも数えきれないくらい一緒に行きました口笛
 
そんな夫が公開直後から気になっていた伝説のバンドQueenと、そのフロントマンであるフレディ・マーキュリーの軌跡を描いたこの作品。
私はQueen全盛期の世代からはずれているので、代表曲を何曲か知っている程度だったし、どんなバンドでフレディがどんな人間なのかは全く知りませんでした。前評判やレビューなんかも一切チェックせず、着の身着のまま映画館へ…
平日だったにも関わらず、座席は超満員!びっくり
観に来ている人も40、50代くらいの方が多く、赤髪のcoolな女性や、革ジャンを着たグレイヘアの男性などカッコイイ紳士淑女が目立ちましたキラキラ
 
ざっくり内容に触れると…
若かりし頃のフレディがメンバーと出逢い、Queenを結成後、どういった過程で伝説的なバンドへ変貌を遂げたのか。表題にある「Bohemian Rhapsody」という曲が出来るまでの経緯や、当時の恋人や家族との関係。メンバーとの確執。人間模様やフレディ自身の苦悩や孤独、病気発覚などを時系列で追っていく内容になっています。
 
鑑賞前、夫にふざけて、「嗚咽するくらい泣くかもしれないから、ハンカチ出しとけば?ニヤリ」とか言っていた私。
劇中、1985年に開催された20世紀最大と言われるチャリティーコンサートLIVE AIDの再現があるのですが…そこで「Bohemian Rhapsody」が歌われ始めた途端、嗚咽しながら泣く私(´;ω;`)ウッ…
涙腺崩壊してヤバかったですあせる
周りの方々もわりと泣いていて、あの一体感はなんとも言えない空気でした。
 
当時を知る人には賛否両論もあるそうですが、その世代じゃなかった若造としては、この映画をきっかけにQueenというバンドを知れて良かったですね。夫について行って正解でした照れ
劇中に流れていなかった曲も色々聴いてみようと思います!
 
あの時代、LGBTQを理解してもらうには今より大変だったはず。その背景も個人的に考えさせられました。
フレディの晩年を付き添った恋人、ジム・ハットン。そして悪役として描かれたフレディの付き人ポール、二人ともフレディと同じ病になって亡くなったそうです。形は違えど、フレディと共に生きた二人。この二人もそれぞれ苦悩があったんだろうと思います。
日本では未だ偏見も多い、この問題。
生産性、とかあまりにも下劣な発言をした政治家がいましたが、私は一人の人間として彼ら彼女らの存在を肯定したいです。一番苦しんでいるのは本人達だろうから。
どんな形であっても認めあえる関係から世の中は変わるはず。
みんなが自分らしく生きやすい社会になって欲しいです。
 
帰宅後、夫が落書きしたフレディ星
 
 
Anyway the wind blows…
 
 

「Bohemian Rhapsody」の歌詞、深い。